【愛ネコ漫画】くねくね、モジモジ…の駆け引きがかわいいけどちょいウザ!?そのウラにある愛猫の作戦とは？【作者に聞いた】

茶トラの「ミル」、白黒ハチワレの「ポッちゃん」、黒猫の「朔ちゃん」の3匹の猫の世話を焼く日々を描いた漫画が注目を浴びている藤緒ミルカ(@mirumirupakupa1)さん。公式トップブロガーとして認定されているアメーバブログやX(旧Twitter)に漫画を投稿している一方、ウォーカープラスでも人気の漫画を紹介している。

今回は、“かわいくてウザい”(!?)ポッちゃんを描いた漫画「健気そうに見えるそのモジモジは」をお届け。さらに作者の藤緒ミルカさんにも、本作について話を聞いた。

ある日、藤緒さんはモジモジ、くねくねしているポッちゃんを発見したので呼んでみた。すると、猛ダッシュでやってきたポッちゃん。これってもしかして、撫でてもらうための作戦…!?

――今回、ポッちゃんを呼んだら…というお話でしたが、ミルちゃん、朔ちゃんも呼んだら来ますか？

呼んだら反応してすぐ来てくれるのは、やはりポッちゃんが一番ですね。根が甘えん坊さんなんでしょうか、呼ばれたら走ってそばに来てくれて。これがまた、たまらなくかわいいんですが、ただし賢いわけじゃないんですよね…。「自分の名前を呼ばれた！」とわかっているわけではなく、目が合って何か喋ると来ちゃうってだけなんですよ。私よく独り言を言うんですが「あー…そう言えば醤油がもうないんだよなぁ」とかつぶやいたときにちょうどポッちゃんと目が合って、ウキウキで走って来る…なんてこともしょっちゅうなんです。要するに構ってちゃんなんです。

朔ちゃんも、まぁ呼んだら来てくれることが多いですかね。でも彼の場合は遊んでもらうことが主目的になっているので、即リボンなどを持参でやって来ます。ミルはお察しの通り…。呼んだら反応はしてますが、尻尾だけパタパタして「アナタが来なさいよ」ってな態度ですよ。これがもしかしたら猫本来の姿なのかもしれないですね。私なんかはミルに首っ丈ですから「あん、もうっ。いけず！」とか言いながら私からミルに近づきます(そして顔を埋めてすーはー匂いを堪能して怒られる、までがお約束)。

――3匹のなかでは一番、ポッちゃんが撫でたり触られたりするのが好きですか？

そう…ですかね。基本的にみんな撫でられるのは好きなようなので、ヨシヨシってやってるとうっとりしてます。あ…でもポッちゃんは強制的に撫でられようとしてきますね。別に“撫でようとはしていない”手に向かってわざわざ自分の頭を擦り付けてきたり、何なら自分から手のひらに頭をフィットさせてきて、撫でざるを得ない状況を作り出します。

あと、これは夫に対してすごくやることなんですが、3撫でくらいするとクルッと向きを変えてすぐにお尻を提供するんです。ポッちゃん、お尻(腰ですかね？尻尾の付け根のあたりですね)をポンポンされるのがとても好きでして。これに関しては呼んでもいないのに自主的にやって来てすぐにお尻を向けるので、夫のことを「お尻ポンポンマシーン」と思ってる節がありますね。

――この漫画を紹介した藤緒さんのブログに「かわいいの中にほんのりウザさが混じる」とありましたが、ポッちゃんの具体的にどのようなところが「ウザい」感じなのでしょうか？

まさに上記のようなところですよ(笑)。呼んでもないのに来てみたり、独り言にも反応したり、自分から強制なでなでに持ち込んだり。愛情がtoo muchと言いますか、しつこいんですよ。でもね、ポッちゃんもうちに来る前は野良出身で保護センターにおりましたから、こうしてウザいくらいに人間が好きになってくれて信頼を寄せてくれるのは、うれしいことだと思ってます。存分に撫でてもらって幸せだと感じていてほしいと思ってます。けどまぁ、こちらの事情はお構いなしなので面倒くせぇなぁと思うことも多いですけどね。ふふふ。


ポッちゃんのかわいい行動に、この漫画を投稿したブログのコメント欄には「無邪気でかわいい」「あぁ。撫でたいなぁ」「かわいい子のウザ絡みは、幸せ絡みですよね」「甘え上手」などの声が寄せられていた。

取材協力・画像提供：藤緒ミルカ(@mirumirupakupa1)

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