宮本茉由「自分の中で本当に変化の年でした」

女優、モデルとして活躍する宮本茉由が2022年12月5日、都内で開催された「2023年オスカープロモーション新春晴れ着撮影会」に登場。
今年は、映画『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』に主演し、話題のドラマ『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系)にも出演。2023年1月期のドラマ「大病院占拠」(日本テレビ系)にもすでに出演が決まっているなど、女優としてさらに飛躍した彼女に今年1年の思い出と、来年の抱負を聞いた。

着付けの方のどこを手伝えばいいとか、どこをやるのが大変とわかるようになった

――今日の晴れ着のポイントを教えてください。

【宮本茉由】金駒刺繍が施されたメインの椿と背景にある梅で、赤と黒を基調にした大人っぽい柄のお着物です。

――昨年は青を基調とした晴れ着でしたが、今年はクリーム色ですね。

【宮本茉由】私は白っぽい色が好きなのでクリーム色は落ち着きますね。自分に自信を持って、今立てている気がします。

――2022年は振り返ってみてどんな1年でしたか。

【宮本茉由】ずっとやってみたかった映画に携わることができ、そして映画のために髪を18センチ切りました。あとは専属モデルをしていたCanCamを卒業し、本当に変化の1年だったなと思います。

――映画『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』は主演でしたね。本当にすごいことだと思いますが、改めて振り返っていかがですか。

【宮本茉由】地方に泊まり込みでの撮影があったり、お着物を朝から撮影が終わる夜までずっと着ていたり。お風呂に入って寝るときくらいしか着物が脱げない、そんな感じで1カ月半ぐらい撮影していたので、実は肩が凝ったり、血が滞ったりとかして大変だったんです。

でも今日こうやってお着物を着るときに、着付けさんのどこを手伝えばいいとか、どこをやるのが大変とかもわかるようになっていたので、撮影で着物慣れしていてよかったなと思いました。着付けさんも「着物、自分で着られるんですね？」と仰ってくださいました！

女優としてもいろんな役ができるようにもっと演技力を磨きたいと思う

――主演映画ですし、撮影時のいろんな苦労も公開されることで報われますね。映画館で公開時には舞台挨拶にも登場しました。

【宮本茉由】初日にお客さまがいっぱい来てくださって、すごくうれしかったです。がんばってよかったな、と改めて思いました。いろいろ大変なこともあったけど、やっぱり映画の撮影は楽しかったです。来年は、映画にたくさん出たいという気持ちが強くなりました。

――来年もスクリーンでの宮本さんを楽しみにしています。来年は5月で28歳になりますし、すでに1月期のドラマへの出演も決まっています。どんな2023年にしたいと思っていますか。

【宮本茉由】はい。28歳なんて、すっかり大人ですね。来年はモデルのお仕事もステップアップさせつつ、女優としてもいろんな役ができるようにもっと演技力を磨きたいと思います。

――プライベートで最近、夢中になっていることはありますか。

【宮本茉由】最近車の免許を取ったので、ちょっとドライブにはまりそうです。まだ自分の車は買ってないのですが、レンタカーでいろんな車に乗って、乗りやすさとかを研究していることにハマっています。

――ドライブで行ってみたいところは。

【宮本茉由】好きな音楽をかけながら鎌倉とか海沿いを走りたいです。

――今年の年末年始はどう過ごしますか。

【宮本茉由】今年は地元である秋田に家族と帰って、年越しそばを食べたいと思います。

――ありがとうございます。よいお年を！

【宮本茉由】よいお年を！

撮影･取材･文＝野木原晃一