“奇跡の熊野牛”が自動販売機で買えちゃう!?3人の肉マニアによって生まれたご当地ブランド牛「紀の川天空和牛」とは?
東京ウォーカー(全国版)
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今回取り上げるのは、「紀の川天空和牛」。「紀の川天空和牛」は、和歌山県岩出市の精肉店「松牛」が生み出した新たな熊野牛ブランドだ。そんな「紀の川天空和牛」のステーキやスライス、ローストビーフやハンバーグ、コロッケを24時間いつでも購入できる自動販売機が和歌山に登場。新たな取り組みや「紀の川天空和牛」について松牛の担当者に話を聞いてみた。

――紀の川天空和牛の自動販売機を設置した狙いを教えてください。
和歌山県で唯一の和牛品種である熊野牛のなかでも、松牛が見立てた高品質の熊野牛「紀の川天空和牛」をより多くのお客様に知っていただきたいと思い、自動販売機を設置しました。

――自動販売機を設置したことによる利点を教えてください。また、自動販売機での販売を行うというアイデアはどのようにして生まれましたか?
道の駅や人気店の一角など、いろいろな場所で24時間気軽に天空和牛が買えるというのが自動販売機の何よりの魅力です。さまざまな商品が冷凍自動販売機で販売されるのを見ていて、お肉でも実現したいと考え、自動販売機での販売にいたりました。

――自動販売機での販売を行うにあたって苦労した点はありますか?
冷凍の自動販売機があることは知っていましたが、何度試しても単なる冷凍であれば肉の質が落ちるので難しいと思っておりました。しかし運よく味が落ちない特殊な瞬間冷凍設備と出合い、自動販売機での販売を実現することができました。
――紀の川天空和牛について教えてください。どのような特徴がありますか?
「天空の村」と呼ばれる紀の川市平野の澄んだ空気やミネラル豊富な湧水がある豊かな自然の中で、牛にストレスを与えず30カ月以上の長期肥育をしています。黒毛和牛のなかでも脂身がしつこくなく、深みのある味わいが特徴です。

肉マニアにより生み出された新しいご当地ブランド牛
畜産家と精肉店を営む3人の肉マニアがこだわりを持って生み出した「紀の川天空和牛」。「紀の川天空和牛」は、西口畜産、西岡畜産が紀の川市の山間、標高600メートルに位置する「天空の村」で畜産している熊野牛のなかでも、松牛を営む松下隆紀さんが選んだ熊野牛だけに与えられる称号なのだ。

そんな「紀の川天空和牛」は、きめ細やかで柔らかく、赤身に対する適度なサシの入り具合からお肉そのものの風味と、滑らかな舌触りを楽しむことができる。また、焼くと肉の芳ばしい香りが際立ち、脂の溶け出す温度が低いため、両面をさっと焼くだけで内部の脂が適度に抜け、上質な肉の旨味が残る理想の味わいを感じ取ることが可能だ。

文=吉田知生
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