定年間際に衰弱した子猫を保護した父親。美人に育った猫とのセカンドライフが尊い!「お父さん若返ってる」と驚きの声も

東京ウォーカー(全国版)

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「カラスにつつかれてるところを親父が拾ってきたんだけど、めっちゃ好かれてて笑った」というコメントとともに、2021年4月14日にTwitterに投稿された2枚の写真。男性の背中に乗る子猫の愛らしい様子は話題となり、なんと30万を超えるいいねが寄せられている(2022年12月時点)。

写真を投稿したのは、男性の息子のTuri(@turi2018)さん。「るる」と名付けられ家族となった黒猫とお父さんの仲睦まじい日常をTwitterに投稿し、人気となっている。今回はTuriさんにるるを保護した当時の様子や、その後の家族の変化を聞いた。

2021年4月に投稿された写真。命の恩人の父親に寄り添う子猫

カラスにつつかれ、怖い思いをしたはず。安心するのか、背中にぴったりとくっついている


みんなを元気にする薬みたいな「るる」。猫と暮らし始めると父に変化が

2021年3月、Turiさんのお父さんは仕事の合間にお弁当を買いに出たところ、道でカラスにつつかれる子猫を発見して保護した。子猫はかなり衰弱しており、周囲に飼える人がいないか聞いたが見つからず、自ら引き取ることを決意。

実は長く犬や猫と暮らした経験があったTuriさん家族。ただ、別れの辛さも知っていたため、子猫を家に迎えようとする父に当初は反対していたそう。しかし、やって来た子猫を見ると反対していた気持ちも一瞬で消え、受け入れることに。

保護した当時はかなり衰弱していたそう


Turiさんがお父さんの背中に乗ったるるの写真を投稿したのは、コロナ禍も2年目に突入し先の見えない状態が続いていたころ。そんな中で「写真に癒やされる」との声が多く届いたことが、その後も投稿を続けようと思ったきっかけだった。

「コロナ禍で当たり前な日常が当たり前ではなくなりました。そこから多くの人と、親父と猫のささやかな日常の幸せを共有したいと思いました」

「るる」という名前は、「周りを元気にする薬みたい」という理由から。保護されてから1年10カ月が経ち、現在はすっかり大きく成長した。るるはどんな性格なのだろうか。

「おとなしく見えますが、意外とお転婆です。ちょっぴりドジなとこもあり、足を踏み外したりジャンプに失敗したりします。人と同じようにテレビやスマホにも興味を持つなど、好奇心も旺盛です。自然と周りに人が集まる人気者っていると思うのですが、るるもそういう人を惹きつける愛嬌や周りを笑顔にするところがあります」

Turiさんの父親とじゃれあうるる。成長し、今では元気一杯だ

新聞を読むTuriさんの父親とるる。表情も仕草もそっくり...

カーテンからこぼれる日差しの中で一緒に昼寝中


一緒に昼寝をしたり、新聞を広げて並んで読んだり、和やかな様子には思わず笑顔になってしまう。お父さんは真面目で仕事一筋だったため、今まで飼ってきた動物たちと積極的に関わることはなかったそうだが、偶然にもるるを保護した2021年3月に仕事を定年退職。まるで運命のように現れたるるとの時間を、今は楽しんでいる。生活にも変化があったという。

「親父は初めて猫と存分に接することができています。いつも一緒にいて、まさに溺愛。ウォーキングを積極的にするようになり、るるのために健康にも気を遣うようになりました。何よりも肌のハリが良くなったのか、若返ったような気がします。笑顔も増えました!」

2021年4月に撮ったるるとの写真

2022年11月の写真。Twitterには「若返ってる!」と驚きの声が溢れた

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