【和歌山】営業は平日昼2時間のみ!「うらしま食堂」の絶品中華そば
関西ウォーカー
ラーメンWalkerグランプリ2017年殿堂店「うらしま食堂」は平日昼2時間のみ営業というハードルの高さと、古きよき大衆食堂を思わせる落ち着いた、たたずまい、そしてそこで提供される絶品の中華そばは、ラーメンファンの間で“伝説”のように語り継がれている。シンプルながらも旨味とコクが十分に堪能できる濃厚豚骨醤油スープは、骨粉が確認できるほどのしっかりとした味わい。麺は地元・紀の川にある宮本製麺所がこの店の中華そばのために作った中細麺。抜群の歯応えは濃厚スープに引けを取らない存在感を発揮する。シンプルだから飽きない、何度でも食べたくなる一杯だ。<※情報はラーメンウォーカー関西2018(2017年10月6日発売号)より>
豚骨の旨味と醤油が香る和歌山発の濃厚中華そば

「中華そば 1.5玉」(650円)。水で長時間たき込んで取った豚骨ダシに、継ぎ足しを繰り返した醤油ダレをプラスしたスープは粘性が高く濃厚。豚骨の旨味と醤油のコクが堪能できる。スープのインパクトに負けない中細麺のシコシコとした歯応えもクセになる。
■ラーメンデータ<麺>中細・角・ストレート/製麺所:宮本製麺所・165g<スープ>タレ=醤油 仕上油=なし/濃度こってり○●○○○あっさり/種類:豚骨

濃厚なスープに負けない存在感の麺にするために、地元の宮本製麺所とも相談を重ねた。研究のすえに開発されたのが現在の麺。

ラーメンの醤油ダレを使って煮たチャーシューは、スープとも好相性。脂の甘味も堪能できる。
<百麺人も太鼓判>
「メニューは『中華そば』と『めし』だけだが、とろみを感じるほど濃厚なスープは、『めし』と相性がよく、一緒にいただきたい逸品だ!」(山本剛志)
「『中華そば』のスープはド濃厚。野性味あふれる豚骨ベースだ。和歌山県内随一のフルボディの味わいが、同店の持ち味」(田中一明)

店内はつねに客でいっぱい。営業スタートから90分で中華そばが売切れになることも。

入口の前が駐車場となっている。

「うらしま食堂」は1976年に大衆食堂として開業。創業6~7年目からメニューに中華そばが登場し、さらに数年後には中華そば専門店に。ご飯との相性抜群の豚骨醤油スープが好評を博し、その評判はやがて全国へと波及した。スープの味を守りながらも製麺所と共に麺の改良にいそしむなど味の追求にも余念がない。
■うらしま食堂<住所:和歌山県紀の川市花野20-7 電話:0736-77-5473 時間:11:00~13:00 ※売切れ次第終了 休み:日曜、祝日 席数:27席(テーブル9、座敷18) タバコ:禁煙 駐車場:5台(無料) 交通:JR打田駅より徒歩11分>【関西ウォーカー編集部】
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