田舎の魅力を再発見！自然豊かな岐阜県で「ぎふ農泊」を体験しよう

「農泊」とは、伝統的な生活体験と地域の人々との交流を楽しみつつ、農家や古民家に宿泊する滞在型旅行のこと。自然豊かな岐阜県には、五平餅作りや柿渋染めなど、日帰りで気軽に楽しめる田舎体験も多い。モノやコトに触れるだけでなく、こうした体験は現地の「ヒト」との交流も楽しいもの。今回はインフルエンサーの、わかばさん(柿渋染め体験、いちご狩り体験)と、りかさん(ほうじ茶作り体験、泊まれる神社体験)に現地で体験してもらった。

「柿渋」でオリジナルの染め物を作ろう

柿渋染め体験 ／会場：柿BUSHI
岐阜県山県市旧伊自良村の特産品で、半世紀ぶりに復活した伊自良柿渋を使用する柿渋染め体験。手ぬぐいやストール、エコバッグ、エプロンのほか、自分の洋服やタオルなどを持ち込んで染めることもできる。伊自良大実柿の干し柿にクリームチーズを入れたおやつ付き。

ヒトとの交流も楽しいほうじ茶作り

ほうじ茶作り体験 ／会場：傳六茶園
「天空の古来茶」と呼ばれ、約700年の歴史がある揖斐川町春日地区の在来茶「春日茶」を使用。緑茶の状態の茶葉を、ほうろくという道具を使って焙じてほうじ茶に。完成した茶葉は持ち帰りOK。体験の最後には、茶菓子と一緒に緑茶とほうじ茶の飲み比べもできる。

神社の境内にある古民家に宿泊

泊まれる神社体験 ／会場：宿屋揖斐川
大和神社の境内にある貸別荘。かまどでご飯を炊いたり、五右衛門風呂風の風呂に入浴したりなど、昔ながらの暮らしに触れられる。古民家はリノベートされており、キッチンや湯舟付きの風呂、ドラム式洗濯機、床暖房などを完備していて、快適に過ごせる。

飛騨地域の伝統料理を知ろう

エゴマの学習＆五平餅づくり ／会場：Mina Base
飛騨地方の伝統食材のエゴマを使った体験。五平餅は、ご飯をつぶし、俵形に丸めて木の串を刺したら焼いておく。エゴマはフライパンで煎って、すりつぶしたら調味料と混ぜ合わせ、焼いた餅に「えごまのたれ」を塗って、焼き目が付くまで焼いたら完成。

県内最大級の体験農園でいちご狩り！

いちご狩り体験 ／会場：体験農園みとか
岐阜県内最大級の体験農園で、一年を通して収穫体験が楽しめる。いちごは紅ほっぺ、かおり野、よつぼし、かんなひめ、ほしうららの最大5品種が食べ比べでき、大粒のいちごが多いのも自慢。ペット同伴OKのいちご狩りや、ナイター営業も不定期で実施している。

33か所を巡る冒険のようなハイキング

隠居山の観音様めぐりハイキング ／会場：やすらぎの里 隠居山観音
この地で暮らした医師の山口亀助が隠居後、西国33カ所を何度も訪れてその地の砂を譲り受け、切井の里に砂を移して造ったと伝えられる隠居山観音。33の石仏が配置され、景観を楽しみながら歩ける。石のトンネルや巨大な岩が並ぶ道を歩くのは冒険のよう！

今回紹介した以外にも岐阜県には、味噌作り体験やりんご狩り体験、棚田ウォーキング体験など、さまざまな田舎体験が待っている。街ナカで味わえない体験を通して、新しい趣味や価値観が見つかるかも。ぜひ、岐阜の田舎に遊びに行ってみよう。