【京都】1位は“鶏醤油清湯”!ラーメンウォーカーグランプリ総合部門ベスト3

関西ウォーカー

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ラーメン情報誌「ラーメンWalker」(KADOKAWA)が毎年行っている、うまいラーメン店を決めるランキング企画「ラーメンWalkerグランプリ」。今年もラーメンのプロ集団・百麺人と関西ウォーカー読者ファンが投票。関西各エリアのグランプリが決定した。そのなかから、京都総合部門部門ベスト3をご紹介。<※情報はラーメンウォーカー関西2018(2017年10月6日発売号)より>

【1位】らぁ麺 とうひち(8065pt)


2015年のオープン以来、芳醇なスープとコシのある自家製麺が話題となり多くのファンを獲得した同店。2017年には調理・飲料水として逆浸透膜で高度浄化した純水を使用。スープは丹波黒どりと黒さつまどりの鶏ガラ、秋田比内地鶏の丸鶏と脂をブレンドし鶏ダシの厚みがさらに増した。またパンチの効いたスープに負けないコシとしなやかさを兼ね備えた麺の開発やブランドネギ「那須の白美人ネギ」を取り入れるなど、スープ、麺、トッピングがつねに進化。味のブラッシュアップを続ける店主は「今が理想の味に一番近い」と語る。

「鶏醤油らぁ麺」(750円)/らぁ麺 とうひち


「鶏醤油らぁ麺」(750円)。スープは丹波黒どりの鶏ガラに秋田比内地鶏の丸鶏と脂、黒さつまどりの鶏ガラをブレンド。鶏ダシに合わせるのは3種の生揚げ醤油と5種類の生醤油をミックスしたタレ。鶏の旨味と醤油のキレが効いたスープは思わず飲み干したくなる。

■ラーメンデータ<麺>中麺・平打・ストレート/製麺所:自家製麺・140g<スープ>タレ=醤油 仕上油=鶏油/濃度:こってり○○○●○あっさり/種類:鶏ガラ

【写真を見る】栃木産のブランドネギ「那須の白美人ネギ」を使用/らぁ麺 とうひち


トッピングの白髪ネギには栃木産のブランドネギ「那須の白美人ネギ」を使用(右)。甘味の強いネギがアクセントに。

自家製麺は北海道産小麦など6種をブレンド/らぁ麺 とうひち


自家製麺は北海道産小麦など6種をブレンド。歯応えとしなやかさはスープとの相性も抜群。

<百麺人も太鼓判>

「数種類の醤油のブレンドと丹波黒どりと名古屋コーチンから生まれるスープは至極の一杯。スープだけでいっきに飲みたくなります」(横山太一)

「生揚げ醤油などを数種類用いた醤油ダレを加えた芳醇な一杯。自家製麺のもっちりしつつ歯応えのある感じもいいですね!」(はんつ遠藤)

店主の袖岡哲也さんは、京都の“鶏醤油清湯”を確立/らぁ麺 とうひち


店主の袖岡哲也さんは、名店「京都千丸しゃかりき」出身。「らぁ麺 とうひち」は、“地鶏と生揚げ醤油”をテーマに2015年3月に開業し、オープン後も鶏ダシの厚みとスープに負けない歯応えの麺を研究し続ける。ストイックに進化を続ける一杯は、舌の肥えた京都のラーメンファンも納得の味に。開業から2年半で“京都の鶏醤油清湯”を確立した。

■らぁ麺 とうひち<住所:京都市北区大宮北箱ノ井町33-6 電話:075-432-8818 時間:11:00~14:30、18:00~21:30 休み:火曜 席数:15席(カウンター7、テーブル8) タバコ:禁煙 駐車場:7台 交通:地下鉄北大路駅より市バス1系統、玄琢下から徒歩2分>

【2位】麺屋 極鶏(7020pt)


