節約は“仕組み”を作ればストレスなし!買い物や外食で浪費しないコツとは/FIRE達成3児の父が語る節約と投資

2022年8月5日 17:01更新

東京ウォーカー(全国版)

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こんにちは。40代前半、3児の父にして2021年にFIREを達成した、みもじ( @mimojinojinsei )と申します。私は、貯金ゼロの浪費家から節約家へと転身し資産形成に専念しました。過去に働き過ぎて体と心を壊した経験から、自分の人生を見つめ直しFIREを決断。現在は資産形成のコツや自己の人生観について、Twitterを中心に情報を発信中です。

FIREを達成した3児の父が語る節約と投資


ここでは「お金を使わずに幸せな暮らしをする」をテーマに、日常的に大切な節約について、あるいは資産運用と節約の大切さ、FIRE後の生活の楽しさなどをお話ししていきます。お金の不安を取り除き、少しでも多くの方に自分らしい人生を送ってもらうことが目標です。第4回となる今回は「ストレスフリーで節約できるコツや仕組み」をお伝えします。

買い物は計画的に決めたものだけを買う

今まで、連載の中で「資産形成するうえで、まず大切なのが節約だ」と、繰り返しお伝えしてきました。節約とは対極にある行動と言えるかもしれない「買い物」についても、ストレスを減らしながら節約していかないといけません。

その仕組みが、標題にある「買い物は計画的に決めたものだけを買う」です。これが、なぜストレスフリーで節約するコツになるのでしょうか。

例えば、買い物の途中で本来買う予定のない物に目移りをしてしまい、突然それが欲しくなったことはないでしょうか?この「~したい」という欲望(このケースでは「欲しい」という欲望)を我慢すると、ストレスにつながりやすくなります。

それを避けるために大切なのが「計画外の物は買わない」「決めたものだけを買う」というルールを最初から作っておくことです。つまり、「~したい」という欲望が途中から生じないように自ら仕向けておけば、欲望を“我慢する”ことがなくなり、ストレスフリーになることができるのです。

ほかにも買うものを決めておくメリットがあります。無計画で買い物をした場合は、比較的失敗しがちだからです。すべて私の経験からですが…。まず、服を買いに行ったときに「セール」という言葉に目がくらみ、もともと買う予定ではなかった物を買って帰ってきてしまったことがあります。しかも、買う予定であった物を買わずじまいでした。

また、家電の購入時も注意しましょう。必要のない高い機能を求めてしまうことがあります。高性能な物を見てしまうと、つい欲しくなってしまうのが私の性格のようです。判断力が鈍っている時の買い物は、余計な物を買ってしまう可能性が大。実際、多機能な家電を購入しても、一度も使ったことのない機能があったりします。ですから今では、家電の買い物に行く際には事前に必要なスペックを決めてから出かけるようにしています。

このような経験を得て、買い物リストの必要性を強く感じるようになりました。

リストを作るタイミングは、買い物に行く直前にしています。定期的に必要になる日用品などはネットで買うこともあるかと思いますが、ネットもたくさんの商品に目移りして、不必要な物を買ってしまいがちですよね。そんな時でも買い物リストを作り、それ以外は買わないというルールを決めています。

こんなルールを作ると、“計画的にすること”自体がストレスになってしまうタイプの人もいるかと思います。そんな方は、お金を使うとき「誰かに財布を持たされて、頼まれて買い物に行っているんだ」と考えればいいと思います。他人のお金で勝手な物を買ったら怒られるので、普通は買わなくなるのではないでしょうか。実際に、家庭の物は誰かが代表して購入しているのであり、その財布の中身は、財布を持っている本人だけのものではないと思います。

