東海道新幹線の廃材を、スーツケースや旅小物にアップサイクル!「N700系typeA東海道新幹線ジャーニーシリーズ」新発売
東京ウォーカー(全国版)
バッグ&ラゲージの製造でおなじみ「エースラゲージ株式会社」(以下エースラゲージ)から、東海道新幹線N700系typeAの廃材をアップサイクルしたスーツケースや旅小物類が新登場!実際に車内で使用されていた座席生地などを使って、職人が丁寧に縫製して仕上げている逸品ぞろいだ。2023年9月7日から、公式オンラインストアで販売されている。

新幹線の廃材を有効活用!
今回発売された「N700系typeA東海道新幹線ジャーニーシリーズ」は、東海道新幹線N700系typeAの廃材を、エースラゲージのノウハウを駆使し、上質なトラベル用品へとアップサイクルしたシリーズ。新幹線のシートを活用して仕立てられたスーツケースと、アイマスク、ラゲージタグ、ポーチなどの旅小物がラインナップし、旅を楽しく演出してくれる。
職人の手でアップサイクル
東海道新幹線N700系typeAのシートとして使われていたモケット生地は、上質な見た目と触り心地のよさが魅力。同シリーズでは、新幹線の座席から取り出された立体形状の生地を洗浄後、一つひとつ丁寧にほどいて平面に戻し、状態を見ながら、模様の方向に注意して裁断・使用されている。毛足の短い起毛生地であるため縫製の際にパイル同士がずれやすく、高い技術力が必要とされるが、職人の手で細心の注意を払いながら丁寧に仕上げられているという。
「N700系typeA東海道新幹線ジャーニーシリーズ」紹介
ハードスーツケース

実際に東海道新幹線N700系typeAの普通車に使用されていたブルーの座席生地を使用。バックル留めの仕切りやファスナーポケット、荷物を固定できるベルト付き。

チケットホルダーも付属。内側両面にチケットが収納できる仕様で、新幹線チケットや青春18きっぷなど長さがあるものも入れることができる。外側にもポケットがあり、多数のチケットを収納可能。さらに、JR東海承認済アップサイクルアイテムの証として、東海道新幹線の横顔とN700系typeAのロゴマークをプリント。

本体シェルには、スーツケースの端材を使用。自社工場で本体シェルを製造する過程で生じる端材を細かく砕いてチップにし、原料として100%本体シェルにリサイクルしている。新幹線の廃材×スーツケースの端材がコラボし、エコにも貢献。

ハードスーツケース
カラー:ブルー×ブラック
本体素材:リサイクルポリカーボネート・ABS混合樹脂
生産地:日本
品番5702177:54×36×24センチ/3.1キロ/35リットル/6万2700円 ※機内持ち込み対応
品番5702277:64×45×26センチ/3.8キロ/61リットル/6万6000円
「N700系typeA東海道新幹線ジャーニーシリーズ」旅小物
旅をより快適に過ごすためのアイテムや、自宅でのくつろぎシーンで使えるアイテム、モケット生地のクッション性を活かしたポーチ類など8種。すべてのアイテムに、実際に東海道新幹線N700系typeAの普通車に使用されていたブルーの座席生地が使われている。JR東海承認済アップサイクルアイテムの証として、東海道新幹線の横顔とN700系typeAのロゴマーク付き。


アイマスク

20×10センチ 9900円
ラゲージタグ

8×15センチ 1万450円
ざぶとん

42×42×4センチ 1万3200円
ドーナツクッション

35×35×6センチ 1万6500円
クッションカバー

45×45センチ 1万3200円
ポーチ

18×12×5センチ 1万2100円
ガジェットポーチ

20×14×6センチ 1万5400円
ドキュメントケース

25×36×3センチ 1万6500円
ソフトスーツケースも発売予定

背面ポケットとして、新幹線の座席に取り付けられていたポケットを採用した特徴的なソフトスーツケースも、2023年10月下旬に発売予定だ。

ハンドル下部に、手触りのいいモケット生地を使用。チケットホルダーと、N700系typeAのロゴマーク付き。

ソフトスーツケース
カラー:Blue ※モケット生地
本体素材:100%リサイクルポリエステル
生産地:日本
品番8702177/55×31×23センチ/2.7キロ/28リットル/6万9300円 ※機内持ち込み対応
品番8702277/71×45×26センチ/4.0キロ/62リットル/8万1400円
発売時期:2023年10月下旬予定
ポケットチーフやトートバックも
そのほか、アップサイクルアイテムとして、定期的に新品交換され廃棄されていた東海道新幹線の座席の「もたれカバー」を再利用したポケットチーフや、座席モケット生地を採用したトートバッグ(S/Lサイズ)なども展開。エースラゲージ公式オンラインストアで販売中だ。

発売記念キャンペーンも実施中!

