方言を守っていこう!名古屋弁の「たわけ」を使ったグッズ販売がスタート
東京ウォーカー(全国版)
株式会社イシダ印刷が運営するECショップ「雑貨と本のお店 WONDER STANDARD~ワンダースタンダード~」は、「方言を守っていこう!」をコンセプトにした「VIVA方言」の第一弾として、名古屋弁の「たわけ」を使ったグッズの販売を開始した。

企画背景
近年、一部の地域を除き、「標準語」の使用割合が増え、各地元の方言が使われる機会が減少傾向にあり、方言は、その地域の歴史や文化が凝縮された貴重なものであり、後世に伝えていくべきものとイシダ印刷は考えている。
特に、岐阜県の一部や愛知県で使用されている「名古屋弁」についても、日常的に使われるケースが減少していると感じた同社は、こうした背景から、名古屋弁を若い世代、特にZ世代の日常生活で再び広めることを目的とし、「たわけ」をテーマにしたグッズを企画した。
昭和時代に町のいたるところにあった「たばこ」の看板がモチーフ
昭和時代、町のいたるところで見かけた「たばこ」というタバコ店の看板に着想を得て、近年のレトロブームと関連づけ、パロディ的な要素でクスッと笑えるデザインとして「たばこ」の看板をモチーフにした制作が行われた。
「たわけ」クリアフラットポーチ・ラバーコインケース
小型ながら多くの文房具やメイクグッズ、コスメグッズを収納できるクリアフラットポーチと、アメリカ生まれの雑貨であるラバーコインケースをセットで販売(1880円)。それぞれを別々に使用することも、ファスナー部分にラバーコインケースを装着して、キーホルダー代わりに使うこともでき、さまざまな使い方が可能。どちらも単品での購入もできる。



VIVA方言シリーズについて、担当者に話を聞いてみた。
ーーVIVA方言シリーズの商品の狙いは?
昨今、多くの地域で標準語が普及し、方言が使われなくなっていることに寂しさを感じています。方言は、短い単語の中に、その地域の歴史がふんだんに詰まっていると思うので、もっと日常的に使ってほしいと考えています。特に若い世代に方言を使ってほしいと思い、その取り組みの一環として「方言をグッズ」化することからスタートしてみました。
ーー今回の商品のイチオシポイントは?
現在のレトロブームを受けて、昭和時代の街角に多く見られた「たばこ」の看板をモチーフにしました。懐かしさの中に、ちょっとした笑いも加えることができると考えています。
ーーアイデアはどのようにして生まれた?
ただ方言を書いているだけでは、誰も興味を持ちません。どうすれば「そうそう、こんな言葉あったな」と思い出してもらえたり、「なんか聞いたことある言葉だな」と感じてもらえるかを考えました。その過程で、ちょっとした「ウケ」を狙える方法を模索していたところ、「たばこ」の看板を思い出し、これを活用することに決めました。
ーーユーザーへのメッセージは?
方言は大切です。その街がその街である証です。一緒になって、大切にしていきましょう。
シンプルながらも多機能なデザインで、便利さと遊び心を兼ね備えた本商品。日常をちょっと楽しく便利に彩るアイテムを取り入れてみるのはいかがだろうか。
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