映画「ジュラシック・ワールド」最新作がもっと楽しくなる!この夏行きたい全国の恐竜博物館&スポット13選

東京ウォーカー(全国版)

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2022年7月29日(金)、シリーズ完結編となる新作映画「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」が公開されることで、恐竜人気が再燃。そこで今回は公開を記念し、全国から選りすぐりの恐竜施設をご紹介。迫力満点の骨格標本や化石の展示コーナーをはじめ、貴重な資料の見学のほか、体験などコンテンツは盛りだくさん!古代の地球を生きた恐竜たちの魅力に触れ、映画をさらに楽しもう。

巨大な首長竜が見もの!実物化石や復元模型で古生物がリアルに蘇る

むかわ町穂別博物館(北海道むかわ町)

ホベツアラキリュウの全身骨格レプリカ

大迫力の展示が魅力!写真はモササウルス類の生体復元模型

恐竜の全身骨格化石として国内最大の「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称:むかわ竜)が発掘されるなど“恐竜の町”として有名なむかわ町。公園の遊具や市街地のオブジェなど至る所で古生物に出合える。同地は「ホベツアラキリュウ」が発見されたことでも知られ、この貴重な化石の収蔵・展示を目的に設置されたのが「むかわ町穂別博物館」。むかわ町穂別で産出された化石を中心に保存・収蔵が行われている。

むかわ町穂別博物館。約1億〜7000万年前の中生代白亜紀の古生物の化石を中心に公開

かつて周辺が海だったことから「モササウルス類」などの海生爬虫類、「アンモナイト」といった海洋生物の化石が多く見られるのが特徴。目玉のひとつとなっているのは「ホベツアラキリュウ」の全身骨格レプリカで、全長8メートルにもおよぶ巨大な姿が来館者を驚かせる。それぞれの古生物の実物化石はもちろん、全身骨格などの復元模型も数多く展示し、当時の生きていた姿を思い浮かべながら古生物について学べる施設となっている。

■むかわ町穂別博物館
住所/北海道むかわ町穂別80-6
電話/0145-45-3141
時間/9:30〜17:00(最終入館16:30)
休み/月曜(祝日は開館、火曜・水曜休み)、年末年始
料金/入館料 大人300円、小学生〜高校生100円、未就学児無料※10人以上は団体料金
駐車場/約90台(無料)
アクセス/車=道東自動車道むかわ穂別ICより約20分
公式サイト/ https://mukawaryu.com/


宇宙や地球の歴史と共に恐竜の生態を知ろう

ミュージアムパーク 茨城県自然博物館(茨城県坂東市)

第2展示室は白亜紀の北アメリカの森林を再現。動く恐竜の模型が見もの!

ティラノサウルスの全身骨格レプリカ標本。土日祝日及び特定の日は事前予約が必要。詳細は公式サイトをご確認ください

「過去に学び、現在を識り、未来を測る」がテーマの、ほかにはない“自然史系”の博物館。エントランスを抜けると早速、世界最大級のステップマンモス「松花江マンモス」とアジア最大級の竜脚類「ヌオエロサウルス」がお出迎え!さらに進むと「進化する宇宙」から始まる展示室が5つ設けられている。それぞれの展示室で壮大な地球の歴史や自然、環境などについて学べ、第2展示室「地球の生いたち」、第3展示室「自然のしくみ」では恐竜の骨格レプリカや貴重な資料が公開されている。

ミュージアムパーク 茨城県自然博物館

アプリを使った展示ガイドシステム「ポケット学芸員」も評判だ。スマホなどの端末にダウンロードするだけで、さまざまな展示物に関する基礎知識や補足情報をテキストや画像、音声を通して分かりやすく解説してくれる。また、2022年9月19日(祝)まで、第84回企画展「昆虫展-みんな集まれ!日本のむし・世界のむし!-」が開催されている。

■ミュージアムパーク 茨城県自然博物館
住所/茨城県坂東市大崎700
電話/0297-38-2000
時間/9:30〜17:00(最終入館16:30)※土日祝日及び特定の日は事前予約が必要。詳細は公式サイトをご確認ください。
休み/月曜(祝日は開館、火曜休み)、年末年始※8月15日は開館
料金/入館料 一般540円、満70歳以上270円、高校・大学生340円、小・中学生100円、企画展開催期間 一般750円、満70歳以上370円、高校・大学生460円、小・中学生150円
駐車場/約1000台(無料)
アクセス/車=園央道坂東ICより約25分、常磐自動車道谷和原ICより約20分
公式サイト/ https://www.nat.museum.ibk.ed.jp/

