【2025年】足立の花火の楽しみ方!「第47回足立の花火」穴場スポットや会場までのアクセス情報をチェック
東京ウォーカー(全国版)
例年7月に荒川河川敷を舞台に行われる「足立の花火」だが、今年は2025年5月31日(土)の開催となる。本記事では、花火の見どころや穴場スポット、アクセス情報など事前に知りたい情報を徹底レポート!(※記事内で紹介しているイベントや施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

「足立の花火」って?東京で夏の大規模花火大会の先陣を切って開催
打ち上げ高密度に凝縮された構成が魅力の花火で、毎年60万人以上を魅了する夏の荒川の風物詩。東京都内で開催される大規模な花火大会の先陣を切って開催される。例年の7月開催と異なり、第47回大会は5月31日(土)開催を予定。昨年、突然の雷雨により大会を中止した経緯から、また、熱中症による来場者の健康リスクを考慮した結果、5月末の開催となった。
【見どころ】音楽とシンクロしたダイナミックな演出!注目はフィナーレの「千住宿開宿400年記念花火」
今年は千住宿開宿400年を記念し、例年の1万3000発に千住にちなんだ1010(せんじゅ)発を合わせた総数1万4010発が1時間に打ち上がる。全5幕のテーマ別プログラムで構成され、音楽やレーザー演出と花火がシンクロする演出が最大の見どころ。リズミカルなBGMに合わせたスターマインや大玉連発、幻想的なナイアガラなど、視覚と聴覚を一体で楽しめる構成が魅力だ。
全5幕の花火の打ち上げ開始予定は以下のとおり:
▶︎第1幕「先駆の夏」19時20分〜:初夏を感じさせる、さわやかな青色の花火でスタート
▶︎第2幕「千住宿400年」19時34分〜:一転、穏やかな炎のような炭火色「和火」の花火が打ち上がる。日光街道の宿場町として栄えた千住宿開宿400年を記念した仕掛け花火も楽しみ
▶︎第3幕「繁栄の大河」19時48分〜:足立の歴史を見守ってきた荒川と、ナイアガラ花火のコラボレーション
▶︎第4幕「煌めく星空」19時57分〜:花火とレーザーが織りなす光のショーはライブ感溢れる曲目と共に
▶︎第5幕「未来への飛翔」20時9分〜:エルガーの名曲「威風堂々」にあわせて、黄金のしだれ桜が夜空に舞う圧巻のクライマックス演出が予定されている
今年は千住宿開宿400年を記念し、例年の1万3000発に1010(せんじゅ)発を加えた計1万4010発を、わずか1時間で打ち上げるという高密度なプログラムも大きな特徴だ。

【混雑情報】入場規制はエリアごとに実施、分散退場の協力を
足立の花火2025では、来場者の安全確保と混雑緩和のため、例年以上に厳格な入場規制と分散退場が実施される。会場の荒川河川敷は来場者で埋まり次第、エリアごとに入場が制限され、規制がかかった場合には警備員や警察の誘導に従って立ち止まらず西新井橋上流側へ移動するよう求められる。また、規制エリアへの再入場はできないため、観覧場所は早めに確保したい。
特に千住側は混雑しやすく、17時30分以降は大変な混雑となるため、西新井側での観覧も検討したい。花火終了後は一斉退場を避けるため、30分ほど会場内にとどまり、順番にゆっくりと退場することが呼びかけらる。また、北千住駅周辺の混雑を回避するためにも、町屋駅や日暮里・舎人ライナーの足立小台駅などほかの駅の利用が推奨されている。
さらに、駅前や主要道路では広範囲に交通規制が実施され、バス・タクシーを含むすべての車両が通行禁止となる。前日からの場所取りは禁止されており、発見次第撤去されるため注意が必要だ。無許可のドローン飛行や堤防・河川敷の損傷につながる行為も禁止されているので、当日は公式サイトや現地の案内に従い、安全で快適な観覧を心がけよう。

【花火が見える穴場スポット】「西新井橋緑地」は広くて見やすい!混雑回避派にも◎
ゆったりと花火を楽しみたいなら、打ち上げ場所の対岸にあたる西新井側がおすすめ。特に「西新井橋緑地」はスペースが広く、芝生エリアで座って観覧できるため、家族連れにも人気がある。千住側に比べて混雑が少なく、正面から花火全体を見渡せる絶好のロケーションとして知られている。
また、同じ西新井側では「西新井橋緑地野球場」や「西新井橋上流側」も人気の観覧エリアで、特に後者は入場規制後にも利用できる立ち見スタイルのスポットだ。さらに、会場から少し離れた場所では「虹の広場(荒川自然公園付近)」や「荒川江北橋緑地」なども混雑を避けたい人におすすめで、遮るものが少なく見晴らしのよい環境が整っている。
「汐入公園」や「扇大橋周辺」などもレジャーシートを広げてのんびり観覧できる穴場で、南千住駅や日暮里・舎人ライナー沿線からのアクセスが便利。いずれも最寄り駅からはやや歩く必要があるため、時間に余裕をもって行動したい。目的やシチュエーションに応じて、ぴったりのスポットを見つけてみよう。

【トイレ情報】仮設トイレは約450基、バリアフリートイレが3基設置
会場内には、観覧客の利便性を考慮して約450基の仮設トイレが設置される予定。一般トイレに加えて、車いす利用者や小さな子ども連れでも使いやすいバリアフリートイレも3基設けられており、安心して利用できる環境が整えられている。
トイレは左岸・右岸ともに観覧エリアの周辺に分散して配置されるため、混雑を避けて利用するには事前に位置を把握しておくのがポイント。また、打ち上げ直前や終了後は混雑が集中しやすいため、時間に余裕を持って早めに済ませておくのがおすすめだ。詳しい設置場所は、公式サイトや現地マップで確認しておこう。

【開催日・打ち上げ時間】有料観覧席のチケットは完売!開催日と打ち上げ時間を要チェック
開催日は2025年5月31日(土)、打ち上げ時間は19時20分〜20時20分。そのほか開催可否などについては、公式サイトをチェックしよう。なお、有料観覧席のチケットはすでに完売している。
※通常の雨天の場合は開催。荒天の場合は中止。基準は公式サイトを参照。
【アクセス】19~22時30分ごろは北千住駅前車両通行禁止
打ち上げ場所は、荒川河川敷(東京メトロ千代田線鉄橋~西新井橋間)。JR、東京メトロ、東武鉄道、つくばエクスプレスの北千住駅、または東武鉄道の小菅駅、五反野駅、梅島駅が最寄りで、いずれも徒歩約15分の距離に位置している。東武鉄道西新井駅または日暮里・舎人ライナー足立小台駅から徒歩約25分。
19時~22時30分ごろは、北千住駅前通り、駅前ロータリーは、バス・タクシーを含むすべての車両が通行禁止になるので、公共交通機関を利用して徒歩で来場しよう。なお、駐車場はなし。
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