スペシャルティコーヒーの新感覚イベントが開催!全国から選ばれた名店と有名アーティストのコラボアートやグッズ販売も
東京ウォーカー(全国版)
スペシャルティコーヒーを新たな視点で楽しむ初の企画展「第一回 beautiful coffee shop collection」が、2025年3月5日(水)から11日(火)まで、西宮阪急2階トップステージにて開催される。

会場はまるで「プチミュージアム」豪華コラボアートは必見
2000年代に入りコーヒー業界に広まった新たな波「サードウェーブ」が日本に上陸後、スペシャルティコーヒー専門店が次々と誕生した。そこからおよそ10年。繊細かつ華やかで豊かなフレーバーに、ホスピタリティあふれる接客、居心地の良い空間を提供する日本各地のコーヒーショップは、世界のコーヒーファンからも高く評価されている。
今回開催される「第一回 beautiful coffee shop collection」は、「スペシャルティコーヒーのこれまでの10年、これからの10年」を紐解きながら、唯一無二の価値を提供し続ける日本のスペシャルティコーヒーブランドを、深く知ることができる新しい企画展。参加するのは、全国から選び抜かれた10のスペシャルティコーヒーブランドだ。選定ポイントは「繊細で豊かなフレーバー」「ファッション感度の高さ」「心地良い空間(ホスピタリティ)」の3点。デジタル調査と現地調査により、日本が世界に誇る10ブランドが選出された。

また、「第一回 beautiful coffee shop collection」は、飲み比べを楽しむ一般的なコーヒーフェスとはひと味違う。本展を主催する株式会社青と緑の高田佳枝さんは「プチミュージアムのような企画展」と表現する。最大の見どころは、世界的なラグジュアリーブランドのグラフィックを手がける海外アーティストや新進気鋭のアーティストらが、各店とコラボレーションし、描き下ろしたアートの展示だ。さらに、そのアートを用いた企画展記念グッズも販売。来場者が各店舗のファンになり、「推し活」をするような感覚で楽しんでもらうことを想定しているという。そのほかに会場ではコーヒーの試飲会が行われるほか、企画展限定ブックレット「スペシャルティコーヒーのこれまでの10年、これからの10年」が配布される。
全国から10ブランドを選出!なかでも注目は?
なかでも注目したいのが、東京と大阪、名古屋に店を構えるGLITCH COFFEE & ROASTERS(以下、GLITCH)だ。日本のスペシャルティコーヒーの最高峰ブランドであるGLITCHは、浅煎りのシングルオリジンコーヒーに特化し、最高品質のコーヒーを提供している。株式会社青と緑の高田さんいわく「バッグブランドに例えれば、ヴィトンやエルメスのような立ち位置」とのこと。北米を中心にアジアからもファンが来日し、連日行列ができるほどの人気を誇り、雑誌『BRUTUS』のコーヒー特集で巻頭を飾ったこともある。今回の企画展では、GLITCHのオーナー・鈴木清和氏のサイン会を3月8日(土)に日本初開催。スペシャルティコーヒー界の第一線で活躍する鈴木氏に会える、貴重な機会となっている。
GLITCHにとって2025年は、創設10周年の節目の年。本展ではそれを記念し、繊細かつダイナミックな画風を特徴とするフランス人のアーティストユニット・Alex & Marineが、コラボレーションアートを描き下ろした。5つ星ホテルの壁にイラストを描くなどし、「壁の刺青師」の異名を持つAlex & Marine。GLITCHの要素と幾何学を融合して描いた、美しいコラボアートは必見だ。販売アイテムは、ジークレー(額装絵)、Tシャツ、トートバッグ、ポーチ、キーチェーン、ポストカードなどが展開される。