“かはく”の地下の展示室は巨大な恐竜ゾーン!古生物の進化を楽しく学ぼう

国立科学博物館(東京都台東区)

全身骨格が並ぶ空間は迫力満点画像提供:国立科学博物館

上野公園内にある国立科学博物館画像提供:国立科学博物館

1877(明治10)年に創立された日本で最も歴史のある博物館のひとつ。動物の標本や月の石などさまざまな展示を行い、地球や生命、科学技術史を詳しく学ぶことができる。

アロサウルスの全身骨格は全長7.1メートル画像提供:国立科学博物館

恐竜に関する展示は「地球館」地下1階。「恐竜の謎を探る」をテーマに、竜盤類恐竜と鳥盤類恐竜について詳しく解説している。「トリケラトプス」「ティラノサウルス」など巨大な全身骨格が多く展示され、館内の雰囲気と相まってワクワク感が止まらない。解説映像も公開されており、発見から発掘、クリーニング、研究、骨格の復元と展示までの道のりを知ることができ、研究者目線で“恐竜の謎を探る”解説も面白い。

2020年4月には、自宅にいながら展示を観賞できる新コンテンツ「おうちで体験!かはくVR」が登場。さらに2022年4月には、常設展示に「日本の海洋研究」コーナー(地球館2階)が新設されるなど注目のニュースが続々!

■国立科学博物館
住所/東京都台東区上野公園7-20
電話/050-5541-8600(ハローダイヤル)※事前入館予約制
時間/9:00〜17:00(最終入館16:30)
休み/月曜(祝日は火曜)、12月28日〜1月1日
料金/入館料 一般・大学生630円、高校生(高等専門学校生含む)以下、65歳以上無料ほか
駐車場/なし(近隣に有料駐車場あり)
アクセス/JR上野駅より徒歩約5分
公式サイト/ https://www.kahaku.go.jp/
※事前入館予約制

壮大な地球の生い立ちから分かる恐竜の生態に興味津々!

神奈川県立 生命の星・地球博物館(神奈川県小田原市)

エントランスで迎えるのは、中生代白亜紀に陸、海、空に生息した生物たち

地球の誕生から恐竜など生き物の進化の過程を詳しく解説

「生命の星・地球」をテーマとした自然史博物館。地球の誕生から現在までの46億年にわたる地球の歴史と生命の多様性を、時間の流れに沿って分かりやすく解説されている。巨大な恐竜から豆粒ほどの昆虫まで、1万点に及ぶ実物標本を公開。さらに地球や生命、自然との共生、地元神奈川など、それぞれを“考える”展示が訪れた人々を楽しませてくれる。

恐竜に関する資料などは「生命を考える」「神奈川の自然を考える」の2ゾーンで公開。「生命を考える」では私たちの祖先である脊髄動物や植物、魚類など生き物全般に関する解説を実施。恐竜の骨格を間近に見られ、迫力のある姿と共に特徴的な体の造りまで細かく知ることができる。

神奈川県立 生命の星・地球博物館

同館には恐竜の全身骨格が4体展示されている。そのなかでも「エドモントサウルス」は、ほぼ実物化石のパーツから組み上げられた貴重なもの。さらに七色に輝く「レインボーアンモナイト」など気になる展示物もたくさんあるので、来館時にはぜひチェックしてみて。

なお、2022年11月6日(日)まで、神奈川で発見された化石も多く展示される、特別展「みどころ沢山!かながわの大地」も開催中だ。

■神奈川県立 生命の星・地球博物館
住所/神奈川県小田原市入生田499
電話/0465-21-1515
時間/9:00〜16:30(最終入館16:00)
休み/月曜(祝日は翌平日)、年末年始、8月を除く毎月第2火曜、12〜2月の火曜
料金/入館料 20歳以上65歳未満(学生除く)520円、15歳以上20歳未満(中学生・高校生除く)300円、高校生・65歳以上100円、中学生以下無料
駐車場/110台(無料)
アクセス/車=西湘バイパス箱根口ICすぐ、電車=箱根登山鉄道入生田駅より徒歩約3分
公式サイト/ https://nh.kanagawa-museum.jp/

