ちいさなジャガーの双子姉妹、一般公開スタート!静岡市立日本平動物園で昨年11月に誕生

東京ウォーカー(全国版)

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2021年11月に「静岡市立日本平動物園」(静岡県静岡市)で誕生したジャガーの双子の一般公開が、2022年3月23日からスタートした。双子の体調などを考え、当面の間は毎日時間限定で公開されている。

【写真】ジャガーらしい斑点と、あどけない表情のギャップがかわいすぎる!

2021年11月26日の深夜から未明にかけて産まれたジャガーの双子の赤ちゃんは、2頭ともジャガー特有の斑点である“梅花模様”があり、1頭目が黒色で、2頭目が黄色の種。生後しばらくしてからの検査でどちらもメスと判明した。

生後30日のころのジャガー姉妹

妹が黄色の種で、姉が通称ブラックジャガーと呼ばれる黒変種(黒色)

ジャガーは、北米南部から南米の熱帯雨林(アルゼンチン北部)に生息する、食肉目ネコ科の哺乳類。主に単独行動しながら、川沿いの森林などにすんでいる。見た目は同じく斑点(梅花模様)のあるヒョウに似ているが体格はジャガーの方が大きく、斑点の中に黒点があるのもジャガーの特徴。ネコ科の中ではトラとライオンに次いで大きく、アメリカ大陸にすむネコ科の動物としては最大だそう。ジャガーは木登りが得意で泳ぎも上手だ。

仲良く寄り添うジャガー姉妹

ジャガーの仲良し若夫婦の初めての赤ちゃん!

双子の姉妹の父親は、「天王寺動物園」(大阪市天王寺区)で2016年に産まれた「卯月小助(うづきこすけ)」。日本平動物園には2017年6月に来園した。母親は、2019年に小助のお嫁さんとして南アフリカより仲間入りした「小梅」。黒光りする毛並みが美しい、2018年生まれの黒変種の個体だ。

父親の小助。右の目元には星に見える斑点がある

母親の小梅。落ち葉をぶちまけて容器で遊ぶのが好き

今回産まれた双子は、若い2頭にとって初めての子供でもある。まだ小さいうちに来園した小梅が成長していくなかで、小助と30回以上の“お見合い”を繰り返して繁殖させた経緯があり、今回誕生した双子は同園にとっても待望の赤ちゃんとなった。なお、ジャガーの繁殖成功は同園で初めてのことなのだそう。

生後5日目。このころはモニター越しでしか見られず、双子の性別も分からなかった

スクスクと成長中のやんちゃ姉妹

姉妹の性格の違いは、妹(黄色の種)が積極的で、何にでも興味を示す。姉(黒色の種)はおっとりとしているが、小梅の口に顔を突っ込んでじゃれるなど、こちらも元気いっぱいだ。双子はお互いに飛び掛かったり追いかけっこしたりしてじゃれ合うほか、時には狩りの練習のような動きをすることもあるんだとか。最近は、屋内展示室の擬木や擬岩、産室の巣箱の上に飛び乗って遊ぶ姿も見られるようになったそうだ。

小梅にじゃれて遊ぶ妹の傍らで、のんびりしている姉

妹に比べるとおとなしい印象の姉(生後100日)

何にでも興味津々!双子の妹(生後88日)

小梅と一緒に食事中の姉妹

当面の間は、11:30から14:00までと時間制限を設けて親子を一般公開中。また、双子姉妹の名前を2022年4月10日(日)まで募集中だ(来園者が対象)。機会があれば、仲良く暮らすジャガーファミリーの様子を観に行こう!

撮影している動物園職員のカメラが気になる様子のやんちゃな妹

ジャガーの屋内展示にて一般公開中。展示場では、親子でまったりとリラックスする様子も見られる



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