最短で翌日オープン。お店を「開きたい人」と「使ってほしい人」をつなぐコミュニティサイト「店タク」
東京ウォーカー(全国版)
注目のトピックスや新商品、画期的なサービスなど、今知っておきたいホットな情報をOneNews編集部がピックアップ。
今回取り上げるのは、「お店を開きたい人」と「お店を使ってほしい人」をつなぐコミュニティサイト「店タク」。お店を開きたいは、間借り営業できる場所を見つけることができ、お店を使ってほしい人は、空きスペースや営業していない時間を有効活用できるという仕組みだ。サイト利用料や仲介料は無料。2023年1月に登録者数1万人を突破した。
最短で翌日オープン、店舗使用料の交渉もOK
同サービスを提供するのは、料理人の独立開業の支援などを行う株式会社ムジャキフーズ。所有する不動産を「お店を開きたいけど経営の知識がない」という料理人に使ってもらい、同社が業務委託契約で建物や設備の管理・経営のサポートをするという事業を行ってる。しかし、所有する物件だけでは「お店を開きたい人」の夢をかなえることはできないと思い、2020年に「店タク」をスタートした。

お店を開きたい人と貸したい人は、サイト内で直接やりとりする。店舗使用料などの条件も交渉でき、双方が同意すれば、最短で翌日にお店をオープンできるという。


双方にメリット、地域活性化も目指す
担当者は同サービスについて「形的には『間借り営業』のマッチングサイトですが、それだけにとどまりません。コロナ禍で客足が遠のいてしまい、廃業を余儀なくされるお店がまだまだ絶えません。お店をすでに経営しているオーナーさんにとっても、『店タク』を使ってもらうことによって、新たなお客さんの獲得や使ってもらうことによる副収入につながります。それだけではなく、シャッター街だった商店街にもう一度息を吹き返させるという地域活性化につながる可能性もあるのです」とコメント。
お店を使う人のメリットについては、「お店を開きたいけど資金がない、経営の知識がない、そもそもまだハードルが高い、という人たちが『まずは店タクで』と行動に移してもらうことにより、夢をあきらめる必要がなくなるのです。まさに店タクは『夢を追いかける人』と『夢を応援する人』がつながるコミュニティサイトなのです」と話した。
互いにメリットのある間借り営業。「店タク」なら「貸し手」と「借り手」という立場を超えて、協力し合える相手と出会えるかもしれない。
文=伊藤めぐみ
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