400人大興奮!「昼顔」上戸彩、斎藤工が大阪試写会にサプライズ登場
関西ウォーカー
2014年夏に放送され、社会現象を巻き起こした連続ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』。互いに結婚をしていながら、禁断の恋に落ちた男女の物語。ドラマの最後で別れた2人の3年後を描いたストーリーが映画『昼顔』として、6月10日(土)より公開される。その公開を記念して5月14日(日)大阪市北区の関西テレビ・なんでもアリーナで試写会が開催され、上映前に主演の上戸彩、斎藤工、そして西谷弘監督が登壇し、舞台挨拶を行った。
サプライズで登場した3人。400人の観客は3人の姿を見るや否や、悲鳴にも似た歓声をあげ、大興奮。その様子に上戸は「先日の東京での完成披露試写会より会場は小さいですが、大阪の方は一人ひとりの歓声が大きいせいか、そのときより盛り上がっている感じで、テンションが上がってきちゃいました!」と興奮気味。「ファンの皆さんがいてくださったから、3年たって続編を実現することができたというのは、とてもうれしく思います」と感謝の意を述べた。そして斎藤は「自分の俳優人生を変えてくれた大事な作品で、監督と上戸さんと、この場に来られて光栄です。大阪で関西の人の前に立つと、この地域の持つエネルギーを感じます」とコメントした。
撮影初日について上戸は「(上戸演じる紗和と斎藤演じる北野の)再会のシーンがクランクインだったんですが、目の前には北野先生がいて、一瞬にして2年前のお別れしたシーンの気持ちに戻って、心が苦しくて、涙が止まらなくなりました」と明かし「北野先生が自分の中に生き続けていたんだな、紗和の感覚も失っていなかったんだな、ということが確信できた1日でした」とすぐに役柄に戻れたという。一方斎藤は「最初の再会のシーンでは、適度な距離を保って、すり合わせみたいなものも無く始められて、こんな方と一緒に芝居が出来て幸せだなと思いました」と撮影当時を振り返った。西谷監督は役作りについて、3年というブランクがあったものの最初のテストの段階で、上戸が紗和になっていたため、細かい指示をする必要はなかったという。そして「この作品は、お芝居というよりドキュメントのような感じで見ていただければと思います」と呼びかけた。
またロケ地について上戸は「本当に景色の良い場所だったんですが、遠かったです。でも2人だけの秘密基地みたいな感じでした」と物語のシチュエーションともぴったりな場所であったことを明かした。斎藤は「本当に秘密の隠れ場みたいな場所でした。海も山もあって自然がたくさんあって、北野先生は自然の中に居ると生き生きするのでありがたかったです」と役作りもしやすい環境であったとコメントした。西谷監督は「太陽の下に出られない2人。大人だけど、少年少女のような恋愛をしている2人をイメージして探し出しました」とこだわり抜いて場所を選定したという。
上戸から最後の挨拶を無茶ぶりされた斎藤は「何も考えてないよ」と驚きつつ「この作品は深い所に誘ってくれる引力を持った作品なので、深いところで感じてください。それでは、『昼顔』の時間に浸ってください。おおきに!」と熱い思いを述べ、舞台挨拶は終了した。
映画『昼顔』は、連続ドラマで道ならぬ恋に落ちた紗和(上戸彩)と北野(斎藤工)の3年後を描いたストーリー。『容疑者Xの献身』(08年)、『任侠ヘルパー』(12年)、『真夏の方程式』(13年)など数々の作品でその演出力を高く評価された西谷弘監督がメガホンを取った作品。
【関西ウォーカー編集部/ライター南 華凛】
南 華凛
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