「1日5食で痩せる!?」現役医師YouTuberが教える「内臓脂肪を落とす」のにおすすめの食べ物

東京ウォーカー(全国版)

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今、もっとも勢いのある現役医師YouTuberの一人、ドクターハッシー。内科・総合診療医として訪問診療も行っている

1日5食が効果的!? 日頃の食事の回数や食べる順番を見直そう

「メタボの怖さが伝わってきたかと思います。見た目だけでなく、健康の側面からも、お腹周りはすっきりしているのが一番です。

ところで、1日2食と1日5食、どちらが太りやすいと思いますか?意外かもしれませんが、1日2食のほうが太る可能性が高いです。理由は血糖値 (※)にあります。

メタボのリスクを軽減させたいなら、血糖値の上昇を抑えること!これがすべてです!ほとんどのお医者さんが同じ意見だと思いますが、理想の血糖値は100です。100を下回ると低血糖で脳が働かなくなるので、低すぎてもいけません。

血糖値が高くなると、すい臓からインスリンというホルモンが分泌されて数値を下げようとします。このインスリンが血糖値を下げる過程で、血中の糖分を脂肪に変えて体に貯め込みます。これが太る仕組みです。食事をすると血糖値は上がります。でも、食べ方次第で血糖値を100前後にキープすることができるのです」

※血液中に含まれるブドウ糖(グルコース)の濃度のこと。食事で摂取した炭水化物などが消化されてブドウ糖になると、小腸で吸収されて血液の中に入り、血糖値が上昇する


「プロサッカー選手は1日5食の生活を送っている方が多いようです。一度に摂取する栄養を減らすことで血糖値の上昇を防ぎ、理想的な体型をキープしています。まさに血糖値を上げない食べ方と言えます。

反対にお相撲さんは1日2食。一度にドカーンと食べます。だから、血糖値が上昇して太った体を作れるわけです。

念のために言っておきますが、食事を5回に分けても、いつも満腹になっていたら意味がありません。確実に太ります(笑)。1日に同じ量を食べるとして、5回に分けるか2回に分けるかの場合、5回の場合が痩せやすく、2回の場合が太りやすくなります」

そのほかのポイントとして、時間をかけてゆっくりと食べること、食事の間隔を開けることも適切な血糖値のキープにつながるそう。また、「やめたほうがいい」と注意を喚起するのが朝食を抜くこと。

「『ダイエットのために食事の回数を減らした』と、得意げに話す方がいますが、1回の食事量が増えて血糖値が上がっていれば無意味です。特に朝食を抜いて昼食を食べすぎるのは絶対にやめてください。

起床後は血糖値が低い状態です。そのまま昼を迎えてもボーっとした状態なので、作業効率は悪いですし、活動量が下がります。活動量が下がる=運動量も下がる、ということです。運動量が下がれば代謝も下がります。朝ごはんを抜くことで、残念ながら太りやすくなってしまうわけです」

「血糖値の上昇を防ぐには、食べる順番も大切です」とドクターハッシー。

「私は汁物からをおすすめします。汁物で胃袋を満たし、それから野菜など食物繊維を含んだものを食べます。これでなるべくお腹をいっぱいにするのが理想です。それから肉や魚を食べて、最後にご飯。ポイントは、糖質が多く含まれる炭水化物を最後に食べること。炭水化物が血糖値の上昇を引き起こすので、必ず最後にしましょう」

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