博多を代表する100年企業を目指して!あの鯛茶の名店が天神に4年半ぶりに復活オープン
東京ウォーカー(全国版)
4月にワンビルがオープンするなど、着々と進む再開発事業、天神ビッグバン。再開発によるビル建て替えに伴い、長年天神の地で愛され続けた飲食店が閉店・移転するといったニュースも多く耳にしてきた。

2021年2月に博多区店屋町に移転した「割烹よし田」も然りだ。
「割烹よし田」といえば、鯛茶がおいしい店として広く知られ、移転した当時は「天神を代表する日本料理の店もいよいよ移転か…」など、天神から姿を消すことに残念がる声が多数聞かれたもの。
ただ、そんな「割烹よし田」が4年半ぶりに天神の地に戻ってくる。2025年6月10日(火)に装い新たにグランドオープンする「割烹よし田 天神本店」の魅力を紹介していく。
よし田といえば、鯛茶

割烹よし田は1963年に創業。もともとは天神2丁目にあったが、1975年に天神1丁目に移転し、長年多くの人に愛されてきた。なかでもランチタイムに提供した鯛茶は割烹ならではの上品な味わいを手軽に食べられるとあって、天神で働く人々を中心に人気を集め、今では“鯛茶のよし田”として広まっているほど。

天神本店がグランドオープンするのはもともと旧本店があった場所。隣接するビルと同時開発したことで街の風景になじみつつも、コーポレートカラーでもあるべんがら色の縦格子が品のある和の雰囲気を作り出す。“よし田”と書かれた看板は控えめだが、建物自体がシンボルとなるようなデザインは、街の風景がどんどん変わっていく天神において、新しくも伝統を大切にする街づくりの見本となりそうだ。
おひとり様から日常使い、接待、慶事まで!

地上4階建ての建物は、1階〜3階がイートインスペースになっている。1階は旧本店を彷彿とさせるような懐かしい雰囲気を再現したボックス席に加え、1人でも利用しやすいカウンター席を準備。

間仕切りの障子にかつて使っていた包装紙の意匠を用いたり、竹格子を再利用したり、旧本店に通っていた人にとっては思わず「懐かしい!」と感じる設えが随所に。

最も収容人数が多い2階は最大60名が入れる大広間と個室2部屋を完備。大広間は人数に応じて、4つの空間に分けることができ、例えばやや大人数の15名程度のプライベートな宴会などにも対応可能。通常のランチタイム営業では、この大広間がメインの飲食スペースとなる。


3階は8タイプの個室があり、最大12名まで対応。プライベートな落ち着いた雰囲気で、ビジネスシーンから慶事まで、多様なシーンで重宝しそうだ。

メニューは名物の鯛茶(1760円)やイカの活き造り(時価)など博多店屋町店と同じ通常メニューに加え、天神本店限定のスペシャルランチコース(5500円)、季節感も大切にした4種の会席料理(1名8800円〜※要予約。注文は2名〜)も準備。

満を持して家庭向け商品も登場!

さらに天神本店のグランドオープンに合わせてトピックスがもう一つ。今までたくさんの要望があった家庭向け商品がついにリリースされる。その名も「家庭割烹」シリーズ。
「いつもの料理がちょっと格上げされる“割烹のさじ加減”を皆さまのご家庭に」をコンセプトに、名物・鯛茶のたれを家庭用にアレンジした「鯛茶たれ」、鯛を知り尽くしているからこそ生まれた「鯛だしつゆ」など、全7種をラインナップする。
プロ向けの特別な食材ではなく、いつものスーパーで手に入る食材との相性を追求しているというから、家庭でも気軽に活用できそう。

“博多を代表する100年企業”を目指し、未来に向けて新たなスタートを切る「割烹よし田」。名実ともに天神・博多を代表する割烹として、地元民・観光客と幅広い人々にますます愛されていきそうだ。
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