大阪・関西万博で“未来の食”を体験!「くら寿司」など11社がメニューを発表
東京ウォーカー(全国版)
2025年4月13日(日)より開催される大阪・関西万博。開催まであと少しとなった2月4日に、「未来の食の楽しみ発表会~EXPO FOOD COLLECTION 2025~」が大阪市内で実施された。
当日は、万博会場内にオープンする“未来の食”を体験できる施設「未来型営業施設」「未来型チャレンジショップ」「EARTH TABLE~未来食堂~」「サスティナブルフードコート」に参画する11社の出店概要および商品・サービスを発表。試食会も行われた。

これまでにない“未来の食”を体験
発表会は、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 事務総長の石毛博行さんのあいさつから始まり、「本日の発表会を通じて、人間だけでなくすべての命の可能性の実現を目指した、“未来の食の可能性”を感じていただけることを願っています」と意気込んだ。

続いて、同会企画局長の河本健一さんが各施設について以下のように解説。
「未来型営業施設」は、協会が企画する未来社会ショーケース事業の一環として、飲食や物販サービスなど“食”に関わる新たな技術・社会システム・生活スタイルなどを実際に体験できる施設。
「未来型チャレンジショップ」は、「未来型営業施設」と同様のコンセプトのもと、幅広い企業・団体の参加を促し、規模や業態を限定することなく未来像を展示する営業施設。
「EARTH TABLE~未来食堂~」は、テーマ事業プロデューサーである小山薫堂さんのシグネチャーパビリオンの近隣にある、食の常識が大きく変わる、これからの食環境や食べる価値についての見直しができるような未来志向の飲食施設。
「サスティナブルフードコート」は、ロボットとヒトが協働するミライの社会を映し出す次世代の飲食店モデルとして、万博のシンボル事業と位置づけるフードコートとなっている。


日本ではおなじみの企業の特別店がオープン!「未来型営業施設」
ここからは、参画企業による出店店舗・メニューの説明へ。
回転寿司チェーン「くら寿司」が出店する「くら寿司大阪・関西万博店」は、「回転ベルトは、世界を一つに。~Conveyor Belt Can Unite the World as One~」をコンセプトに、世界中の人が笑顔になれる時間を提供し、争いのない“誰もが輝く未来”を創出する。
店内には「くら寿司」史上最大数である338席と、約135メートルとなる最⾧の回転ベルトを設置。定番のネタに加え、低利用魚やスマート養殖魚、高付加価値なオーガニックフィッシュを使った“スシテナブル”メニューや、万博に参加している約70の国・地域の代表的な料理が登場する。


サントリーホールディングスは、「SUNTORY PARK CAFE」「水空 SUIKUU」「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 大阪・関西万博ウォータープラザ店」の3店舗を出店。
「水と生きる」をテーマに、「天然水のかき氷」などが味わえる休憩にぴったりなカフェテリア、コース料理仕立てで会食にも利用できる高原レストラン、近畿大学が誇る「近大マグロ」が堪能できるレストランと、それぞれ異なる業態になっている。


回転寿司チェーン「スシロー」が出店する「スシロー未来型万博店」のコンセプトは、「まわるすしは、つづくすしへ。ーすし屋の未来 2050ー」。持続可能な水産資源の安定的な調達を目指し、水産物を用いたすべての商品は養殖(※)を使用。「陸上育ちの磯まもりウニ包み」をはじめ、特に環境に配慮した陸上養殖などの先端技術で育てた水産物は「『あしたのサカナ』シリーズ」として販売される。
※のりやわかめなどの無給餌養殖で育てた水産物を含む。なお、調味料などに使用される原材料は含まない。
また、店内には「デジロー(デジタル スシロービジョン)」を設置し、そこには水産資源の未来に向けた取り組みについて学べるゲーム機能を搭載。この機能は、今後全国の既存店でも楽しめるように準備中なのだとか。


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