2023年10月20日(金)まで、「N700系typeA東海道新幹線ジャーニーシリーズ」発売記念キャンペーンを実施中。期間中、オンラインストアで1回の購入につき、東海道新幹線アイテムを税込で1万5000円以上の購入者に「もたれカバー」を再利用したポケットチーフ(2970円)が1個プレゼントされる。
今回のシリーズについて、担当者に話を聞いてみた。
「(今回のシリーズを発売した狙いは?)勇退したN700系typeAの廃材を有効活用したいと考えていた東海道新幹線に対して、同じく“旅”に縁の深い事業を行っている当社が、モノづくりの会社として協力したいと考えたことからスタートしました。旅行業界にとって、地球温暖化により環境破壊が進み日本の美しい景色が崩壊することは深刻な問題であり、観光資源を守るために行動を起こすことは重要な使命と言えます」
「また近年、鉄道はマイカー等と比べCO2排出量が極めて少なく環境にやさしい交通機関として存在価値が高まっています。そこで当社は東海道新幹線のサステナブルな取り組みをさらに後押しするべく、座席モケット生地をアップサイクルしたN700系typeA東海道新幹線ジャーニーシリーズを発売し、鉄道旅を彩るトラベルアイテムを取りそろえました」
「(今回のシリーズのイチオシポイントは?)実際に東海道新幹線N700系typeAの座席シートとして使用されていたモケット生地を再利用したところがイチオシポイントです。東海道新幹線N700系typeAのシートは、“ベルベット”や“ビロード”と呼ばれるモケット生地で、上質な見た目や触り心地のよさが特徴です。表面のパイルは毛足が短く起毛仕立てになっていて、摩擦に強い特徴があります。素材の特性を活かした、ざぶとん、クッション、ガジェットポーチなどのアイテムをそろえました。旅先はもちろん、ご自宅、オフィスなど、さまざまな場所で東海道新幹線を感じることができ、日常に旅行の楽しさを取り込んでいただけるシリーズです」
「(今回のシリーズのターゲットは?)主に鉄道愛溢れる方にぜひ手に取っていただきたい商品です。東海道新幹線は高速・高頻度運行で高い安全性を兼ね備えた、憧れの乗り物として長く愛され続けています。累計走行距離や新しい新幹線の誕生と引き換えなどで惜しまれながら廃車、解体されていく新幹線の一部をアップサイクルしたアイテムとして、さまざまな場所でご使用いただきたいと考えています」
「(シリーズの今後の展開は?)今後の展開として、2023年10月下旬からソフトスーツケースを発売予定です。また、応援購入サイト『Makuake(マクアケ)』にてご好評をいただきましたアイテム、東海道新幹線N700系typeAの窓を天板として使用したテーブル、座席生地を使用したスツール、コースターなどを自社オンラインストアで販売予定です。時期は未定ですが、N700系typeA東海道新幹線のグリーン車に使用されている座席生地を使用した旅小物も限定販売する予定です。今後の展望としては、アップサイクルだけでなくリサイクルにも挑戦する予定です。東海道新幹線N700系typeAのさまざまな廃材を活用し、サステナブルなプロダクトを開発予定です」
「(ユーザーへのメッセージは?)エースラゲージ株式会社は、1960年創業以来、エース株式会社をはじめとする数々の企業のOEMを請け、日本製<メイド・イン・ジャパン>ならではの精巧な技術と豊富な経験で、高品質のプロダクトを製造して参りました。自然環境保護に取り組む手段として、スーツケース外装(以下:本体シェル)の製造過程で生じる端材をチップにし、100%本体シェルに再利用したリサイクルシェルスーツケースの開発や、サステナブルな素材として世界中で注目されている、マッスルカードボード=重量物用ダンボール(強化ダンボール)を用いたプロダクト開発などに挑戦しています。精巧な技術と豊富な経験を最大限に発揮し、ファクトリーから新たにメイド・イン・ジャパンのプロダクトを発信していきます」
使うたびに旅気分に浸れそうな特別なシリーズ、鉄道ファンならずとも、要チェックだ。
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