“発想が変態”と話題沸騰!2カ月かけ10万回以上押印することもある「スーパーハンコアート」
東京ウォーカー(全国版)
複雑な作品であればあるほど面倒だがスゴい
――スーパーハンコアートで得意、または好きなジャンルは?
【安東】「得意」というより「すごい」という意味では、毛が多い動物はすごいです。「これをハンコで描いたの!?」というすごさと驚きがあるかなと。描くのは非常に面倒なのですが。

人の顔(髪の毛、髭、目)も結構すごいです。複雑なものであればあるほど、面倒ですがすごいと思います。そして好きなカテゴリーは、老人の顔や好きな有名人の顔とかですね。

――顔に○○な特徴があると描きやすい、みたいなことはありますか?
【安東】全顔タトゥーやモヒカンの人など、個性的な特徴がある対象物は描きやすいと思います。
――ひとつの作品を作るまでどれくらい時間がかかりますか?
【安東】A4サイズの場合、2日程度だと思います。今までで最大のサイズは、ヨコ約10メートル×タテ約2メートル。2カ月ほどかかった大作でした。
ただこれは、あくまでハンコで描く時間を換算したものです。まずは設計図のようなものを作りますし、ハンコを作る時間もありますから、トータルの制作時間で考えると、もっとかかりますね。


――各方面での反響をご自身はどう捉えていますか?
【安東】僕のような人間を、こうして取り上げていただけることは、めちゃくちゃありがたいですしうれしいです。僕は自己評価も低く引っ込み思案なのですが、承認欲求の強い目立ちたがり屋なので、InstagramやTwitterでフォローしてくださる方が増えたり展示を観に来てくれたりすると、幸せな気持ちになります。

TVでの活躍を増やし地方で展示やワークショップをやりたい
――ターニングポイントは?生活に変化はありましたか?
【安東】スーパーハンコアートを思いついたのが2008年。以来ずっとやっているので、そこは人生における大きなターニングポイントだと思います。その時の展示で、作家仲間やお客さんからたくさん褒められて自信がついたことで、漠然と「自分はアーティストなんだ」という認識を持ちました。

あと、2014年に初めてTVに出させていただいた機会も大きな転換点でした。ちっちゃい頃からTVに出る人になることが夢だったので、メディアにはもっと出ていきたいです。
――最も気に入っている作品は?
【安東】こういう答えはありがちかもしれませんが、全部です。無数に押印することで、とんでもなく愛着が湧きます。個人的な作品も、依頼いただいた制作物も、すべてが超大好きですね。


――最も反響が大きかった作品は?
【安東】2009年に作った「絶望の契約」です。今までで一番メディア露出が多い、うちのエースです。


――今後の目標を教えてください。
【安東】今までは写実的な作品が多かったのですが、昨年からドローイング作品(スーパーハンコドローイング)も始めたので、もっと作っていきたいです。あと僕は出張したことがほとんどないので、地元(憧れの凱旋)や地方に行って、展示やワークショップをやってみたいです。

そして一般の方や企業に国など、規模や大きさに限らずいろいろな依頼を受けさせていただき、いっぱい儲けていいところに住んでおいしいものを食べて、旅行したり脱毛したり整形したりしたいです。

――この記事を読んでいる人にメッセージをお願いします。
【安東】スーパーハンコアートは生で観るのが一番楽しいので、展示会やイベントにお気軽に遊びに来てください。活動の情報はSNSをチェックしていただけたらと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました!


企業広告などのご依頼はもちろん、贈り物などの個人的なご依頼も承っておりますので(A4サイズ1万円〜)、お気軽にお問い合わせください。ご連絡は公式サイトからの問い合わせやInstagram、TwitterのDMでも。
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