NMB48・安部若菜「水着になるより恥ずかしい」アイドル×オタクの禁断の愛を描く小説『アイドル失格』執筆秘話

東京ウォーカー(全国版)

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「ポッター平井の激推しアイドル!」第270回は、NMB48の安部若菜が登場!グループのシングル表題曲の選抜メンバーとしても活躍中の彼女が、多忙な仕事の合間を縫って執筆した長編小説『アイドル失格』(KADOKAWA)を2022年11月18日に発売した。

「テトラ」というアイドルグループのセンターを務める実々花(みみか)と、彼女のオタク(=ファン)であるケイタとの“禁断の恋”を描いた衝撃作だ。今回は、出版までの経緯や制作過程、登場人物のキャラクター設定など、小説に関するエピソードを聞いた。(11月9日・NMB48劇場にて)

小説『アイドル失格』を執筆したNMB48・安部若菜


小説を書くことの大変さを実感

――今日はNMB48の安部若菜さんというより、小説家の安部若菜先生にお話を伺いたいと思います。ご自身が書いた小説がもうすぐ店頭に並びます。今の心境は?

「めちゃくちゃワクワクしています。私がよく行く本屋さんに置いてあったら、見つけるたびに買っちゃいそうです(笑)」

――カドブンで「安部若菜 小説家への道」というブログを連載中なので、そこに書かれていた情報をベースにいろいろとお聞きします。出版に至るまでさまざまな壁にぶつかったそうですが、具体的にはどんな壁が?

「まず、『小説ってどうやって書くんやろう?』というところから困ってしまって、手探りで書き進めていきました。“アイドルとオタクの恋愛”というテーマ自体も、本当にこんなこと書いていいのかなって何度も筆が止まったりもしたんですけど、やるしかない!と思ってがんばりました」

――2021年2月頃から構想を練り始めたそうですが…。

「構想もテーマもわりと早く決まったんですけど、そこからが長かったです。実際に小説を書いてみて、本を出版されている芸能人の方って、どうやって生活しているんやろう?って、その大変さを実感しました。

――NMB48劇場の会議室でもよく執筆していたと。

「劇場に住んでいるんじゃないかってぐらいずっといたんですけど、メンバーやスタッフさんが応援してくれて、書き上げた時にみんなが『おめでとう!』って喜んでくれました」

――「私の書いた文章を読んでいただくのは、水着になるより恥ずかしい気分です」と。

「恥ずかしいです(笑)。水着は自分の外側だけど、小説は自分の妄想を見られるみたいなことなので、早く感想を聞きたい反面、怖くて聞きたくないような気持ちもあります」

――アイドル現場(ライブ、握手会など)の描写はリアリティを追求したそうですが。

「ライブ中に、この感情を言葉にするなら、どう書いたらいいんやろう?って考えながらステージに立っていたりしました。アイドルの自分にしか書けないことを、代弁者じゃないけど、リアリティを持って書こうと思いました」

小説『アイドル失格』を執筆したNMB48・安部若菜


「半分ぐらい書き直しました」

――自身が考えたアイドルグループ「テトラ」を動かすことが楽しかったそうですが…。

「キャラクターを考えるところから楽しくて、物語には登場しないんですけど、好きな食べ物とか誕生日も考えて、自分の理想のアイドルグループを作り上げました」

――衣装のイメージイラストも描いていましたね。

「いろんなグループの衣装を見たり、コンセプトを調べたりして衣装を考えました。絵が下手なので、上手くは描けなかったですけど(笑)」

――ただ、「東京のグループ設定なので、話し言葉に苦労した」と。

「難しかったです。一人称の『うち』も『東京の人は言わない』って指摘されたり、東京の電車の路線がわからなくて調べたり、東京に行った時の仕事の合間に駆け回ったりしました」

――ロケハンみたいな感じですか?

「そうですね。例えば、下北沢に実在するお店をモデルにしているんですけど、出版社の方から『ここってこのお店ですよね』って言われるくらい、行き方とかお店の雰囲気を参考にしました。ぜひ聖地巡礼していただけたらと思います(笑)」

――クイズ形式の聖地巡礼ですね(笑)。そして、6月10日の締切で結末まで書き上げたものの、編集の方からのアドバイスなどを踏まえて、時系列を変えたり、キャラクターの設定を書き足したりしたそうですが。

「めちゃくちゃ大変でした。直す作業がこんなに大変だとは思っていなかったです。半分ぐらい書き直しました」

――半分!?

「アイドル側とオタク側と交互に視点が変わるんですけど、『時系列がちょっとずれていたりするのが気になる』と言われて、ちょっと修正したら全部ずれてきたりして、そこの書き直しが大変でした。あれ?これはいつやったっけ?って、パニックになりながら。あと、『キャラクターの行動の要因が弱い』と言われて、実々花はどんな理由でケイタに会いに行って、最終的にこの決断をするんやろう?って、改めて考え直しました」

――番組の台本でも第1稿から最終稿まで書き直す作業があったりするんですけど、この『アイドル失格』は第何稿ぐらいですか?

「細かい書き直しもしていたので、ざっくり言うと、第5稿ぐらいですかね?」


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