続いて、節約の敵ともいえる「外食」はいつ、どんな時に行うのがよいかをお話しします。

外食は「食べたいものがある時」にだけ行く

外食は「食べたいものがある時だけ」行っています。当たり前だと思うかもしれませんが、実はみなさんもそうではない外食をしていることが多いはずです。

例えば私は以前、外食は週末ごとに行くと決めていました。ただ、そのように形骸的に「毎週末行く」と決めて外食していると、浪費につながります。初めのうちは本当に食べたいものを食べに行けると思いますが、そのうち「特に食べたいものはないけど、とりあえず外食でもするか」と考えるようになってしまいます。これは無駄な出費です。

今は月に一度も行かないこともありますし、週に2回行くこともあります。基本的に1人で外食することはありません。外食するなら常に家族と一緒に行っています。また、金額で判断するのではなく、本当に食べたくて満足できそうなものだけを食べに行くようにしています(庶民なので、あまりにも高額なものは食べには行っていません)。

外食は「おいしい」「お店の雰囲気がよい」「お店からの眺めがよい」など、味わうことができる感動がたくさんあります。外食は、そういった感動を味わうためにするべきです。また、その感動を「思い出」としてその後も感じることができると、とても素晴らしいと思います。お金の面で考えても、一度しかお金を払っていないのに「思い出」として何度も感動を味わうことができます。

食で重要なことは満足度だと思っています。心底満足できない外食は、お金を払ってまで行く気になれません。どの行動にも共通しますが、必ず目的を持つ必要があります。「外食に何を求めるのか?」それがあいまいなままの外食は満足度が上がりません。目的のない外食は浪費の始まりです。

我が家の外食の基準は「1年後にそのお店の味を思い出せるか?」です。このくらい外食に満足度を求めています。これによって「とりあえず外食」をする回数が減りますし、一度の外食での満足度が違います。また、外食の基準を定めたことで「満足できない外食なら、無理して行かない方がよい」と思うようになりました。

「週末だから」「給料日だから」という理由は、外食する理由と直接結びつかないので避けましょう。「○○記念日=外食」というのも短絡的だと思います。自分へのご褒美なら外食以外でもいいわけですし。「なぜ外食をするのか?」その目的を常に意識するのが大事です。「1週間前に何を食べたのか忘れてしまっている」程度の外食はやめた方がいいと思います。

また、妥協しての外食も避けたいです。具体的には、行きたかったお店が臨時休業などで休みの時、代わりにもともと行く予定のなかったお店に行くような外食のことです。外食は「満足するための手段」のはずが、いつの間にか「外食そのものが目的」に入れ替わってしまっている状態ですね。さらに、そこでたいして飲みたくもないドリンクを注文したりするのは、もっとNGです。

「今日は○○を頑張ったから、自分へのご褒美に外食をしよう!」という気持ちになることも多いかと思います。でも、ごちそうしてくれるのは友人や家族ではありません。自分がお金を払っているのであれば、それは“ご褒美でもなんでもない”ことが分かります。

外食は習慣で行くのではなく、きちんとした目的を持って出かけたい


このように挙げてみると、無駄な外食というものがいかに多いか分かります。これらを避けると、無理なく効果的な節約につながっていくでしょう。

続いて、お金の管理が苦手な人に向けて、意外な克服法をご紹介します。

冷蔵庫の管理が苦手だと、お金も苦手

お金の管理が苦手かどうかを見る簡単な方法があります。冷蔵庫の中身です。

自宅の冷蔵庫の中が乱雑な人は少なくないのではないでしょうか。実は冷蔵庫の管理が苦手な人は、冷蔵庫だけではなく、お金を含めた管理そのものが苦手な人だと私は思います。冷蔵庫でも財布でも、重要なことは収入と支出を管理することだからです。

冷蔵庫の中にある食材には、もちろん値段が書いてありません。でも、お金を払って買っているのであれば、相応の価値があるはずです。食材を見た時に「○○円」とイメージできれば、冷蔵庫が財布と同じ感覚になると思います。