次に紹介するのは、愛知県名古屋市内の3店舗に加え、中国にも出店しているTRUNK COFFEE。オーナーの鈴木康夫氏は、「世界一」と称されるコーヒードリッパー「ORIGAMI」をプロデュースしたことでも知られている。バリスタたちがコーヒーの抽出技術で競い合う世界大会「World Brewers Cup」で、「ORIGAMI」を使用した選手が世界チャンピオンになったことが「世界一」といわれるゆえんだ。
そんなTRUNK COFFEEのロゴは、スペシャルティコーヒー店舗では珍しいピンク色。企画展に登場するコラボレーションアートは、フランス人アーティストのEric Giriatが手がけ、色彩豊かなTRUNK COFFEEの世界観をスタイリッシュに表現している。展開アイテムは、ジークレー(額装絵)、Tシャツ、トートバッグ、ポーチ、キーチェーン、ポストカード、ステッカーなど。

北海道の伝説的なコーヒーブランド・MORIHICO.も見逃せない。札幌で11店舗のカフェ・レストランを運営するMORIHICO.は、まだ日本でサスティナブルという言葉が聞き慣れない1990年代に、古民家をリノベーションして創業。世界で初めてコーヒー店として地球環境保全を行う「1% FOR THE PLANET」に加盟している。そんな同店のコラボレーションアートは、創業当時、オーナーの市川草介氏がコーヒー豆を運ぶのに使用していたフランスのクラシックカー「CITROEN」がモチーフ。A4アート、マグカップ、Tシャツ、キーチェーン、ポストカード、ステッカーなどのアイテムが販売される。

そのほかにも、日本のスペシャルティコーヒー界をけん引するブランドが勢ぞろい。TAOCA COFFEEは、兵庫県西宮市および神戸市を中心に店舗を構え、地元の人々から愛されるスペシャルティコーヒー専門店。今回の企画展では、ベルリン在住のアーティスト・Anje Jagerが「コーヒーの香りで始まる朝」をテーマに、コラボレーションアートを描いている。

LILO COFFEE ROASTERSは、大阪を代表するスペシャルティコーヒー専門店。20種類以上のシングルオリジンや、日本の四季を味わうブレンドなど、誰もがワクワクできるポップなコーヒー体験を提供し、国内外からファンを集めている。

さらに、小学校教員を21年間務めた吉田恒氏が2015年に東京で創業した私立珈琲小学校や、スペシャルティコーヒーとホスピタリティで人々を湯気のようにやさしく包み込む兵庫県西宮市の名店・ゆげ焙煎所、神奈川県内で2店舗を展開し、スペシャルティコーヒーと自家製タルトが人気のTALUTO DOT COFFEE、バリスタチャンピオン・岩瀬由和氏が率いる福岡発のスペシャルティコーヒー専門店・REC COFFEE、東京池袋にスペシャルティコーヒー文化を築いた立役者・COFFEE VALLEY、以上全10ショップが企画展に参加する。なお、REC COFFEEとCOFFEE VALLEYは、本展巡回先からアーティストコラボレーションが開始される予定だ。



素晴らしい日本のスペシャルティコーヒーを世界に発信
株式会社青と緑の高田さんは、今後の展望について「スペシャルティコーヒー業界を盛り上げるべく、『beautiful coffee shop collection』を第2回、第3回と続けて行きたいです。海外での開催に向けても動き出しており、東アジアから準備を進めているところです。日本のスペシャルティコーヒーに明確な流派はありませんが、繊細なそれを受け継いでいく流れは華道や茶道にも似ていると感じています。そんな唯一無二の『日本のスペシャルティコーヒー』を世界に発信したい。
また、ほかの業界でも「お客様に心地良い場」を提供する店舗ブランドを『beautiful ◯◯ shop collection』として発信したい。『日本推し』が私たちの使命です」とコメント。
また、読者へのメッセージとして「私たちの活動に共感し、協力してくださるアーティストを広く募集します。また、日本の車やアニメ・漫画に続く『世界中の日常を彩る業界や店舗ブランド』を発掘し、光を当て、一緒に『日本推し』を推進できるパートナー企業も広く募集します」と呼びかけている。
「第一回 beautiful coffee shop collection」は入場無料。気軽に足を運び、日本が世界に誇るスペシャルティコーヒーの魅力に、触れてみてはいかがだろう。【ウォーカープラス/PR】
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