星野リゾートが横浜に2つの街ナカホテルを開業、「OMO5横浜馬車道」「OMO7横浜」それぞれのウリは?
東京ウォーカー(全国版)
星野リゾートは街ナカホテル「OMO(おも)」ブランドとして、2025年から2026年にかけて、神奈川県横浜市に新たに2つのホテルを開業。2025~26年冬に馬車道駅直結の超高層複合ビル内に「OMO5横浜馬車道 by 星野リゾート(以下、OMO5横浜馬車道)」、2026年春にJR関内駅前の横浜市旧市庁舎跡地に「OMO7横浜 by 星野リゾート(以下、OMO7横浜)」をオープンする。

横浜ベイエリアを一望!地上150メートル超の絶景ホテル「OMO5横浜馬車道」
「OMO5横浜馬車道」は、横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅直結の超高層複合ビルの46階~51階、地上150メートル以上の高さに位置。フロントがある46階は周囲の景色を眺めることができる回廊状の展望フロアになっており、みなとみらい、ベイブリッジなどのベイエリアや横浜市街を360度見渡すことができる。客室からも横浜の夜景を望むことができ、景色を独り占めするかのような贅沢さがウリだ。


客室は33平方メートル~136平方メートル、定員2人~6人の客室タイプがあり、ゆったりとした広さが特徴。全室に洗濯乾燥機、キッチンが備わっているので連泊や長期滞在にも適している。リビングとベッドルームが分かれた客室も多く快適に過ごせる。なかにはベッドルームが2、3室ある客室タイプもあり、ファミリーやグループの利用にもおすすめ。
横浜市旧市庁舎を活用したレガシーホテル「OMO7横浜」

「OMO7横浜」は、「BASEGATE横浜関内」と呼ばれるJR関内駅前の横浜市旧市庁舎跡地を活用した開発プロジェクトの一環として誕生する。昭和を代表する建築家・村野藤吾さんが手がけた旧市庁舎をレガシーホテルとして活用。市民に親しまれた景観を継承するため旧市庁舎の行政棟を原位置に残しつつ、建築意匠を最大限に活用・継承し、新たにホテルとしての再解釈を行いデザインする。
旧市庁舎の意匠を継承するデザイン
旧市庁舎内には村野さんとつながりのあった彫刻家・辻晋堂さんの泰山タイルアートが施されており、改装後はカフェの壁面としてそのまま使用。また、村野さんは「手すりの名手」と評されるほど、階段の手すりのデザインにおいて豊かな表現をしていたといわれている。旧市庁舎内の市民広間で使用されていた大階段をホテルの吹き抜けに移設再現し、なめらかな曲線を含む手すりの一部も再活用する。



多くの人の目にも触れる1階ロビーには、旧議会棟議場にあった円形照明の要素を取り入れた特殊照明を設置。照明の光の漏れ方や素材は新たにデザインし直すことで、ホテルのエントランスにふさわしい高揚感のある雰囲気を生み出す。また、ホテルの客室やパブリックエリアの色味は、旧市庁舎内で使用されていたタイルや家具、じゅうたんなどの色合いを参考にデザインする。


さらに、建築に関する展示も予定。宿泊しながら、建物が親しまれてきた当時の様子や横浜が発展してきた軌跡をたどることができる。

「OMO5横浜馬車道」は歴史と趣のある馬車道エリアに位置し、クラシックな建物やガス灯が並ぶ風景、さらにみなとみらいや山下公園などのベイエリアの魅力を伝える。一方、「OMO7横浜」は再開発が進む関内駅前エリアを拠点に、横浜中華街や野毛、伊勢佐木町といった地域の魅力を届ける。これら2つの施設を活用することで、歴史と新しさが交差する横浜を丸ごと満喫できるはずだ。なお、「OMO5横浜馬車道」は2025年夏ごろより、「OMO7横浜」は同年10月より、それぞれ公式サイトにて予約受付を開始する。
※「OMO7横浜」のパースは2025年3月時点でのイメージ。今後デザインを変更する場合があります。
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