【福岡酒場放浪記】粋なオトナが集う三角市場の名酒場 「酒肆 ちろり」
九州ウォーカー
戦後すぐ渡辺通1丁目にできた闇市が前身で、1950(昭和25)年に渡辺通2丁目へと移転した「三角市場」は、“細路地の穴場”の雰囲気がウケ、近年若い客層も増加。ノスタルジックな木造アーケードには、現在約20店舗が軒を連ねている。その一番奥にあるのが、ツウ好みの日本酒の店「酒肆(しゅし) ちろり」(福岡市中央区)だ。

昭和レトロな日本酒店でほろ酔い♪
この地の空間に馴染む木目の外壁、杉玉が置かれた入口から入ると、店内はL字カウンターに7席のみのコバコ店。店主の小吉唯幸さんが優しい笑顔で迎えてくれる。脱サラ後、全国の酒場を飲み歩き、確かな目を培った店主が日本酒を厳選。多彩な酒を存分に楽しめるのが魅力だ。

自慢の日本酒は「田中六十五」や、大川市若波酒造の純米酒「若波」など、日替りで常時20から25種類を用意する。基本は486円からで、19時までの日替りサービス酒(324円)もあり、好きなおちょこを選べるのもうれしいポイント。

「深川豆腐」(594円)や「玉カツサンドイッチ」(432円)、「ざる豆腐の揚げたて厚揚げ」(540円)、「クジラベーコン」(1188円)、「ハモおとし」(864円)など、日本酒をよりおいしく堪能できるおつまみも多数そろえる。

日本酒ツウはもちろん、初心者でも気軽に酒を楽しめる。あなたも仕事終わりにレトロな同店で一杯飲んでみてはいかが?
[酒肆 ちろり]福岡県福岡市中央区渡辺通2-3-32 / 092-771-1339 / 17:00~24:00(LO23:00)、土曜~23:00(LO22:00) / 日曜・祝日休み
【九州ウォーカー編集部/取材・文=上村敏行(J.9)、撮影=戸高慶一郎】
上村敏行
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