小林亮太が“飲めるチーズバーガー”と驚き!ハラミを使った斬新なスタイルのグルメバーガーを紹介
東京ウォーカー(全国版)

舞台「鬼滅の刃」の竈門炭治郎役や「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stageの爆豪勝己役など、人気作品に多数出演している俳優の小林亮太が都内近郊のグルメバーガー店をナビゲートする連載企画。隔週(第2第4水曜)掲載で、食レポはもちろん、ハンバーガー好きの目線で取材したおいしさの秘密をお届けする。

今回紹介するのは東京・上野に店を構えるアメリカンダイナー「ANDRA(アンドラ)」。鉄板の上でバーガーがチーズソースに溺れる「チーズインチーズバーガー」(1800円)を実食する。

料理人親子が迎えてくれるアットホームなダイナー
2021年10月にアメリカンダイナーとしてリニューアルした「アンドラ」のルーツをたどると、昭和の渋谷に行き着く。
店主の塩田龍太郎さんの父・市治さんが1979年にパイ焼き小屋「ルッズグルッズ」を開業し、その店の近くに2店舗目として1982年にオープンしたのがビストロ「アンドラ」だ。2015年に店舗を現在の場所に移し、コロナ禍のテイクアウト需要などで提供する料理が変化したことなどを経て、今のスタイルになった。

メインで厨房に立っている龍太郎さんは、現在「ゴリゴリバーガータップルーム」に形を変えて営業する鉄板焼きの名店「塩屋」(西麻布)でコック長を勤めた腕の持ち主。学生時代にはアメフトのプロ選手を目指してアメリカに留学していたこともあり、アメリカンフードが好きだと語る。
「向こうに住んでいた時にお世話になったダイナーのおばちゃんが、すごくよくしてくれたんです。テーブルに5ドル置いて『これで食べさせてください』ってお願いすると、お腹いっぱい食べさせてくれて。カウンターに座ってテレビでスポーツ観戦しながら、おばちゃんが入れたコーヒーを飲むのが好きだったんですよね。昼夜行って、『あんたまた来たの?」って顔をされることもよくありました(笑)」(塩田龍太郎さん)

そのダイナーでよく、ハラミのステーキライスを食べていたことからハラミ好きになった龍太郎さんは、大好きなハラミを使ったパティを作りたいと研究を重ね、それが同店のハンバーガー最大の特徴となった。
ハラミを使った、ここでしか食べられないスマッシュパティ
「ハラミと肩ロースをミックスしたパティなのですが、ハラミを使うことで肉がまとまりづらくなるんです」と龍太郎さん。そこで、平たく成形したパティを焼くのではなく、丸めた肉を鉄板の上で押し広げて焼く、スマッシュパティにたどり着いたのだという。

「うちのバーガーはどれもチーズバーガーをベースにしているんですが、パティを焼いているうちに肉をつなぐ役割をしているグルテンが縮んでしまうので、チーズを乗せることでその縮みをカバーしているんです」(龍太郎さん)
さらに、鉄板の上で都度味付けをすると味がぶれやすいことから、塩こしょうやセロリパウダー、チリスパイスなど7種類くらいのスパイスを先に肉に練り込んで作る。龍太郎さんが「ハラミは色が変わりやすいお肉なので、その日使うパティはその日に仕込みます」と語ると、小林も尊敬の眼差しを向けていた。
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