「子どもたちの“明るい”未来のために」メガネブランドが目の健康をサポート!!Zoffが取り組む出張授業とは?
東京ウォーカー(全国版)
メガネブランド「Zoff(ゾフ)」が、子どもたちの目の健康をサポートするために、目の仕組みや目の健康について考えるプログラム「メガネのZoff出張授業」を実施している。
コロナ禍によるデジタルシフトの加速を受け、子どもたちのデジタルデバイスへの接触時間が全体的に増加。子どもの目に対する親の意識は高いにも関わらず、子どもの目のケアを十分できていると思う親や教員は意外と少ない。そんな状況下でZoffが行う授業は、目についての正しい知識を授けたり、子どもたちが日常生活の中で“目の健康”や“タブレットなどのデジタルデバイスの適切な使い方”について考えるきっかけになっているようだ。
今回は2023年12月に開催された兵庫県姫路市立別所小学校での授業などを例に、「メガネのZoff出張授業」がどのような内容なのかを深掘りするとともに、授業実施への想いなどを担当者に聞いてみた。

授業はどんな内容?要望を受けカスタマイズも
「メガネのZoff出張授業」は、普段子どもたちがあまり意識をしていない「目」に対して、子どもたちと一緒に自分たちの目を大切に守り、健康を維持することを考えるプログラム。児童に対して単に情報を伝えるだけでなく、目の健康に関するクイズを通して、子どもたちが目のことを楽しく学び知ることを目指している。

また、「タブレットなどのデジタルデバイスの正しい使用方法を伝えてほしい」という学校側からの要望などを授業内容に反映することで、学校にとっても納得感のある内容にするという工夫も。
教員からは、「スマートフォンやゲームのブルーライトの影響について子どもたちが興味を持って耳を傾けていました。親も夢中になりがちなスマートフォンやゲームについて、専門家の視点から教えていただき勉強になったようです」という感想も寄せられているという。

教員や保護者向け授業も
2024年1月には埼玉県戸田市立新曽小学校で、保護者と教員を対象に「メガネのZoff出張授業」を実施。“子どもの視力低下の兆候”や“タブレットなどデジタルデバイスの適切な使い方”“正しいメガネのつくり方”など、目やメガネに関する知識を活かした授業を実施。

授業を受けた、新曽小学校養護教諭の小林先生は「“子どもの目の健康について”の演題で、クイズや目にいい1日の過ごし方など、わかりやすく興味をひく内容でした。具体的にどう行動すれば目によい生活ができるか、ただタブレットやゲームの時間を短くするのではなく、日常生活の少しの変化でも目にいい生活ができるのだと学ぶことができました。今回は保護者と教職員対象の学校保健委員会で、保護者・教員ともに大変好評でした。今後、子どもたちへの指導にもつながるとても興味深い内容でした」という感想を寄せている。


「出張授業への想いとは?」担当者に話を聞いた
実施した学校で好評を博している「メガネのZoff出張授業」について、Zoff広報担当の井上さんに話を聞いてみた。
――本来なら、視力が悪い人への商品を販売するメガネブランドが、視力を悪くしないための出張授業をする理由や授業に対する想いについて教えてください。
【井上】Zoffは、単にメガネを販売するだけではなく、お客様の目の健康や快適な視環境の提供を一番に考えています。正しい目の使い方や予防の知識を持つことで、目の健康を守り、視力低下を予防することができます。この活動を通じて社会に貢献し、未来を担う子どもたちの明るい未来をサポートしたいというのが、私たちがこの出張授業を実施する大きな理由です。
――出張授業は、今後も続けていかれるのでしょうか?
【井上】出張授業は2023年3月から実施しており、2024年2月までにかけて、小学校13校、中学校4校、他2団体で実施いたしました。生徒や教育関係者のみなさまからのポジティブなフィードバックを受け、この活動の重要性と価値をあらためて感じています。今後もより多くの学校でこのプログラムを展開し、子どもたちの目の健康に対する意識を高めることを目指していきたいと思います。
――授業で一番反響があるのはどのような内容でしょうか?
【井上】学校の授業でもタブレットが導入されており、デジタルデバイスとどのように付き合っていくかが、各校でも課題であると伺っております。そのため、「スマホやタブレットとの正しい距離」や「目の健康によい1日の過ごし方」などが、学校生活や実生活で直接役立つと感じてもらえているようです。
――受講された生徒さんの声が届いていたら教えてください。
【井上】参加した生徒のみなさまからは、「目を大切にする方法を知ることができてよかった」「毎日の生活で気をつけたいことがわかってよかった」といった声が寄せられています。
――近年災害が多い日本ですが、災害時のメガネの必要性についても教えてください。
【井上】災害時には日常生活が一変し、視力に問題を抱える人にとっては、メガネが生活を支える重要なアイテムになります。防災バッグにメガネを入れておく、寝るときは枕元に置くなど、万が一の備えとしてメガネを考慮に入れることは、大変重要だと考えております。
これからも「メガネのZoff出張授業」が、少しでも多くの子どもたちや保護者・教員にとって、目の健康やデジタルデバイスの適切な使い方について考えるきっかけになることを願いたい。
取材・文=矢野 凪紗
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