個性豊かな芸術作品が目白押し!福岡の街中でアートに触れるなら「福岡アジア美術館」

九州ウォーカー

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古来より、アジアとの交流拠点として重要な役割を担ってきた福岡。その地で、アジアの近現代の美術作品を系統的に収集、展示する世界唯一の専門美術館が「福岡アジア美術館」だ。

場所は福岡市の都心部。大型商業施設・博多リバレインセンタービル7階・8階にある


アジアの「いま」と出合える。世界唯一、アジア近現代美術の専門美術館


アジアの近現代の作品を中心に、23の国と地域を対象とした約2900点の作品を所蔵。美術作家や研究者を招き、滞在制作やアジア美術の研究といった交流を通じて、人々がアジアの芸術文化に親しむ場を提供するなど、交流型美術館としての活動も行っている。大型商業施設・博多リバレインセンタービルの7階・8階にあり、館内は図書室、カフェ、キッズコーナーなど施設も充実している。

7階のアジアギャラリーでは、アジア各国の魅力的な作品を展示


広々とした空間が広がる


「福岡アジア美術館」が収蔵する作品は質・量ともに世界最高水準を誇り、オリジナリティの高い作品がそろうことでも知られる。展示される作品は、アジア各国の巨匠と呼ばれる作家の名作や、クスッと笑ってしまうようなユニークな作品、お国柄が表れた作品などさまざまで、どれもが高い技術と豊かな感性にあふれており、見ていて飽きることがない。7階のフロアでは、それら収蔵品の展示や企画展の他、大型国際展などを開催している。

【写真を見る】ポップでかわいいデザインが目を引く巨大壁画


また、2018年3月31日には館内を大幅リニューアルオープン。1階エントランスには今話題の中国人アーティスト、ブー・ホァ(ト樺)による壁画『最良のものはすでにある』が登場し、来館者を出迎えてくれる。壁画の中には、明太子や福岡タワーなど、福岡に縁のある題材が描かれているのでぜひ探してみて!

本を読みながらゆっくりとくつろごう(カフェスペースのみ飲食OK、図書閲覧スペースは飲料のみOK)


さらに、7階にはアジアやアートに関する書籍を約1万冊所蔵する「アートカフェ」が誕生。開放的な空間で、自家焙煎カフェ「イエナコーヒー」が手がけるアジアンコーヒーや、九州産の素材を使ったスイーツ、軽食などが味わえる。博多の街並みを望みながら読書するもよし、美術鑑賞の余韻に浸るもよし。ゆっくりとくつろぎのひと時を過ごそう。

家族連れでにぎわう館内


その他、子どもが楽しめるキッズコーナーや、美術情報コーナー、オリジナルグッズや雑貨などを販売するミュージアムショップもある。ファミリー向けの企画展やイベントも行っており、親子が遊びながら美術と触れ合う姿は、この美術館ならではの微笑ましい光景だ。


美術作家との交流の場「交流ギャラリー」。市民の作品も展示する


8階は、アジアの美術作家が福岡で滞在制作した作品や、市民の作品を発表する場である「交流ギャラリー」をはじめ、講演会や演劇、映画上映などを行う「あじびホール」、美術作家たちが制作を行ったり、ワークショップを開催したりする「交流スタジオ」、アジア美術の専門書を閲覧できる「図書閲覧室」などで構成されている。

都心にある「まちなか」美術館として、多くの人に親しまれている同館。展示やイベント情報は、電話での問い合わせ、またはHPで確認をしよう。

[福岡アジア美術館]福岡県福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7F・8F / 092-263-1100 / 10:00~20:00(最終入場は19:30まで) / 水曜(祝日の場合、翌平日)・年末年始休み

前田健志

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