広大な無柱空間に展開される“ディノワールド”を体感

福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)

全身骨格のうち10体は実物を展示

「恐竜の世界」。中国四川省の中生代を再現したジオラマなどが展示されている

恐竜化石の一大産地として有名な福井県勝山市にある地質・古生物学博物館。4500平方メートルの広大な展示スペースを有し、「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」の3ゾーンを展開しており、恐竜の展示コーナーは子供から大人まで楽しく学習できるのが魅力。また、研究者も満足できるような学術的に裏付けされた細かい解説もぜひ、見てほしいポイントだ。

展示室は銀色に光る卵型のドームのなかにある

リアルな恐竜全身骨格44体に加え、1000以上に及ぶ多数の標本、大型復元ジオラマ、そして映像展示「ダイノシアター」による体感型のコンテンツを交えて、恐竜の生態や歴史を楽しく知ることができる。展示解説アプリをダウンロードすれば、音声ガイドでより詳しい解説を聞くことも可能だ。フィギュアや図鑑など恐竜グッズがそろった「ミュージアムショップ」もお忘れなく。

さらに、映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』とのコラボ企画も実施!映画の劇中シーンのパネル展示をはじめ、今作に登場するヴェロキラプトルの等身大スタチューの展示、SNS映えするフォトスポットの設置など、映画とリンクした仕掛けが、館内にたくさん登場する。

<概要>
・期間:7月16日(土)~8月31日(水)
・場所:恐竜博物館 3階 ダイノテラスほか
・内容:
①劇中シーンのパネルの展示
②「ジュラシックシリーズ」に登場する恐竜のハイエンド・スタチューの展示(ティラノサウルス・レックス、スピノサウルス、モササウルス、ブルー)
③大型スタンディ(フォトスポット)の設置
④映画の予告映像などの放映
⑤映画に登場する恐竜「ブルー&ベー夕」の等身大スタチュー展示/8月11日(祝)~8月31日(水)
⑥映画に登場する恐竜を探せラリー
⑦恐竜博物館オリジナルシールプレゼント(対象:福井県内の映画館で映画鑑賞済み半券持参の博物館入館者)

■福井県立恐竜博物館
住所/福井県勝山市村岡町寺尾51-11
電話/0779-88-0001
時間/9:00〜17:00(最終入館16:30)、夏季繁忙期は8:30〜18:00(最終入館17:30)※入場には公式サイトより事前予約が必要
休み/第2・4水曜(祝日は翌平日)、夏休み期間は休みなし、年末年始※その他臨時休館あり
料金/入館料 一般730円、大学生・高校生420円、小・中学生260円、未就学児・70歳以上無料
駐車場/1500台(無料)※「かつやま恐竜の森」内
アクセス/車=中部縦貫自動車道勝山ICより約10分
公式サイト/ https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/

新恐竜も登場!広大な緑地を活用したジュラシックワールドへ、いざ潜入!

ディノアドベンチャー名古屋(愛知県名古屋市)

「ティラノサウルス」もこの迫力!コースは所要40分程度。動きやすい服装と靴で出かけよう

「トリケラトプス」などリアルな表情を間近で見られる。新しい恐竜はコースの9〜13番、19番で出合える

ディノアドベンチャー名古屋。森を歩き、恐竜探検に出かけよう

106ヘクタールの広大な「大高緑地」を利用した体験型テーマパーク。樹木が生い茂る森の中に全長900メートルのコースを用意し、全19種類の恐竜ロボットが設置されている。全長13メートルを超える「ティラノサウルス」や全長8メートル以上の「トリケラトプス」など実物大で大迫力!さらに動きや鳴き声まで再現されたリアルな姿に親子で楽しめること間違いなし。

2022年3月に登場した新恐竜たちも探してみよう。「カルノタウルス」「カスモサウルス」「ぺンタケラトプス」「プテラノドン」「ステゴサウルス」「イグアノドン」の6体で、こちらも再現度の高さは圧巻だ。

