星野リゾートの新ブランド「LUCY」の第1号施設「LUCY尾瀬鳩待」が9月1日開業!コンセプトは「最高の尾瀬ハイクがはじまるホテル」
東京ウォーカー(全国版)
星野リゾートは、同社にとって6番目となる新ブランド「LUCY(ルーシー)」を立ち上げ、「心揺さぶる山ホテル」をコンセプトに2025年春より全国展開を開始。「LUCY」は、従来の観光にとどまらない、自然の中での感動体験を提供する新しい旅の形を提案するブランドだ。その第1号施設として開業するのが「LUCY尾瀬鳩待 by 星野リゾート」。開業日は2025年9月1日(月)。宿泊予約は6月2日より受け付けを開始している。

ブランド誕生の背景と理念
日本は文化観光の強みを持つ一方、訪日外国人観光の約4分の3が都市部に集中している(※1)。これに対し、環境省は2016年に「国立公園満喫プロジェクト」を始動し、自然観光の充実を目指してきた。日本各地に広がる35の国立公園(2024年6月25日時点)の中でも、「山岳」は独自の信仰や四季の変化を背景とした豊かな観光資源である。
(※1)国土交通省 観光庁 宿泊旅行統計調査(2025年1月・第2次速報、2025年2月・第1次速報)より
これまで「山小屋」が自然観光の拠点として機能してきたが、快適性という面では課題が残されていた。こうした背景を受け、「LUCY」は自然観光のなかでも特に山岳観光に焦点を当て、快適な宿泊体験と心動かされる自然との出合いを融合した「山ホテル」という新たなカテゴリーを打ち出した。
「山ホテル」としての6つのブランドプロミス
「LUCY」では、山岳地帯でも都市並みの快適性を提供するため、以下の6項目をブランドプロミスとして掲げている。
1:プライベートな寝室
2:いつもの温水洗浄トイレ
3:シャワー&パウダールーム
4:肉・魚・玉子の贅沢ごはん
5:ホテル内にラストコンビニ
6:充電・Wi-Fi 無制限
このプロミスにより、登山初心者でも安心して滞在できる環境を整え、より多くの人が自然との触れ合いを気軽に楽しめるよう配慮している。
LUCY尾瀬鳩待の魅力
「LUCY尾瀬鳩待」は、群馬県・尾瀬国立公園の鳩待峠に位置し、尾瀬ハイキングの拠点として最適な立地を誇る。「最高の尾瀬ハイクが始まるホテル」というコンセプトのもと、山体験の前後を快適に過ごせる施設として設計されている。
客室は、1人から4人まで対応可能な3タイプ(ドミトリー・ツイン・フォース)を用意し、グループや家族旅行にも適している。また、夕食には地元食材を活用した「LUCY豚汁」を中心とした温かい料理を提供。朝食は24時間営業の「ラストコンビニ」にて、いなり寿司やエナジーバーなど多彩な選択肢を取りそろえている。
夜間には宿泊者限定のアクティビティを通じて、夕日・星空・朝日といった「山時間」を堪能できる。また、隣接する「はとまちベース Cafe&Shop」では、花豆ソフトクリームなど地元名物の味も楽しめる。
ニーズに合わせて選べる3タイプの客室
山での滞在を快適に楽しむうえで、プライバシーが確保された個室空間と質の高い睡眠環境は欠かせない要素である。「LUCY尾瀬鳩待」では、1人から4人までの宿泊に対応する3タイプ(ドミトリー・ツイン・フォース)の客室を用意しており、個人旅行はもとより、グループや家族での利用にも適している。



山滞在に欠かせない、食事ラインナップ
夕食のメインには、肌寒い山での夜にうれしい「LUCY豚汁」が提供される。食材の旨味や食感を存分に楽しめるよう、大きめにカットされた野菜とボリュームのある豚肉が使用され、さらに、大きなすくい豆腐をくずしながら味わうことで、心も体も温まるひと品に仕上がっている。加えて、魚や玉子、山の幸を用いた副菜も充実しており、翌日の尾瀬ハイキングに備えた栄養補給がしっかりと行える。
朝食は、館内に設けられた24時間営業の「ラストコンビニ」にて調達可能。中でも、黒ゴマ・わさび・五目・梅ちりめん・カレーの5種類をセットにしたフレーバー豊かな「いなり寿司」がおすすめ。そのほかにも、パンやドーナツ、エナジーバー、ゼリーといった多様なアイテムが取りそろえられており、宿泊者はその日のスケジュールや体調に応じて自由に選ぶことができる。



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