2011年5月のオープン以来、ラーメン激戦区の一乗寺でひと際高い人気を誇る行列店「麺屋 極鶏」。関西の濃厚な鶏白湯スープの先駆け的な存在で、男女問わず連日多くのファンが集まる。臭みや雑味を取り除き旨味だけを閉じ込めた極上スープは門外不出。レシピはオーナーの今江公一さんのみぞ知る徹底ぶり。麺はスープのインパクトに負けないシコシコとした歯応え。濃厚スープと食感抜群の麺が好相性の、何度でも食べたくなる一杯だ。

「極鶏 鶏だく」(750円)/極鶏


「極鶏 鶏だく」(750円)。味わい深い鶏白湯スープは、麺が沈まないほどの濃度でありながら口当たりはなめらかで上品。厳選した唐辛子を使った「極鶏 赤だく」など全4種類の味がそろう。

■ラーメンデータ<麺>中太・角・ストレート/製麺所:麺屋 棣鄂・120g<スープ>タレ=醤油 仕上油=なし/濃度:こってり●○○○○あっさり/種類:非公開

鶏ガラや鶏肉を約半日かけて煮込んだスープは臭みや雑味ゼロ/極鶏


鶏ガラや鶏肉を約半日かけて煮込んだスープは臭みや雑味ゼロ。煮込みすぎると風味や色が変化してしまうので、火加減にも徹底した注意が払われる。

<百麺人も太鼓判>

「濃厚な鶏スープで話題騒然&連日行列ができる。今や、京都ラーメン激戦区の一乗寺、というよりも京都を代表する1軒」(はんつ遠藤)

■麺屋 極鶏<住所:京都市左京区一乗寺西閉川原町29-7 電話:075-711-3133 時間:11:30~22:00 ※売切れ次第終了 休み:月曜 席数:13席(カウンター5、テーブル4、座敷4) タバコ:禁煙 駐車場:なし 交通:叡山電車一乗寺駅より徒歩7分>

【3位】新福菜館 本店(5174pt)


1938年創業の京都を代表する中華そば専門店。「中華そば」は、秘伝の醤油ダレを使った褐色のスープと絶妙な歯応えの中太ストレート麺、さらに旨味抜群のチャーシューと彩り鮮やかな九条ねぎも相まって京都ラーメンの代名詞的存在だ。素朴なたたずまいながらも全く色あせない味は、全国のラーメンファンだけでなく地域住民からも愛されている。ラーメンと並ぶ人気メニューとしておなじみの「ヤキメシ」(500円)も必食。

「中華そば(並)」(700円)/新福菜館 本店


「中華そば(並)」(700円)。醤油ダレと鶏ガラ・豚肉を使用した褐色のスープはコクがありながらマイルドな味わい。丼の中央で存在感を出す九条ねぎや麺をおおうチャーシューも食べ応え十分。

■ラーメンデータ<麺>中太・角・ストレート/製麺所:近藤製麺所・150g<スープ>タレ=醤油 仕上油=鶏油/濃度:こってり○○●○○あっさり/種類:豚肉・鶏ガラ

スープに合わせるタレは濃口醤油に数10種の素材をブレンドし、それを数時間寝かせるという秘伝の味/新福菜館 本店


スープに合わせるタレは濃口醤油に数10種の素材をブレンドし、それを数時間寝かせるという秘伝の味。豚肉の旨味がマイルドな味わいを生み出す。

<百麺人も太鼓判>

「京都を代表する有名店。ラーメン好きは京都に着いたらまずここを食べてから、食べ歩きをスタートするのが定番コースです!」(田中一明)

■新福菜館 本店<住所:京都市下京区東塩小路向畑町569 電話:075-371-7648 時間:9:00~22:00 休み:水曜、不定休 席数:51席(カウンター3、テーブル48) タバコ:喫煙可 駐車場:4台(無料) 交通:JR京都駅より徒歩5分>【関西ウォーカー編集部】

編集部

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