■ディノアドベンチャー名古屋
住所/愛知県名古屋市緑区大高町文根山1-1
電話/052-693-8798
時間/10:00〜17:00、土日祝日9:00〜17:00、夏季9:00〜17:30(最終入館各60分前)
休み/月曜(祝日は翌平日)、12月29日〜1月3日
料金/入場券 大人800円、中学生以下600円、2歳以下無料
駐車場/約1500台(無料)※「大高緑地」内
アクセス/車=伊勢湾岸自動車道名古屋南ICより約8分
公式サイト/ https://www.dinoadventure.jp/

どデカい恐竜骨格に驚き!大スケールで蘇る古代の恐竜を存分に観賞

大阪市立自然史博物館(大阪府大阪市)

展示コーナーは天井が高く開放的な造りが特徴

恐竜の足跡や足の骨なども展示。実際に触れることもできる

「長居公園」内に建つ自然史博物館。恐竜の骨格標本など貴重なコレクションが保存・収蔵された大規模な施設だ。「アロサウルス」「ステゴサウルス」などの全身骨格や恐竜の頭を集めた頭骨群をはじめ、ナガスクジラの骨格標本、ナウマンゾウの復元模型といった巨大展示はとにかく圧巻。

小さい子供でも分かるように優しく解説する「キッズパネル」や、展示物に触れられる「さわってみよう」など子供向けのサービスも充実している。観賞と共に楽しめる「たんけんクイズ」も人気で、課題に挑戦すると素敵なプレゼントが!

1974(昭和49)年に開館した歴史ある博物館。子供向けのワークショップも不定期で実施


■大阪市立自然史博物館
住所/大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23
電話/06-6697-6221
時間/9:30〜17:00、11〜2月〜16:30(最終入館各30分前)
休み/月曜(祝日は翌平日)、12月28日〜1月4日
料金/入館料 大人300円、大学生・高校生200円、中学生以下無料
駐車場/523台(有料)※「長居公園」内
アクセス/車=阪神高速道路駒川出口より約10分、大阪メトロ御堂筋線長居駅より徒歩約10分
公式サイト/ http://www.mus-nh.city.osaka.jp/

超巨大な「丹波竜」がお出迎え!“新属新種”の発見に繋がった功績を辿る

丹波竜化石工房「ちーたんの館」(兵庫県丹波市)

目玉の「丹波竜」。2014年に新属新種として発見された「タンバティタニス・アミキティアエ」

頭骨パズルなど遊びながら、恐竜を学べるコンテンツがたくさん

「ちーたんの館」は、新属新種として認められた「丹波竜」を中心とした化石の展示や情報発信、体験学習の拠点施設。館内では「丹波竜」の全身骨格レプリカも公開され、その大きさは全長約15メートル!その巨大な姿はひときわ目を引く。ほかにも「シチパチ」や「ガストニア」といった恐竜の全身骨格も常時展示され、子供から大人までワクワクの恐竜探検を満喫できる。

展示コーナーのなかには「丹波竜」の発掘現場を完全再現したコーナーもある。ロマンを追い求め、発掘作業に取り組む人々の姿と共に道具なども展示され、臨場感たっぷりだ。さらに子供たちに人気なのが、化石レプリカの作成体験(土日・祝日限定)。プラスチック系樹脂を使った型取りで気軽にできるので、思い出作りにぜひチャレンジしてみては?

丹波竜化石工房「ちーたんの館」。ひょっこり顔を出す「丹波竜」が目印


■丹波竜化石工房「ちーたんの館」
住所/兵庫県丹波市山南町谷川1110
電話/0795-77-1887(丹波市教育委員会 恐竜課)
時間/10:00〜17:00、11月1日〜3月31日は10:00〜16:00
休み/月曜(祝日は翌平日)、年末年始(12月29日〜1月3日)、臨時休館日(7月19日〜22日、9月5日〜7日)
料金/入館料 高校生以上210円、小・中学生100円
駐車場/193台(無料)
アクセス/車=舞鶴若挟自動車道丹南篠山口ICより約30分
公式サイト/ https://www.tambaryu.com/

体感型ジオラマで見る古代の世界!自然や生き物の命の歩みを学べる博物館

北九州市立いのちのたび博物館(北九州市立自然史・歴史博物館)(福岡県北九州市)

1階「エンバイラマ館」。中生代・白亜紀の北九州が再現された360度体感型ジオラマを設置

今にも動き出しそうなほどリアルな骨格標本がずらり!

