【実体験】1円単位のワリカンはあり?なし?「昭和引きずり女」と「年下合理主義男」、相容れない二人の恋の行方【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)

婚活中、マッチングアプリで年下男子・こうきと出会ったアイコ。大手IT企業勤めで見た目も悪くない彼との食事で、まさかの「1円単位のワリカン」に衝撃を受ける。おごられて当然と考える“昭和女”と、合理主義な“ワリカン男”。一見わかり合えない二人が、互いに理解し惹かれ合っていくラブコメ漫画『「女はおごられて当然」と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話』を紹介する。作者のコニシ ナツコさんに制作秘話などを聞いた。
作者の実体験がモデル!価値観のズレから生まれた物語




コニシさんが漫画を描くきっかけは、30代半ばで大学時代の先輩が漫画家になっていることを知り、「未経験からでも描けるのかな?」と思い立ち、イラストから始めたことだという。SNSで漫画の反響がよかったことが続ける原動力になったと語る。
昭和なアイコと今ドキなこうきの対比が面白い本作の発端は、作者自身と昔付き合っていた男性がモデルだという。当時は「男性はおごってくれるもの」と考えていた自身と「絶対におごらない彼」の価値観のズレに悩み、「この漫画を描くことで彼の価値観を理解できるのでは」という下心から描き始めたと明かした。男性性・女性性の違いや女性の成長をテーマに、モデルの二人を独自のキャラクターとして描いている。
「こんな男ぜったい嫌!」と思っていたアイコに変化が?
漫画の反響について、「友人知人には驚かれているが、自分の人生の変化そのものなので、いずれ漫画に盛り込みたい」と語る。同世代女性向けに描いたが、男性からも「おもしろい」と言われうれしいという。「読者の感想はその方の価値観のフィルターを通すので、さまざまな感想を楽しみにしている」と述べた。
「こんな男ぜったい嫌!」と思っていたアイコが、固定観念を覆す彼の言動に惹かれ、変わっていくさまは目が離せない。ほかにも独自の価値観を持った人物が登場し、共感できるポイントも多い作品となっている。
【漫画】本編を読む
取材協力:コニシ ナツコ(@natsukoni81)
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