【東京・代々木八幡】こだわりの手打ち小麦そばと優しい笑顔が戻ってきた!
東京ウォーカー
2種の無農薬小麦を使った手打ちそばがウリ。シンプルにそばのうまさを実感したければ、「小麦そば つけ」(1404円)がおすすめ。その他、キジの「変わり小麦そば」(1620円)も店主自信の逸品だ。夜は、「手打小麦そば懐石」(4104円)や「雉懐石」(6264円)などのコースが中心。昼・夜ともに要予約。
「季織亭」の自慢はもちろん、川名さんが作る手打ちそば。「手打ちの方がコシも断然よくなります。もちろん素材にもこだわっています。無農薬小麦を使っているのはウチぐらいでしょう」(店主・川名秀則さん)。
高級素材・キジを使った変わり小麦そばが新名物に

キジの丸鶏・ガラでダシを取ったスープは香り高く奥深い。手打ち麺は無農薬石臼挽き全粒粉50%配合。ひと晩寝かすことでボソボソ感がなくなり、なめらかに。具は、キジのムネ肉のしゃぶしゃぶなどが入っている。
■ラーメンデータ<麺>中太・角・ストレート/製麺所: 自家製麺・150g<スープ>タレ=塩・仕上げ油=キジ油/濃度: あっさり/種類:キジ・魚介(煮干)

小麦は、秋田産の無農薬石臼全粒粉と、山梨産の自然栽培小麦を厳選。カン水の代わりに天然の重曹を用い、それらをそばのように手で水回しし、ひと晩寝かせてから、足打ち・手打ちで仕上げていく。

旬の食材を生かした7~9品で構成された「おまかせ前菜盛り合わせ」(1620円)。

茨城の産直平飼いたまごを使用した「黒米卵ごはん」(378円)。

渋谷区上原の閑静な住宅街の一角にあり、道に迷ってたどり着けない客も多いそう。営業中は家の門を開放。中庭を抜けて、玄関を開けると店になっている。

「季織亭」という“居職”を手に入れ、生き生きとする川名さん。「一つ欲をいえば、後継者が欲しいですね。これまで私が培ってきた技術を、誰かが受け継いでくれれば、この上なく幸せです」と今後の展望を話してくれた。【東京ウォーカー】
編集部
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