46億年前の地球誕生から現代に至る、自然と人間の“いのちの歩み”を壮大なスケールで展示した西日本最大級の自然史・歴史博物館。貴重な歴史資料が充実しているので、人々の暮らしの変遷を学べるのも魅力だ。

北九州市立いのちのたび博物館。※入館にはWEB事前予約が必要

そして館内に入ると巨大な恐竜の骨格標本が一堂に並ぶ迫力満点の展示を見ることができる。太古の世界がリアルに体感できる動く恐竜ジオラマには、子供から大人まで大興奮!

■北九州市立いのちのたび博物館(北九州市立自然史・歴史博物館)
住所/福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1
電話/093-681-1011
時間/9:00〜17:00(最終入館16:30)※入館にはWEB事前予約が必要
休み/年末年始、6月下旬ごろ
料金/入館料 大人600円、大学生・高校生360円、小・中学生240円、小学生未満無料
駐車場/300台(30分100円、4時間以上は一律800円)
アクセス/車=北九州市都市高速枝光出入口より約3分、JRスペースワールド駅より徒歩約5分
公式サイト/ https://www.kmnh.jp/

熊本が誇る“恐竜の町”へ!博物館の裏側を見るオープンラボにも注目

御船町恐竜博物館(熊本県上益城郡)

「恐竜たちの世界」に迫力のある骨格標本が集結

白亜紀後期の地層としては国内で最も多様な恐竜化石を産出している御船層群と、そこから発見された化石の研究や収集などを行う博物館。「ティラノサウルス」や「トリケラトプス」のほか、三畳紀から白亜紀にかけて世界中に生息していた恐竜など全19体の全身骨格が展示され、どれも見応えのあるものばかりだ。

オープンラボ。分析や標本作製など普段は見られない研究作業や、収蔵庫の中も見られる!

御船町恐竜博物館。5つのゾーンがあり、約850点の資料が公開される

展示パネルはシンプルに、必要最低限の情報だけに絞っているのもこだわり。詳しすぎて読むのに疲れないようにと考えられ、気軽に見られることで子供たちもより興味を持って観賞できる。より詳しく知りたい人は解説アプリ「キュラトリアルノート」や映像を使ったコンテンツがあるのでご安心を。

通常の展示コーナーのほかにも、バックヤードが見学できる「オープンラボ」も必見だ。発掘された恐竜化石のクリーニングといった研究作業が行われ、子供たちの知的好奇心をどんどん刺激する。毎月開催されるワークショップも要チェック!(内容は毎月異なる。詳細は公式サイトを要確認)。

■御船町恐竜博物館
住所/熊本県上益城郡御船町大字御船995-6
電話/096-282-4051
時間/9:00〜17:00(最終入館16:30)
休み/月曜(祝日は火曜)、年末年始
料金/入館料 大人500円、大学生・高校生300円、小・中学生200円、小学生未満無料
休み/なし(近隣に無料駐車場あり)
アクセス/車=九州自動車道御船ICより約10分
公式サイト/ https://mifunemuseum.jp/

花と緑のテーマパークに恐竜出現!?カートに乗って古代の世界を散策へ!

東京ドイツ村「ジュラジャーマン・ライド」(千葉県袖ケ浦市)

「カルノタウルス」(写真)。23体の恐竜が迎える本格派アトラクション

「ドイツの田園風景」をコンセプトにした千葉の人気テーマパーク。花の名所としてだけでなく、動物とのふれあいスポット、多彩な遊具などもそろっているため、特にファミリー層に人気だ。冬のイルミネーションでも評判だが、今回は恐竜アトラクション「ジュラジャーマン・ライド」に注目!

