“記憶”がキーワード!福岡の人気劇団の新作舞台に注目
九州ウォーカー
福岡を中心に活動を行っている劇団・万能グローブガラパゴスダイナモスの新作舞台「ハダシの足音」の公演が、11月15日(水)から19日(日)までイムズホールにて開催される。

「ももち浜ストア」のレギュラーとして、すっかり福岡の朝の顔としてもお茶の間に浸透している劇団主宰の椎木樹人に、本公演について話を聞いた。

―――新作「ハダシの足音」について教えてください。
物語のキーワードは“記憶”です。人と人とのつながりって、共有してきた時間とか、思い出とか、そういう“記憶”というものが1番濃いものを作っているのでは…というところが話のキーになります。
舞台は近未来。いろんな人の記憶が引き出せたり、消すことができる「記憶の森」というもの存在しているんです。記憶の売り買いなどもされていて、一時期はそれが流行っていたのですが、いろいろ問題もあって、少し廃れてきたというところが時代設定となっています。
主人公の女性(40歳)は、20歳の時に記憶喪失になっていて、それまでの記憶を失っているんです。その女性が、忘れていた記憶に「記憶の森」で出合った時に、果たしていまの人生や性格は変わってしまうのか…

―――すごく深いですけどおもしろそうです!ちょっとドキドキします
本当ですか!?よかったー! SFなんですけど、家族や人との“つながり”ってなんだろう、というところも考えさせられるような内容になっています
―――今年5月にキャナルシティ劇場で行われた「星降る夜になったら」を観劇させていただきましたが、カーテンコールすごかったですね!
そうなんです!僕たちが12年間福岡でやってきたことがすべてあのカーテンコールにあらわれたような、本当によかったと思える時間でした。キャナルシティ劇場公演を経て、改めて、自分たちがおもしろいと思うものをどんどん作っていきたいなと強く感じました。いま、僕らも絶賛稽古中で、(新作が)どんな舞台になるか、自分たちもドキドキしています(笑)。でも、きっとおもしろ舞台になると思うので、ぜひイムズホールに観に来てください!

「ハダシの足音」は、大阪、東京でも公演が行われる。チケットは絶賛発売中だ。福岡発の人気劇団の新作を見逃すな!
【九州ウォーカー編集部/鶴田知子】
鶴田知子
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