【1泊2日で巡る!二大・地獄温泉街】灼熱の蒸気が噴出する様はまさに地獄絵図!別府&登別の人気温泉地でニ大地獄を体験
東京ウォーカー(全国版)
日本有数の温泉郷で多彩な地獄を巡る!
別府八湯と呼ばれる8つの温泉地がある大分・別府。なかでも鉄輪&亀川温泉は奈良時代の「豊後風土記」に噴気、熱泥、熱湯が噴出していたと記され、古くから地獄と呼ばれていた。コバルトブルーから血の色の地獄、ド迫力な間欠泉など7か所を回るのが、“べっぷ地獄めぐり“。グルメなども魅力のこの世の地獄で極楽気分の旅へ。ここではその4つを紹介する。
※本記事は、5月1日発売のムック
「異界Walker」
の転載記事です。
1.海地獄
別府最大の海のような地獄
約1200年前の鶴見岳の噴火でできた、国の名勝にも指定されている地獄。硫酸鉄を多く含んだ熱泉は、その名のとおり海のようなコバルトブルーで美しい。温泉熱で熱帯性植物などを育てる温室や温泉グルメも充実する。
2.鬼石坊主(おにいしぼうず)地獄
目と耳で感じる熱泥の地獄
噴出する粘土質の熱泥が、坊主の頭に見えることから名付けられた。ボコボコと音を立てる熱泥や、噴出口から轟音が鳴り響く「鬼の高いびき」など、目と耳で地獄を感じられる。温泉施設「べっぷ鬼石の湯」も併設。
3.かまど地獄
6つの地獄&4つの極楽へ
かつて氏神の竈門(かまど)八幡宮の大祭で、噴気で御供飯を炊いたことが名前の由来。日によって変色する5丁目など、順路に従って1~6丁目の地獄が楽しめる。飲用や手&足湯などができる1~4丁目の極楽もあり。
4.地獄蒸し工房鉄輪(かんなわ)
予約不要の地獄蒸し施設
温泉の蒸気で食材を蒸す名物・地獄蒸しを気軽に体験できる工房。やり方は購入した食材を釜場で蒸すだけと簡単。約100度でいっきに蒸し上げた食材は余分な脂が落ちてヘルシー&美味。足湯なども無料で利用できる。
七地獄を巡るなら共通観覧券がお得!
海・血の池・龍巻・白池・鬼石坊主・鬼山・かまどの7つの地獄に入場可能(各1回)。別府鉄輪 地獄温泉ミュージアムの入館料が1050円に。
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