週末限定で実施され、園内中央に位置する芝生広場周辺を自動カートで巡る。コース内には機械仕掛けの恐竜たちが23体“生息”し、まるで「ジュラシック・ワールド」の世界に迷い込んだようなワクワク感を感じられる。

自動カートに乗って恐竜探検へゴー!1周10分ほど。定員は5人※未就学児は要保護者同乗

「東京ドイツ村」では季節の花々も見ごたえ満点。夏はひまわりが見頃を迎える

「プレシオサウルス」や「ティラノサウルス」などの恐竜たちが尻尾や首、口、目に至るまで細かい動きで再現され、リアルな表情を見せてくれる。大きな鳴き声まで聞こえてくれば、子供たちもびっくり!多彩なギミックで大人も大満足のドキドキの体験が待っているはずだ。

■東京ドイツ村「ジュラジャーマン・ライド」
住所/千葉県袖ケ浦市永吉419
電話/0438-60-5511
時間/入園 9:30〜17:00(最終入園16:00)※季節や天候により変更の場合あり、「ジュラジャーマン・ライド」は土日祝日のみ10:00〜16:30(最終受付)※雨天時は中止の場合あり
休み/なし※季節や天候により臨時休園の場合あり
料金/入園料 大人800円、4歳〜小学生400円ほか、「ジュラジャーマン・ライド」1周2000円
駐車場/3000台(1回1000円)
アクセス/車=館山自動車道姉崎袖ヶ浦ICより約5分
公式サイト/ https://www.t-doitsumura.co.jp/

広大な緑地にある隠れた恐竜スポット。大型複合遊具で存分に遊び尽くそう!

大高緑地(愛知県名古屋市)

大きな「恐竜すべり」に子供たちも大興奮!

若草山の芝生広場を中心に整備された“都会の中の身近なオアシス”。敷地内には四季の花が咲く和風庭園をはじめ、ゴーカートが走る交通公園、ボートで遊べる琵琶ケ池、テニスコート、野球場など多彩な施設が集結している。

「恐竜広場」は第6駐車場からすぐの場所にある

「ディノアドベンチャー名古屋」が人気を集めるなか、隠れた恐竜スポット「恐竜広場」もぜひチェックしてほしいエリア。広場には小学生までの子供を対象とした大型複合遊具が設置されており、その横では2つの恐竜滑り台がドーンと出迎えてくれる。また、すぐ近くで新幹線が眺められるのも子供たちに人気の理由なんだとか。

複合遊具も完備。緑地内ではサギソウやひまわりなど夏の花々も見ながら散策が楽しめる


■大高緑地
住所/愛知県名古屋市緑区大高町字高山1-1
電話/052-622-2281(管理事務所)
時間/9:00〜17:00※各施設により異なる
休み/月曜(祝日は翌平日)、年末年始
料金/入場無料※一部有料施設あり
駐車場/約1600台(無料※全12カ所、利用時間7:00〜19:00)
アクセス/車=伊勢湾岸自動車道名古屋南ICより約8分
公式サイト/ https://www.aichi-koen.com/odaka/

特大サイズの丹波竜が圧巻!アスレチック&スライダーで遊べる無料公園

丹波竜の里公園(兵庫県丹波市)

丹波竜のモニュメントは圧巻のデカさ!

大きな恐竜スライダーを設置するなど、遊び場としても評判のスポットだ

新属新種の恐竜「丹波竜」(タンバティタニス・アミキティアエ)の発見地周辺に整備された公園。シンボルは全長15メートルにも及ぶ、巨大な実物大丹波竜モニュメントだ。ほかにも、アスレチック&スライダーやティラノサウルスのベンチなど恐竜がモチーフの遊具がそろい、子供が楽しく遊べるスポット。公園から化石の発見地まで続く遊歩道が整備され、道中で見られる約1億1千万年前の地層・篠山層群を観察しながら散策を楽しむのもおすすめ。

発掘調査体験は土日祝日のみ、10:00〜16:00、1人500円。予約不要(平日、団体利用の場合は事前予約制)

公園で遊んだ後は敷地内にある「元気村かみくげ」にも行ってみよう!名物の「恐竜焼き」を堪能するもよし、発掘調査体験にチャレンジするなど、たっぷり恐竜を楽しむことができる。

■丹波竜の里公園
住所/兵庫県丹波市山南町上滝1913-1
電話/0795-78-0001(上久下地域づくりセンター)、土日祝日0795-78-0003(元気村かみくげ)
時間/終日開放
休み/なし
料金/入場無料
駐車場/30台(無料)※「元気村かみくげ」内
アクセス/車=舞鶴若狭自動車道丹南篠山口ICより約15分
公式サイト/ http://www.kamikuge.com/osirase.html

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の影響で随時情報が変わる場合があります。ご利用の際はできるだけ事前確認をおすすめします。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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