乃木坂46久保史緒里、舞台で主演!「感情の起伏も激しい役なので、自分でも成長できると思う」
東京ウォーカー(全国版)
今から100年前のお話という部分も、一人で二役を演じさせていただくということも私にとって挑戦
――花魁を演じることに対して、乃木坂46のメンバーの反響はいかがでしたか?
【久保史緒里】ビジュアルが解禁されたときの反響が一番大きかったです。先輩の樋口日奈さんは「本当に綺麗」って言ってくださったり、みんな驚いてましたね。花魁役は挑戦でもあるけど、感情の起伏も激しい役でもあるので、自分でも成長できるんじゃないかなって。グループに持ち帰れるものも大きいのかなと思っています。

――演出の寺十吾(じつなし・さとる)さんは以前、メンバーの筒井あやめさんが主演した舞台『目頭を押さえた』の演出を務められていましたが、筒井さんと話しましたか?
【久保史緒里】「どんな風に稽古を積んでいくの?」と聞いたら、「セリフの一つひとつ、そのときはどういう気持ちなのかをすごく細かく一緒に考えてくださる方で安心した」という話をしてくれたんですけど、それを聞いて私もすごくホッとした覚えがあります。実際に稽古に入ると、聞いてた通りに細かく作り上げてくださいますし、実際に演じて見せてくださって「こういう見え方もあるけど、どういう風に演じるのかはお任せするね」という感じで、寺十さんからヒントをいただいて、それを持ち帰って自分で考える、という作業を繰り返しています。

――脚本の秋之桜子さんは幽玄で耽美な作品に定評がある方です。物語の美しさをどんなところに感じましたか?
【久保史緒里】当時の描写が鮮明に浮かぶのはもちろんですが、セリフ以外のト書きの部分もすごく細かく書かれていているんです。例えば、そのシーンで見える桜の様子まで細かく描かれているので、美しさを感じると同時にすごく想像しやすいなと思いました。
秋之さんには本読みのときに「綺麗なお話ではあるけど、悲しみに引っ張られないでほしい」というヒントをいただきました。笑わない役どころですけど、そこを意識して演じたいなと思っています。

――では、最後に本作への意気込みをお願いします。
【久保史緒里】明治後期のお話という部分も、桜雅と雅沙子、一人で二役を演じさせていただくということも私にとって挑戦となる作品だなと思っています。
雅沙子は桜雅ほどいろんなことに対して諦めてないし、16歳という年相応な部分もある女の子。二人がかけ離れていればいるほど、もっと物語に深みが出ると感じているので、より違いを出せるよう演じていきたいです。
撮影=野木原晃一 取材・文=yoshimi
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