見られる水族館は全国で3カ所だけ!シャチってどんな生き物?トレーナーさんに聞いてみた

東京ウォーカー(全国版)

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大迫力!シャチの公開トレーニングの目的は…?

名古屋港水族館で人気を博すイベント「シャチ公開トレーニング」。1日2回(土曜・日曜・祝日や夏休みなどは変更あり、天候により中止の場合あり)、北館3階スタジアムにて行われており、多くの人が足を運ぶ。

2頭のシャチが水面近くを泳いで波を起こしたり、尾ビレをパタパタさせて水しぶきを上げたり、勢いよくジャンプを繰り出したり、と迫力満点。プール近くの席に座るなら、水濡れは覚悟しておこう。また、モニターに映像が映し出されたり、トレーナーによる解説があったりと、シャチの生態についても勉強できる。

トレーナーの合図で水中からジャンプ!photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

前方の客席はずぶ濡れになることもphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


「公開トレーニングでは、野生で暮らしているシャチが実際に行う動きを中心に紹介しています。たとえば尾ビレで魚をはたいて気絶させる動きだとか、体を水面に打ち付けるブリーチングという動きとか。“ショー”ではなく、あくまで健康管理の一環として行っている動きをお客様に見ていただいています」

プールサイドに上陸すると、その体の大きさが際立つphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


名古屋港水族館では、シャチたちの体温測定を毎日、また定期的に採血・採便などの検査や体長・体重の測定を行っており、これらにはシャチたちの協力が欠かせない。迫力あるさまざまな動きは、普段のトレーニングの中でシャチとトレーナーが信頼関係を築きながら練習しているからこそ見られる瞬間だという。

シャチとトレーナーのコンビネーションが見事photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


名古屋港水族館のシャチに会いに行こう!

名古屋港水族館は、入口を入ってすぐ右側に大きなシャチの水槽がある。そこでは、真面目な性格のアースと、天真爛漫なリンが出迎えてくれる。

「名古屋港水族館のシャチの水槽は、水中窓の大きさが自慢です。プールで水上に姿を現すときだけではなく、シャチたちが水の中でどんな動きをしているのか、どういう体の使い方をしているのかもぜひ見ていただきたいです」

トレーナーの合図で、窓の近くまで来てくれたアースとリンphoto by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


全国3つの水族館でしか見られないシャチに、ぜひ会いに行ってほしい。名古屋港水族館ではシャチのアースとリンをはじめ、イルカやウミガメなど500種類を超える世界中の海の生き物たちが待っている。屋内が中心なので比較的涼しく、夏のおでかけにもおすすめだ。


取材・文=民田瑞歩/撮影=古川寛二

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