恐竜の森に溶け込む、新たな非日常体験。「リゾナーレ福井」が2027年秋に誕生！

株式会社星野リゾートは、北陸エリアで初となるリゾートホテル「リゾナーレ福井」を福井県勝山市に開業すると発表し、2025年3月31日に起工式を執り行った。「リゾナーレ」ブランドが福井県へ進出するのはこれが初めてであり、星野リゾートとしても同県での初展開となる。

計画地は、世界三大恐竜博物館のひとつである福井県立恐竜博物館を擁する「かつやま恐竜の森(長尾山総合公園)」内に位置している。施設はPark-PFI(公募設置管理制度)のスキームを活用した官民連携事業として建設が進められる。「リゾナーレ福井」の開業は2027年秋を予定している。

自然と共生するデザインで、恐竜の森に新たな滞在価値

施設は、長尾山の自然と調和する円柱形の建物で、アカマツが群生する森になじむデザインが採用されている。四季折々の自然を体感できる眺望や、多彩な屋外アクティビティの提供を通じて、地域の魅力を最大限に活かす構成となっている。かつやま恐竜の森という立地条件を活かし、福井県立恐竜博物館をはじめとする周辺コンテンツと連携し、訪れる人の記憶に残る体験を創出する。
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官民連携の取り組み

本事業は、勝山市が管理する長尾山総合公園内で、民間の活力を取り入れた観光振興策としてPark-PFI制度を活用。2021年の公募型プロポーザルで事業者として選定された企業グループの一員として、星野リゾートが参画している。同社はホテルの運営に加え、公園全体の管理運営にも関与し、地域全体のにぎわい創出と魅力向上を目指している。また、2022年には福井県と「リゾートホテル整備運営に関する協定」を締結しており、今回のプロジェクトはその第1号案件だ。

宿泊施設計画概要

・施設名称：リゾナーレ福井
・所在地：福井県勝山市村岡町寺尾51-11(かつやま恐竜の森内)
・延床面積：1万2684.28平方メートル
・客室数：100室
・階数：地上8階・地下1階
・開業時期：2027年秋(予定)
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「リゾナーレ」ブランドについて

「リゾナーレ」は、星野リゾートが展開するリゾートホテルブランド。夢中になって楽しみ尽くす「PLAY HARD」をコンセプトに掲げ、地域や季節に根ざした体験と空間デザインを提供する。国内外に7施設を展開しており、今後さらに拡大を予定している。

2025年12月に開業！リゾナーレ下関(山口県下関市)

そのひとつとして、2025年12月11日(木)に山口県下関市にて「 リゾナーレ下関 」が開業。予約受け付けは6月24日(火)より開始予定だ。関門海峡を望むオーシャンビューの客室を特徴とし、敷地内には地下からくみ上げた海水を使用したインフィニティプールを完備。関門橋の絶景を眺めながら海水に触れるという、ここでしか味わえない特別な体験が楽しめる。また敷地内にはガーデンエリアも整備され、自然と海が調和した開放的な空間が演出されている。

北陸の大自然と恐竜文化が融合する「リゾナーレ福井」、そして関門海峡の絶景と海の恵みを満喫できる「リゾナーレ下関」。それぞれが地域の個性を活かした新たなリゾート体験を提案する。開業までの進捗に注目しつつ、次の旅の目的地としてその候補に加えてみてはいかがだろうか。