求人数から人気職種を読み解く?人気職種ランキング!エンジニアが1位に
東京ウォーカー(全国版)
株式会社SalesNowは、日本全国500万社以上の企業情報を網羅した日本最大級のデータベースを誇る「SalesNow DB」において、2023年7月1日から7月31日までの間に掲載された求人数を用いて「求人数から読み解く人気職種ランキング」(※)を発表している。

※SalesNow DBでは各業界のカテゴリを「メイン業界」「サブ業界」に区分し、今回は「メイン業界」を抽出しランキングを作成。また、SalesNow DBでは商業登記や不動産登記、税務署の公示データ、官報公告記事、官公庁企業で公開されている情報や、ホームページやSNSで自ら公開している情報をもとにデータを抽出している。
求人数が多かった職種は?

1位となったのは、求人数が2398件の「エンジニア」。AIなどといった最先端のテクノロジーの活用が進むなかで、エンジニアが1位となった。企業におけるDXへの意識の高まりや、IT活用に取り組むための社内システムの構築、運用を目的とした人材の需要の高さが求人数の多さに表れているようだ。これまで以上のデジタル化の進行が見込まれるなかで、今後も大きな需要が見込まれる職業であろう。
2位は求人数2234件の「セールス」。時代背景の変化とともにスタイルを進化させてきたセールス。セールスの働き方や仕事の価値が見直されているなかで2位という結果になった。
3位は求人数1844件の「事務・アシスタント」。オフィス内で発生する事務業務や庶務業務、さらにはさまざまなアシスタント的サポート業務を行う事務・アシスタント。企業活動に必要不可欠なこの職種が3位にランクインした。
4位は求人数997件の「マーケティング」。世の中が求めているものを探り、ニーズを満たす商品やサービスの効率的な提供を行うマーケティング。経営者の視点も養うことができる人気の職種が4位にランクインした。
5位は求人数907件の「コンサルタント」。クライアント企業の経営課題を明らかにし、課題解決のための戦略立案などを行い、企業の成長や業務改善を支援するこの職種が5位という結果になった。
エンジニアが1位になった理由は?
今回の調査について、担当者に話を聞いてみた。
「(今回の調査の意図や狙いは?)日本全国500万社以上の企業情報を網羅した日本最大級のデータベースを誇る『SalesNow DB』のサービス認知拡大および利用企業の促進(使い方含む)のためです」

「(今回の調査結果で注目すべきポイントは?)エンジニア求人が多い理由について、昨今、企業においてDX(デジタルトランスフォーメーション)への意識が高まってきたことから、さらなるIT活用に取り組むために社内システムを独自に構築し、運用していくための人材を企業が必要としているといった背景があります。特に、IoTやネットワーク、AIやセキュリティ、クラウド化をはじめ社会的なニーズが高く、今後も高い需要が続くと見込まれる職業だと考察しています」
「(職種による求人数のランキングはここ最近、どのように変化している?)過去にも同様のリリースを公開しており、そちらを見ても1位はエンジニア、2位はセールスというのは変わらない結果となり、コロナ禍以降、全体的に求人数は増加し、特に新年度になると母数が増える傾向が見られます」
「(ユーザーへのメッセージは?)営業効率化のための利用に限らず、メディア運営者のネタとしても使えるようなサービスのため、サービス活用に興味のある企業やメディア、個人の方にお問い合わせいただけると幸いです」
文=吉田知生
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