「皆さんと出会えたことは運命」NMB48・梅山恋和卒業コンサートレポ!“梅山本”復活と上西怜からの手紙
東京ウォーカー(全国版)
涙なし、最後まで笑顔で「NMB48は私の青春でした」
アンコールでは、デビュー前のレッスンから卒業発表までのダイジェスト映像が流れた後、梅山が「理想どおり」というピンクのドレスで登場。
「6年前、私の卒業コンサートを開催させていただけるなんて思ってもいませんでした。加入当時はダンスや歌、笑顔でさえぎこちなくて、ずっと端っこのポジションで、公演の初日メンバーにも選ばれませんでした。悔しくてずっと泣いていた自分が嫌いでした。でも、いつもファンの皆さんが応援してくださったから、諦めずにがんばろうと思いました。私にとって皆さんの存在は本当に大きくて、今日このステージに立っているのも全て皆さんのおかげだなと思います。メンバーのみんなや、スタッフの皆さんにもたくさんお世話になりました。何があっても前だけを見て、グループのためにがんばろうという気持ちで活動していて、こんなにも愛であふれたグループはNMB48が1番なんじゃないかなって思います。
そして家族のみんなには、反抗期だったり、わがままを言ったり、たくさん迷惑をかけたと思います。でも、いつも1番に私のことを応援してくれて、ずっと支えてくれて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今日このステージで親孝行できたんじゃないかなって思います。そして、これからもいっぱい親孝行したいと思います。がんばった分、必ず明るい未来が待っていると思います。なので私も自分を信じて、第2の人生をがんばりたいと思います。NMB48は私の青春でした!アイドルになれて幸せでした!たくさんの愛を本当にありがとうございました!」
清々しい笑顔で、約5分間の卒業スピーチ。そこに涙はなかった。

ソロ曲『秘密日記』を歌い上げると、『約束よ』では、1人ずつ赤い風船を持ったメンバーが登場。間奏で梅山から「皆さんと出会えて本当に良かったです。NMB48で一緒に過ごした時間は私にとって宝物です。本当にありがとうございました!」と、メンバーに向けてのラストメッセージを送った。

上西怜「私はココナのライバルになれていたかな?」
卒業コンサートの恒例、メンバーからの手紙。メンバーを代表して、同期で共にWセンターを務めた上西怜が手紙を朗読する。
「ココナがNMB48に入ったばかりの頃は、いつも泣いていたイメージがあります。5期生としてお披露目した後のステージデビューになる前座ガールズのオーディションで、私たち2人だけ最後まで合格できなかったことがあったよね。あの日の私たちに『2人でシングルのWセンターをしたよ』と伝えたいです。同じスタートやったのに、いつの間にかココナの背中が見えなくなっていて、ソロコンサート、梅山本でのWセンター、どんどん自分の夢を叶えていくココナが、ライバルではなく憧れになっていました。あーやんが卒業して1年。私は少しでもココナのライバルになれていたかな?(梅山から『なれた』とレスポンスが)…良かった(笑)。NMB48の次世代として先頭に立ち、そして今のNMB48を背負い、引っ張ってきてくれてありがとう!6年間お疲れ様!」

梅山は「ありがとう!」と大声でお礼を伝えると、「私はNMB48のことが、皆さんのことが大好きです!そんな気持ちを込めて歌います!」と、『大声ダイヤモンド』を披露。メンバーからメッセージ入りのチェキが付いた風船を受け取っていった。


ステージの幕が下りると、Wアンコールが発動。メンバー全員で『落とし穴』を歌唱。梅山は客席に手を振り、時には投げキッスのプレゼントも!
最後に梅山は、「皆さんと出会えたのは本当に運命だと思います。本当にありがとうございました!」と挨拶。約2時間半の卒業コンサートで、涙を見せることなくステージから去っていった。

中学1年生から高校3年生の期間といえば、青春そのもの。その全てをNMB48に捧げてきた梅山恋和。卒業後は「学業に励みたい」と芸能界から引退する意向を示しているが、将来的には「お芝居の勉強もしたい」と公言。女優として私たちの前に帰って来てくれる日を心待ちにしたい。
取材・文=ポッター平井
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