新潟の魅力を発信!“発酵・日本酒・もの作り”の体験型ストア「FARM8 STAND」が御茶ノ水駅構内にオープン
東京ウォーカー(全国版)
発酵食品や地域資源を活用した商品開発を行う株式会社FARM8は、JR御茶ノ水駅構内「エキュートエディション御茶ノ水」2階に、“発酵・日本酒・もの作り”をテーマとした体験型ストア「FARM8 STAND」を2025年5月14日より期間限定でオープン。酒や発酵文化の新しい楽しみ方を発信し、東京の駅ナカで新潟の魅力を五感で味わえる場を提供する。

「FARM8 STAND」の特徴や楽しみ方などを担当者に聞いた。
ーー今回の出店に関して、意図や狙いは?
新潟のローカル資源や文化を都市部に直接届けることを目的とした体験型ストアです。コロナ禍で移動や交流の制限があったなかで、FARM8は地元・新潟に軸足を置きながら、商品開発や文化の継承に注力してきました。今回の東京出店は、その蓄積を踏まえた“再始動”の場でもあります。「FARM8 STAND」は“発酵文化の再発見”、“日本酒の新しい楽しみ方”、“もの作りの魅力発信”の3つの軸で展開します。
ーー今回の出店のイチオシ、目玉となるものは?
最大の特徴は、新潟の“発酵と日本酒文化”を駅ナカで気軽に体験できる空間であることです。そのなかでも特に注目していただきたい目玉コンテンツは以下の3つです。
・東京での本格展開は今回が初となるFARM8オリジナル発酵ドリンク「JOGURT(醸グルト)」の試飲販売
・厳選した日本酒をセルフスタイルで自由に楽しめる「新潟地酒12銘柄の飲み比べ体験」
・金属加工の技術が光る燕三条の逸品の展示販売
ーー今回の出店のアイデアはどのようにして生まれた?
私たちが長年取り組んできた“新潟の地域資源を都市の生活にどう届けるか”というテーマに対する、ひとつの答えとして「FARM8 STAND」は生まれました。
アイデアの原点は、コロナ禍で人の移動が止まり、地域の魅力を発信する場が極端に減ってしまったことにあります。オンライン販売やSNSでの発信を通じてつながり続ける努力をしてきましたが、やはり“リアルな体験”として手に取ってもらえる場所が必要だという思いが強くなっていきました。
加えて、新潟に訪れるのが難しい人にも「発酵文化のおもしろさ」や「日本酒の奥深さ」「燕三条の技術の美しさ」を直接届けたいという思いから、“駅ナカ”という日常に近い場所を舞台に選びました。
ーー実現に向けて苦労した点は?
大型店舗としてのスケールに耐えうる商品構成とオペレーションの構築です。FARM8としてもこれまでにない約165平方メートルの店舗規模に挑むなかで、発酵、日本酒、もの作りとそれぞれ顧客層の違うコンセプトをひとつのお店に、新潟の一貫したコンセプトとして打ち出す点で苦労しました。
地域で育ててきた商品のストーリーが、東京のど真ん中で人と出会う瞬間を作れるという大きなビジョンが関係者の背中を押し、実現にいたることができました。
FARM8としては都内最大規模となる期間限定POP UPストア
新潟の発酵文化や酒、職人技に触れられる、都内では珍しい体験型のPOP UPストア「FARM8 STAND」。2025年5月14日に全面開業した「エキュートエディション御茶ノ水」にて、約3カ月の期間限定で展開される。
店内では、発酵ドリンク「JOGURT シェイク」など、体にやさしい醸造ドリンクの提供をはじめ、12種類の新潟地酒を自由に味わえる日本酒セルフ飲み比べ体験、パウチ入り日本酒の銘柄をガチャで引き当てる「酒みくじガチャ」など、遊び心のある発酵・酒コンテンツが多数用意されている。




また、金属加工の一大産地・燕三条のもの作り企業と提携し、クラフト酒器やキッチンツールなど、匠の技が光るプロダクトを集めたコーナーも展開。地域アーティストによる大型アート作品の展示をはじめ、新潟の文化と現代的な感性が交差する空間を演出。




この記事の画像一覧(全10枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介