海外旅行で8人1室のドミトリーに宿泊→仲良くなったけど、なぜか飲み会は蚊帳の外…このモヤモヤは?「小さなバッドエンド」に共感の声【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)

漫画家の五箇野人さん(@gokayajin)は、『海外 縁にまかせて歩くだけ。』や、『つかれたときに読む海外旅日記』など、自身の海外体験を作品に描く人気作家だ。そんな五箇野人さんの人気漫画『そんな日もある。』を紹介。
本作は、五箇野人さんならではの視点や、これまでの旅日記シリーズとは対照的に、会計時にレジの店員に長電話で放置されたり、宿泊者同士の距離が近いドミトリーで自分だけ蚊帳の外に置かれたりと、がっかりしたりしょんぼりしたりするような小さな出来事を淡々と描いている。タイトル通り「そんな日もあるよ」と言いたくなるような同シリーズを描いた思いを、作者の五箇野人さんに聞いた。
「怒、哀」をあえて描く…バッドエンドをポジティブに変える


『そんな日もある。』を描いた思いについて五箇野人さんは、「今までの旅日記では喜怒哀楽でいうと『喜、楽』をずっと描いてきたので、『怒り』『哀しみ』というと大げさだが、『怒、哀』を描けないかなと以前から考えていて、今回のような形に落ち着いた」と語る。
蚊帳の外に置かれる、運悪く並び直しになるなど、まさに「そんな日もある」と言いたくなるような、海外旅のエアポケットのような体験が描かれている。これまでの旅日記シリーズとの制作の違いや難しいポイントについては、「軽いエピソードだが一応バッドエンドなシリーズなので、優しい雰囲気のカラーにして暗くなりすぎないようにしつつ、1ページにコマとセリフを詰め込む旅日記とは対照的に、なるべく少ないセリフで描きたいなと意識して進めている。さまざまな面で旅日記の逆に振れたらと考えている」と、新シリーズへの挑戦を明かした。
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