コーヒーを通じて広がる地域とのあたたかな絆。ひたちなかで見つけたスターバックスの新たな役割

東京ウォーカー(全国版)

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「Kidsバリスタ」で作りながら学ぶ、アップサイクルする楽しみ

「こんな簡単に作れるんだって驚きでした!」。コーヒー豆袋をリメイクして作ったコーヒーパスポートカバーを手に、参加した更(さら)ちゃんは、キラキラした笑顔を見せてくれた。「Kidsバリスタ ~豆袋リメイクワークショップコーヒーパスポートカバー編~」では、子どもたちが、リサイクルに挑戦する姿が印象的だった。

グリーンエプロンのパートナーと一緒に、パスポートカバーをリサイクルするチビッコたち


ワークショップの始まりは、リサイクルの話。「家でリサイクルしたことある?」という問いかけに、「ペットボトル!」「ダンボールを宝箱にしてる!」と子どもたちの元気な声が飛び交う。スターバックスでのリサイクル事例としてコーヒー豆のカスをたい肥や牛のエサとして活用していることが紹介されると、子どもたちは興味津々の様子。「コーヒーって飲むだけじゃないんだ」と、日常で何気なく目にするものが自然とつながることに新たな気づきを得ていた。

続いて、実際にコーヒー豆袋を使ったパスポートカバー作りに挑戦。使い終わった豆袋を切り開き、好きなデザインを選んで組み立てる作業は、子どもたちにとって楽しいクリエイティブな時間だった。完成したカバーを手にした更ちゃんは、「たぶん家でもできる!」と、自分で作ったものへの誇らしさを語る。

豆袋を切り開いてリサイクルするパスポートカバーづくりを学んだ。カラフルな柄で、世界で一つだけのカバーができあがる


「子どもたちがこういう形でリサイクルに触れられるのはすごく良いと思います。スターバックスがこんな風に環境を考えた活動をしているとは知らなかったので、驚きました」と話すのは、更ちゃんのお父さん。親子での参加を通じて、スターバックスの新しい一面に気づくきっかけになったという。

いつも仲の良い親子。リサイクルしたコーヒーパスポートのカバーを手に、参加した感想を教えてくれた


笑顔で楽しむだけでなく、リサイクルや環境への意識を自然と学べる「Kidsバリスタ」。自分で作り上げたパスポートカバーには、今日の体験とともに、未来への小さな種が込められている。

〜担当者の声〜 「Kidsバリスタ」で広がるリサイクルの輪
「地元の方がたくさん参加してくださっていて驚きました。2、3歳のお子さんが『ブラックのコーヒーを飲んだことがある』なんて話してくれて、少し意外でしたね」スターバックスコーヒー 水戸県庁前店のストアマネージャー、中島さん。

「柄を選ぶ楽しさがあったり、完成した時に『世界に一つだけの自分のコーヒーパスポート』ができる喜びが伝わってきました」と中島さんは子どもたちの笑顔を振り返る。

子どもたちにもわかるように、カバーの作り方をレクチャーした、水戸県庁前店のストアマネージャー中島さん


「袋の上下を切って筒状の部分を開くだけ。作業自体がシンプルなので、小さなお子さんでも楽しめる内容になっています」。最年少で3歳のお子さんも参加し、親子でリサイクルを楽しむ姿が印象的だったという。

「コーヒーやエコ活動に興味を持つお子さんもいて、ご家族で小さい頃から環境保護に取り組んでいる様子が感じられました。カジュアルに楽しみながら、リサイクルの大切さに触れてもらえたことが何よりうれしいですね」と中島さんは語る。

「COFFEE苗木植え体験」で学ぶ、コーヒーと環境のつながり

「コーヒー豆かすが牛のエサになっているとは知りませんでした」。藤本ファミリーが参加した「COFFEE苗木植え体験」では、紙芝居と苗木植えを通じて、コーヒーと環境がどのように関わっているかを楽しく学ぶ時間が広がっていた。

ワークショップのスタートは、スターバックスが用意した紙芝居「コーヒー豆の〇〇くんと△△ちゃんの体験」。畑で育てられたコーヒー豆が海を越え、カフェでおいしいコーヒーとなり、人々を笑顔にする旅が描かれる。その後、豆かすが肥料や牛のエサとして活用され、野菜や牛乳となって再びカフェに戻るという循環のストーリーに、子どもたちからは「飲んでも、また帰ってくるんだね」と共感の声が上がった。

オリジナルの紙芝居でコーヒー豆の循環を伝えるパートナー。意義ある活動に参加し、晴れやかな笑顔を見せてくれた


紙芝居が終わると、いよいよ苗木植え替え体験へ。白い植木鉢に家族で絵を描き、個性豊かな鉢が次々と完成した。藤本さんファミリーも、「家族で一緒に絵を描いたりできるのはいいですね」と笑顔を見せる。そして、完成した鉢にコーヒーの苗木を丁寧に植える子どもたちは、「大きく育ってね」と声をかけながら土を触る姿がまるで小さな農家さんのようだった。

「スターバックスがこういう環境への活動をしているとは知らなかったですね。SDGsには取り組んでいるイメージがありましたが、具体的にこういう形で見えるとすごく良いですね」と話す藤本さん。イベントを通じて、コーヒーが持つ循環の力を改めて実感する機会となったようだ。

「なんとなくスターバックスは環境活動に取り組んでいそうというイメージでしたが、具体的な活動は今日はじめて知りました」と明かしてくれた藤本さんファミリー


完成した苗木を手にした子どもたちの満足げな表情は、これからの日常に小さな楽しみが増えたことを物語っていた。紙芝居と苗木植え体験で、コーヒーが生み出す未来と環境へのつながりを感じるひとときだった。

〜担当者の声〜 「COFFEE苗木植え体験」で感じた、循環と共有の大切さ
「お客様がたくさんいらっしゃって、みんなちょっと緊張しながらのスタートでした。でも、『楽しかった』『あ、そうなんだ』という声がたくさんいただけて、本当に良い体験になりました」スターバックスコーヒー ひたちなか西光地店のストアマネージャー、松崎さん。

コーヒーの苗木と一緒にイベントの思い出も持ち帰ってもらった。育った苗木を見れば、スターバックスの取り組みも思い出すはず

みんなで協力してコーヒーの苗木植えたことは、忘れられない出来事になったはず


「スターバックスがこんな形で環境への取り組みをしていることを知らない方も多くいらっしゃいました。今回のような体験を通じて、そのことを伝えられたのは大きかったです」と松崎さん。

「実際に参加したパートナーたちも、循環の仕組みを改めてお客様に伝えることで、自分たちの知識が深まりました。その経験を共有して、店舗の日々の接客の中で自然にお客様に伝えられる機会を増やしていきたいと思っています」と語る。

「店舗ではドリンクのお話や別の話題が多いので、サステナビリティについても一つの話題として取り入れていくのも良いのかなと思います」と松崎さんは続ける。体験を通じて得た学びを、店舗運営や日常のコミュニケーションへどう活かすか、そのヒントを得られたイベントとなったそう。

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