家計がシンプルな人は、冷蔵庫の中身もシンプルなものです。逆に家計を把握できていない人は、冷蔵庫の中身も混沌としていることが多いのではないでしょうか?冷蔵庫の中身を管理することから始め、お金の管理もがんばってみましょう。参考に、我が家の冷蔵庫の管理の仕方をご紹介します。

みもじ家の冷蔵庫管理法 3カ条
1…買い物に行く曜日を決めています。そのため食材が冷蔵庫に入る日が決まっています。
2…冷蔵庫の中身を「見える化」しています。そのためには、定位置に決まった食品を置いたり、何かの陰で奥の物が見えなくなったりすることがないようにしています。
3…冷蔵庫の中身が多いときは、食材と賞味期限を紙に書いて張ります。

さらに、お金の管理が苦手なことを克服するために、次の悪習慣を断ち切ることも考えてみてください。

貯まらない人には「悪い習慣」がある

お金が貯まらない人は、以下のような悪い習慣が身に付いている可能性が高いです。当てはまるかどうかチェックしてみてください。それぞれの解決法も併せてお伝えします。

1…そもそもお金の出所を管理していない
お金の出所を管理していない状態は、穴の開いたバケツに水を入れているようなものです。穴の数や大きさも分かっていないので、水を溜めようと思っても永久に溜まることはありません。

解決法→レシートを必ずもらいましょう
まずはバケツの穴の大きさと数を把握。1週間分レシートをもらった時には、その枚数に叫喚するかもしれません。

2…「少額ならいいや」と思っている
まさに「塵も積もれば山となる」です。1度に支払うお金は少額でも、同じことを1年間続けていると大きな額になっているものです。まずは、その事実に気づくことが大事です。

解決法→1週間だけ家計簿をつけてみましょう
1週間分の各項目の額を50倍すると年間に支払う額が大体わかります。それらを合計していくと、お金の使い方を考え直すきっかけになると思います。

3…お金を使うことがストレス発散になっている
お金をストレス発散の手段にしていると、ストレスが溜まるごとにお金を使わなければならなくなります。ストレス社会を生きていくことを考えると、お金が貯まるわけがありません。

解決法→運動など、お金をかけないストレス発散方法を探す
発散方法を探すほかに、ストレスは大きくなるまで溜めずに、小さなうちに解消するのがコツです。

4…帰り際に寄り道をする
コンビニや100円ショップなどに寄り道をすると、ついつい買いたい衝動にかられてしまうのが本性だと思います。特に「新商品」や「季節商品」に弱い方は気を付けましょう。

解決法→用がないのに寄り道する行動を改める
コンビニなどはお客さんの莫大な量の嗜好データを集積している、言わば販売のプロです。無防備な状態で近づくことは危険です(笑)。

5…ついで買い
レジ付近に置いてあるものは目を引きますが、買えば買うほどお金は減っていきます。定期的に商品が入れ替わるので、どこまでも欲しくなってしまいます。そもそもレジ付近に商品が置いてある理由は、「ついで買い」を誘うためであることを理解しておきましょう。

解決法→「買い物リスト以外は買わない」ルールに沿って行動する
レジ付近に置いてあるのはお店の戦略です。その戦略にハマらないようにしましょう。

6…お金を使う自分へのご褒美がたくさんある
「頑張っている自分へのプレゼント」は分かるのですが、お金を使うことがご褒美だと支出は増える一方です。ご褒美を支出の言いわけにしている状態は危険です。そのような支出がどれくらいあるか、知る必要があります。

解決法→好きな映画をとことん見る、たくさん寝るなど「自分時間」を作るようなお金のかからないことをご褒美にする
また、お金を使うご褒美にする場合は、小さなご褒美をいくつも作るより、満足するご褒美を1つだけ作る「一点豪華主義」の方が結果的に安く済むことが多いです。

みなさん、ストレスなく節約できそうでしょうか。ぜひ、参考にしてください。

取材・文=澤田佳代

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