【奈良観光】竜神がこもる岩窟「室生龍穴神社」を巡るおすすめスポット

関西ウォーカー

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「室生龍穴神社」は、室生寺から室生川に沿って東に約1kmさかのぼった渓谷の入口に鎮座する室生龍穴神社。スギの巨樹におおわれ、森閑と静まり返った古社の背後の山中には「妙吉祥龍穴」と呼ばれる岩窟があり、竜神のこもる場所として古くから請雨祭祀(雨乞い)が行われてきた。ぽっかりと口を開けた龍穴の少し上流には滝があり、その滝から続く清流の瀬音が涼感と神聖な風を運んでくる。盤境である、この一帯は神気にあふれすがすがしい。<※情報は関西ウォーカー(2017年8月8日発売号)より>

雨乞いの儀式が行われてきた聖地


妙吉祥龍穴。龍穴に住む竜神は、もとは奈良市の猿沢地にいたが、身を投げた采女の死穢を嫌い、移り住んだという伝説が残っている/室生龍穴神社


妙吉祥龍穴。龍穴に住む竜神は、もとは奈良市の猿沢地にいたが、身を投げた采女の死穢を嫌い、移り住んだという伝説が残っている。

本宮で参拝してから奥宮へ。拝殿奥の本殿・春日造の一間社(県指定文化財)には、司雨神・高龗神を祀る/室生龍穴神社


本宮で参拝してから奥宮へ。拝殿奥の本殿・春日造の一間社(県指定文化財)には、司雨神・高龗神を祀る。

【写真を見る】妙吉祥龍穴の上流にある招雨瀑/室生龍穴神社


妙吉祥龍穴の上流にある招雨瀑。

■室生龍穴神社<住所:宇陀市室生1297 電話:0745-82-2457(宇陀市観光協会) 時間:拝観自由 料金:無料 駐車場:なし ※妙吉祥龍穴には駐車スペースがないため、徒歩での拝観になります(室生龍穴神社より徒歩30分)。道が狭く、雨天時・雨後は道が滑りやすいので注意が必要。 創建:不明 ご利益:縁結び>

地元食材を使った品数豊かな御膳


室生龍穴神社より車で13分の「道の駅 宇陀路室生 和風レストラン 青葉の庄」は、料理歴50年の店主が腕を振るう、道の駅内にある食事処。地元食材を使った手作りの精進料理をはじめ、丼や麺類などが楽しめる。ケーキもあり、カフェ使いも可能だ。

「宇陀川御膳」(1490円)/道の駅 宇陀路室生 和風レストラン 青葉の庄


「宇陀川御膳」(1490円)。旬の地元野菜のてんぷらや、胡麻豆腐などの小鉢3品、うどんなどボリューム満点。

「レモンタルト」(380円)/道の駅 宇陀路室生 和風レストラン 青葉の庄


「レモンタルト」(380円)。※ドリンクセットは700円。

■道の駅 宇陀路室生 和風レストラン 青葉の庄<住所:宇陀市室生三本松3176-1 電話:0745-97-2200 時間:10:00~18:00(LO17:30) ※食事は11:00~15:30(LO) 休み:水曜 席数:43席 駐車場:33台(無料)>

女人高野に残る 水神・龍神信仰


室生龍穴神社より徒歩12分の「室生寺」は、8世紀末期、天皇の命で興福寺の僧賢憬が創建。室生龍穴神社の神宮寺ともいわれ、龍王寺と呼ばれた。五重塔の相輪には水瓶があり龍とのかかわりがうかがえる。

金堂(国宝)は、正面側面共に五間の寄棟造・柿葺きで、ご本尊は一本造の釈迦如来立像/室生寺


金堂(国宝)は、正面側面共に五間の寄棟造・柿葺きで、ご本尊は一本造の釈迦如来立像。

高さ16.1mで、屋外にある五重塔で最も小さい/室生寺


高さ16.1mで、屋外にある五重塔で最も小さい。

■室生寺<住所:宇陀市室生78 電話:0745-93-2003 時間:8:30~17:00(最終入山16:30) 料金:拝観料600円 駐車場:100台(600円/1回)>【関西ウォーカー編集部】

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