大阪・関西万博で“未来の食”を体験!「くら寿司」など11社がメニューを発表
東京ウォーカー(全国版)
“関西人の定番”がパワーアップして登場!「未来型チャレンジショップ」
大阪土産として名高い、みるく饅頭「月化粧」を販売する青木松風庵は、静岡・浜松名物「うなぎパイ」を作る春華堂と共同出店。機能性表示食品の饅頭としては日本初(※1)となる、精神的・身体的疲労感(※2)を軽減する金のユーグレナ配合の「金の月化粧」が購入できる。
※1 饅頭における機能性表示食品は青木松風庵が日本初。(2023年6月青木松風庵調べ)
※2 ※日常生活の一時的な疲労感。
そして、「うなぎパイ」の移動カフェ「うなくん号」が大阪に初上陸。「うなぎパイジェラート」や、静岡産の栗を使用したスイーツが食べられる。


白ハト食品工業が運営し、関西の手土産の定番となっている「らぽっぽ」からは、「らぽっぽファーム~おいもとイチゴとりんごのFarm to the Table~」が登場。「らぽっぽ未来型6次化ファームカフェ」として、鉄コンテナで育てたサツマイモやいちご、高密栽培のリンゴを使ったスイーツが提供される。
ラインナップは「おいもチョコドーム プレミアムパイ」に「もちもちおいもピザ」、「おいもブーケソフトクリーム」など、フォトジェニックなものばかり。


日本で最初の「元祖幕の内駅弁」の生みの親であるまねき食品は、「万博で私たちの誇る“日本の味”を世界中の方々にお届けし、未来への架け橋を築きたい」と、「Be Ambitious」をテーマとしたレストラン「MANEKI FUTURE STUDIO JAPAN」をオープン。
姫路市民のソウルフード「えきそば」に神戸牛をのせた「究極のえきそば」が食べられるほか、駅弁屋・仕出し弁当屋として「たけだの穴子めし」弁当を販売。ベジタリアン向けの弁当やコラボ弁当も企画中だそう。

健康志向の人に寄り添うメニューがズラリ!「EARTH TABLE~未来食堂~」
神戸のビーフンメーカーで国内ビーフン市場シェア率No.1を誇るケンミン食品は、「すべての人々に美味しいラーメン」を掲げ、「GF RAMEN LAB」を出店。大阪生まれの人気ラーメン店「Tsurumen」の店主・大西益央さんの監修のもと、“グルテンフリーラーメン”を開発した。
スープに宮崎県の「みやざき地頭鶏」のみを使用する「GF 黄金の鷄油しょうゆラーメン」や、動物性食品を使わずグルテンフリーとプラントベースを両立した「GF プラントベースとんこつ風ラーメン」など、グルテン不耐性の人や食事制限をしている人にうってつけのラーメンがそろう。


同じくグルテンフリーのメニューを扱うのは、アイスバー「ブラックモンブラン」を製造・販売する竹下製菓。出店店舗の「EARTH SWEETS ~Presented by Takeshita Seika~」では、国産米粉を使用したイベント感たっぷりのチュロスと、プラントベースのアイスクリームが購入できる。
チュロスには、京都玉乃光酒造が酒を作る際に出る酒米を40%以上磨いたあとの米粉と国産米粉を配合して使用し、フードロスに貢献。アイスクリームにはコレステロールやトランス脂肪酸が含まれず、とことん体にやさしいスイーツだ。

ここまで有名企業が名前を連ねたが、2021年に元イタリアンシェフの野口典朗さんが大阪の路地裏に開店させた「とんかつ 乃ぐち」が唯一、個人店からの参加となった。徹底したトンカツへの追求ぶりで、オープンからわずか2年で1カ月500席のランチ予約が1分で完売する、まさに“予約が取れない店”だ。
「絶対胸焼けしない」をモットーに作るトンカツは、最もおいしいタイミングを楽しめるようにと、高級寿司のように一貫ずつ提供するスタイル。有名トンカツ店や生産者とのコラボレーションも予定されており、エンターテインメント性とライブ感を兼ね備えたレストランになっている。


冷凍食品でおなじみのニチレイフーズは、「テラスニチレイ」を出店。1970年の大阪万博でも同じ名称で出店しており、今回も冷凍食品のおいしさと、保存と利便性だけではない新しい価値を世界中の来場者にアピールする。
主要メニューは、自動調理機で炒め、自分好みにカスタマイズできるオリジナル炒飯。そのほか、凍ったままでも食べられる今川焼や、皮も種も使用したアセロラMIXスムージーなど、健康や環境に配慮したメニューがそろう。

観光客にも人気の大阪名物が一堂に大集結!「サスティナブルフードコート」
サスティナブルフードコート「大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~」には、食い倒れの街・大阪の名物料理が盛りだくさん。「たこ家道頓堀くくる」のたこ焼きや「大阪新世界元祖串かつだるま」の串カツ、「どうとんぼり神座」のラーメン、「大阪王将」など、他府県の人にとっては“行ってみたかった店”、関西人にとっては“ホッとする店”が並ぶ。
店内には配膳案内ロボットやスマートゴミ箱を配置し、「大阪王将」では調理ロボットを活用。また、「たこ家道頓堀くくる」はたこ焼きに使う大量の卵の殻を資材に利用し、SDGsに取り組んでいる。



飲食店経営者の一面もあるはるな愛が大興奮
各社の概要説明のあとは、大阪・関西万博のスペシャルサポーターである、タレントのはるな愛さんがゲストとして登壇した。
はるなさんは、「(本名の)大西賢示のほうで飲食店を5店舗経営しているので、皆さんのプレゼンを聞いて、もう刺激がいっぱい!」と大興奮。登壇前に各社のメニューを食べたそうで、すべての料理に丁寧なコメントを贈っていた。


その後は大阪・関西万博の公式キャラクター・ミャクミャクも現れ、各社の代表らと一緒に記念撮影。はるなさんとミャクミャクがおおいに盛り上げてくれたこともあり、万博さながらの賑やかな雰囲気で発表会が終了した。

取材・文=ウォーカープラス編集部
写真=福羅広幸
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