規格外野菜をアップサイクル。サステナブルな次世代オツマミ「ベジジャーキー」って?
東京ウォーカー(全国版)
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今回取り上げるのは、規格外の野菜をアップサイクルした「サステナブル・ベジジャーキー」。フードテック事業NinjaFoods(ニンジャフーズ)を展開する株式会社Sydecas(シデカス)と農業法人・株式会社農園貞太郎が共同で開発。NinjaFoodsの公式オンラインストアで2023年2月16日に発売された。

畑の食品ロス解決を目指す
飲食店や家庭、スーパーなどで、取り組みが進められている食品ロス。統計データには含まれていないが、畑でも多くの規格外の野菜が廃棄されて、食品ロスが発生しているという。そんな現状を解決するために誕生したのが「サステナブル・ベジジャーキー」だ。


第一弾として発売されたのは、山形県庄内産のあつみかぶと大根の2種類。大きすぎたり、雪によって一部が変色したりして、廃棄せざるをえなかった野菜を、すりおろしてペースト状のコンニャク「NinjaPaste(ニンジャペースト)」で成形した。そのほかの材料は豆乳、醤油、ごま油だけ。アレルゲンフリーで、1袋約8カロリーというヘルシーさもうれしいポイントだ。

今回の商品について、担当者に話を聞いてみた。
「今回の商品の狙いは?)目的のひとつは、規格外野菜の利活用です。例えば大根の場合、切り干し大根ぐらいしか活用の方法がありませんでしたが、市場が限られてきます。それ以外の新しい、かつ高い価値がつきやすい市場を狙って出しました。ターゲットについては、間食を置き換えたい30代女性と、ヘルシー志向の50代女性です。また、糖質ゼロビール、OFF系チューハイなどの、ヘルシー系アルコールとのクロスマーチャンダイジングを狙っています」
「(今回の商品のポイントは?)まず、材料が野菜と蒟蒻、醤油などの調味料のみ、というシンプルな点です。また、野菜チップスとことなり、ノンフライ製法で非常にヘルシーです。蒟蒻ならではの食物繊維によるかみごたえがあるため、満足感を得やすいというところもあります。また、規格外野菜を活用しているため、家飲みを楽しみながらSDGsにも貢献できます」
「(ユーザーへのメッセージは?)ヘルシーなおつまみを求めていたすべての方におすすめ!優しい野菜の風味が、皆さんの家飲みをさらに楽しいものにすること間違いなしです!」
今後は、シンガポールや台湾に向けての輸出も計画しているという。健康にも環境にも配慮した「次世代オツマミ」を試してみてはいかがだろうか?
文=伊藤めぐみ
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