「生き残る方法は、カップル成立…?」恋愛経験ゼロの殺し屋たちが挑む“ラブデスゲーム”【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)

目が覚めると知らない部屋に閉じ込められていた男女6人。首には不穏な首輪ががっちりはめられ、外れそうにない。実はここに集められたメンバーは、すべて殺し屋だった。もしかしてこれからデスゲームの開幕か!!…と思いきや、始まったのは“ラブデスゲーム”…そう、殺し屋たちが命をかけてときめく恋をする恋愛リアリティショーだった――!!

巨大画面に能面を付けた運営が登場し、彼らにルールを説明する。生きて外に出る方法はただひとつ――カップルを成立させること!「なぁんだ、簡単だわ」と侮ってはいけない。なにしろそこに集められた殺し屋たちは、恋愛経験ゼロの初心者たちばかりだったのだから、さぁ大変。
本作『ラブデスゲーム』を描いたのは、2024年12月まで「DLsite comipo」(viviON)にて『強がりユキヒト君はデレたくないのに』を連載していた漫画家・墨染清(@sumizomesei)さん。「息抜きに描いたプチ漫画ですが、うっかりちゃんとペン入れしてしまったので載せちゃいます」と墨染清さんがSNSに公開すると、読者たちは「なんだこのおもしろそうな話は!」「“うっかりちゃんとペン入れ”してくださったことに感謝‼︎」と反応。「人数的にBLありなのが業が深いw」「メンツ的に全員生還しようとしたら必ずBLせねばならんのに運営の趣味を感じるなぁ…」などの感想も飛び交った。

墨染清さんに本作について話を聞いてみた。
――「“うっかりペン入れ”をしたとおっしゃっていますが、登場人物たちのプロフィールまでしっかり作り込まれていましたね。「こういうの考えてる時間が一番楽しいんだから」というXでのコメントも拝見しました!
私の場合、ストーリー重視の漫画を描くときはキャラクターのプロフィールにあまり遊びを入れられないのですが、こういった“あきらかなネタ漫画”では気楽にプロフィールを作れるのでとても楽しいです。どんなプロフィールでもストーリーに無理なく取り入れられるのが、こうした漫画の魅力だと思っています。
――続編を期待する声も寄せられていましたが、また“うっかりペン入れ”しちゃう可能性は…?
可能性は十分あります。ああいう展開にしたらおもしろそうだなと、続きのアイデアを考えて遊ぶこともあります。もう少し時間に余裕ができたら、ぜひまた描いてみたいですね。

登場人物たちのプロフィールを読んだあとに本編を再読すると、さらにおもしろみが増す本作。個人的には「業界屈指のベテラン・62歳」のオジサマの恋の行方が気になるところだが、みなさんはどうだろうか?プロフィールを踏まえて読むと、また違った角度からじわじわとおもしろさがこみあげてくるので、本作を読む際は最後のプロフィールまでお見逃しなく。
取材協力:墨染清(@sumizomesei)
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