触りたい父VS触られたくない猫！漫画のような攻防に「お父さんの表情が最高」「何回見ても笑う」の声

実は楽しんでる？「またやってる」くらい頻繁なふたりのやり取り

メイはもちろん、振り回されるお父さんの驚いたり慌てたりする表情に、SNSでは「お父さんの表情最高！」や「どうしてもお父さんに目がいってしまいます」などのコメントが続々。まるでコントを見ているようで思わず吹き出してしまいそうだ。実際のふたりはどんな関係なのか聞いてみた。

「自由奔放でわがままなメイを、両親は本当にかわいがっています。特に父は、メイに振り回されることを楽しんでいるように見えます。わざわざ父の目の前でお腹を出して誘惑してからパンチ！なんてことも。遊んでいるのか、楽しんでいるとしか思えません。何をしても怒らない父に、メイは気を許していると思います。両親の老後の生活に刺激を与えてくれている存在ですね」

ふたりの攻防は、「またやってる」と思うくらい頻繁で、メイがお父さんのパソコンに乗ったり、目の前でお腹を見せたりしている写真は日常の光景なのだそう。MARCOさんも「いつまでも元気でこの関係を続けていってほしいです」と温かく見守っている。

ちなみに他の家族との関係については「母には爪切りもブラッシングもさせますので、一番従順だと思います。私に対しての態度は、父と同じです(笑)」とMARCOさん。

個性豊かな猫達の写真「写真を通して猫に親しみを持ってもらえたら」

MARCOさんの写真は他に、犬と猫達の個性が分かる表情豊かな写真も。こちらも魅力的で、メイとお父さんに負けず劣らずの人気を集めている。MARCOさんはその中でも、一緒に暮らす「がんも」がテーブルの上を覗く写真に、特別な思い出があるそうだ。

「がんもは保護猫として迎えたのですが、私たち夫婦を怖がってなかなか近づいてきてくれませんでした。半年くらいたったある日、ダイニングの椅子に座る私の隣から、テーブルの上を覗いていました。『少し気を許してくれたのかな』とほっとしましたし、とても嬉しかったです。そのときは『なんて勇気があるの！』と褒めまくりました！」

撮影するときのこだわりを聞いてみると「猫といっても性格はみんな全く違うので、それぞれの個性を写真で伝えられたらいいなと思っています。そして、『猫』という生き物に親しみを持っていただけたら嬉しいです」と話してくれたMARCOさん。最後に、写真を見ている人へメッセージを貰った。

「見ていただく方に楽しんでいただきたいと思って始めたSNSですが、キレのあるコメントに爆笑したり、温かいメッセージに元気づけられたり、私の方が楽しませていただいています。いつも本当にありがとうございます！」

写真から今にも猫やお父さんの声が聞こえてきそうなMARCOさんの写真。これからも楽しみでたまらない！

取材・文=松原明子