さんまを1人1尾買えなかった極貧時代。寂しい食卓がハッピーに変わるさゆりさんの超絶アイデアレシピとは?

東京ウォーカー(全国版)

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夫婦で漫才をしている「かつみ♥さゆり」さん。夫のかつみさんは借金王として知られ、結婚当初からなんと1億7000万円もの借金が。極貧生活を支えたのは、「少しでもかつみ♥さんに美味しいものを食べてほしい」という、♥さゆりさんの愛情あふれる「超節約ごはん」だった…!

今回は発売中の書籍「 ♥さゆり流 愛の節約ごはん 」の中から特に印象的なレシピを、笑って泣けるエピソードと共に紹介します。

こんもりとした大根おろしの山の中からさんまを探すのが楽しい。


秋の味覚のさんまが1尾だけでも2人で楽しく食べるレシピ

我が家には“さんま兄さん! 見ぃ〜つけた”という料理があります。今、さんまは高くなってますが、昔はちょ〜安かったんです。ただ、それでも我が家は1尾しか買えないことが多かったので、焼いた身を全部ほぐして、それを大根おろしに隠して探すということをしていました。だから、大根おろしにちょっと身が付いているぐらいになるんですけど(笑)。

「さんまは身をほぐす。細かい骨は気にしない(笑)」


作り方は簡単です。大根1本分をおろし、ピラミッドみたいな山にして、そのなかにほぐしたさんまを隠すだけ。それで大根おろしの山をほじっていると、“さんま兄さん”が見つかるんですよ!小さい頃に公園の砂場で山を作って崩した、あのイメージです。めっちゃ、楽しくないですか(笑)?

今回は令和バージョンでシャレた感じにしてみましたけど、平成の時は爪楊枝に紙を付けた旗だけ立てて、イベント感を出してました。

手作りの旗でイベント感を!


ほぼ大根ですから、体にもいいわけです(笑)。これを天つゆにつけて食べます。普通にさんまを焼いて食べる時は大根おろしとしょうゆですけど、“さんま兄さん! 見ぃ〜つけた”の時は天つゆ。大根おろしは天つゆにつけると、いくらでも食べられますからね。

大根おろしと天つゆのヒントになったのは、20歳ぐらいの時に連れて行ってもらった、銀座の天一さんというおいしい天ぷら屋さんでした。お仕事で東京に来た時に連れていっていただいたんです。そこでまず驚いたのが、大根おろしのおいしさでした。それまでは汁気のある大根おろししか知りませんでしたが、そこは水気をきっちりと切った大根おろしだったんです。それがものすごくおいしくて、天ぷらが出てくる前に天つゆで大根おろし一山をたいらげてしまうほどだったんです。この大根おろしを生かしたのが「さんま兄さん」なんですよ。ものすごくきっちりと水気を切ることでとってもおいしくなるので、ぜひ試してみてください。

1尾のさんまと1本の大根で、テンションが上がる楽しいお料理に変化!

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