【漫画】まったく手を出してこない恋人未満の彼。脈ナシかと思ったら、手紙を渡された!?【著者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)




――数回目のデートでも、手もつながず、キスもない、いわゆる「まったく手を出してこない」はる君の態度に、ゆりは「本当にただの友達のつもりなのかな」と彼の気持ちをはかりかねます。付き合っていない状態なのではる君がしっかり線引きしているのもわかりますが、ほかの部分でも「好き」のサインが読み取れなかったということでしょうか?もしくは、自信がないとか?なかきはらさんは、このタイミングでの2人の態度を恋愛のステップ的にはどう思われますか?
なかきはらさん:恋愛経験の少ない2人だからこそ、ちょっとチグハグしちゃったんでしょうね。「好きな人だからこそ大事にしたい」っていう、はる君。ゆりからしたら「え、私って異性として見られてないの?」と不安になってしまいますが、でもその不器用さが、はる君のいいところでもあると思います。
チグハグするくらいが思い出にもなるし、その思い出は絆にもなるのかなと思います。
――その後、はる君からラブレターをもらって、正式に付き合い出します。ゆりは「こんなまっすぐな男の人いるんだ」と感動していますが、はる君が手紙で告白した理由と、なかきはらさん的に恋愛における「告白」について所感を聞かせていただきたいです!
なかきはらさん:ラブレターって昭和かいっ!って感じてしまうかもしれないんですが、でも、私がもらって1番うれしいのは手紙だったりします。はる君は奥手男子だし、ちょっと感動屋さんだし、「なんか手紙で告白しそうだな」って思いました。
“告白”っていろんな方法があるけど、人に一番聞いてみたい部分だし、「人となり」が出るところなんじゃないかと思ってけっこう大切に描きました。
――一夜を過ごした翌日の2人の会話で、「うちは母が専業主婦だったんだけど朝食だけは父が作ってくれてたんだ」というセリフにひっかかりを覚えるゆり。家事の分担やお互いの観念のすり合わせは、このとき「私たちは結婚しないし」と思っていたので、ゆりは一旦スルーしたのでしょうか。
なかきはらさん:これはスルーしましたね。幸せいっぱい状態のゆりにとっては都合の悪い話なので、聞かなかったことにしたんだと思います(笑)。付き合いたてで、踏み込んだ話はなかなかできませんしね。
いよいよ告白を経て、恋人になった2人。順調に恋愛が始まり、楽しい日々を過ごしていた。そしてこの先に、「結婚」をめぐって一大事が起こるのだが…。この先の展開からも目が離せない。
取材協力:なかきはらあきこ(@nakakihara_hibi)
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