『ちいかわ』の世界に入り込める体験型施設「ちいかわパーク」最速レポート…“穴に落ちたハチワレ”、“ゴブリンたちの牢屋”などフォトスポットも満載!

東京ウォーカー(全国版)

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幅広い層から支持されている人気漫画『ちいかわ』。その世界に入り込める体験型施設「ちいかわパーク」が、サンシャインシティ アネックス(東京・東池袋)にて、2025年7月28日(月)よりオープン。7月22日にはメディア内覧会が行われ、一足早く、施設内を見学させてもらえた。本記事では、実際に展示物などを拝見したうえで気になった、ウォーカープラス編集部おすすめのスポットをピックアップして紹介しよう。

巨大な“あのこ”の下を通り抜けて、「ちいかわパーク」体験展示エリアに突入!撮影:ソムタム田井


カチューシャを付けて『ちいかわ』の世界に没入

『ちいかわ』はイラストレーターのナガノさんが描くX発の漫画作品。いつも一生懸命なちいかわと友達のハチワレ、うさぎなどの個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる、楽しくて、切なくて、ちょっとハードな日々を、ほのぼのとしたタッチで描いた物語で、原作漫画『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』は現在7巻まで発売中。テレビアニメも「めざましテレビ」(フジテレビ系列)内で放送され、好評を博している。

撮影:ソムタム田井


「ちいかわパーク」は、作品の世界観を活かした体験展示エリア(地下1階)と、ゲームコーナー&ショップエリア(1階)という構造になっており、順に見ていくと、体験展示エリアでは、作品に登場するさまざまな場面をモチーフにした展示が点在。それぞれの空間が物語のワンシーンを再現しており、進むたびに、ちいかわの世界がさらに広がっていく。

撮影:ソムタム田井


壁一面が漫画のコマ割りになっていて、ちいかわたちのこれまでの物語が描かれているエントランスを抜けた先には、最初のコンテンツ「目覚まし回廊」が現れる。ぐるぐる回る渦巻の中を歩いて進むので、目を回さないように注意しよう。ちいかわの願いを叶えた黒い流れ星による、時間の巻き戻しが体験できるかも!?

渦巻の中を歩いて進む「目覚まし回廊」撮影:ソムタム田井


回廊を抜けた先では、「ちいかわパーク」オリジナルデザインのカチューシャを販売する「カチューシャ売り場」が営業中。カニカチューシャを付けたモモンガと古本屋、レジに立つポシェットの鎧さんが出迎えてくれるので、こちらでカチューシャをゲット!付けたうえでパーク内を散策すれば、気分も高まること間違いなし!

オリジナルデザインのカチューシャを販売する「カチューシャ売り場」撮影:ソムタム田井


体験展示エリアの中央にある、不思議な「木」の下では、ちいかわたちとの記念撮影ができる。木の周りに置かれたベンチに座ると、目の前のモニターにちいかわたちが登場。カメラをよく見て、彼らとの記念撮影を楽しもう。撮影した写真はQRコードを読み取めばダウンロードできるので、こちらもお忘れなく!

撮影:ソムタム田井


また同エリアでは、「穴に落ちたハチワレ」の様子を再現した体験コンテンツも展開。穴の天井部は鏡になっており、そこに映った姿を撮影することで穴の底にいるかのような写真を撮ることができる。同時に行われる自動撮影ではオリジナルフレームの写真もダウンロードできるので、訪れた際は必ず立ち寄りたいスポットだ。

オリジナルフレームの写真も撮影できる撮影:ソムタム田井


次のエリアに進むには、「あくむな部屋」を通り抜ける必要がある。こちらはゾウが生み出した悪夢の世界。怪しげな光が明滅する鏡の迷路で、どこまでも無限に広がっているような空間には思わず迷ってしまいそう……。奥には不敵に笑うゾウが待ち構えている。

ゾウが生み出した悪夢の世界「あくむな部屋」撮影:ソムタム田井


フォトスポット「ゴブリンたちの牢屋」では、オデが牢屋を破壊して脱出するシーンを完全再現。投げ飛ばされそうになっているゴブリンの横を抜けて檻の裏手に回れば、ちいかわたちと並んで記念撮影することもできる。

撮影:ソムタム田井


そうしてすべてのエリアを巡り、外に出ると、ちいかわ、ハチワレ、うさぎ、モモンガたちがランダムで登場するキャラクターグリーティングが楽しめる。今回は特別に全キャラクターが登場し、写真撮影に対応してくれた。

ちいかわ、ハチワレ、うさぎ、モモンガたちが登場!撮影:ソムタム田井


ゲームコーナー&ショップエリアも充実!

エスカレーターで1階に上がると、「ちいかわパーク」限定グッズをはじめ、好きなパーツを組み合わせて名入れできる商品など、ここでしか手に入らないアイテムを多数取り扱うショップエリアがある。

ゲームコーナー&ショップエリア撮影:ソムタム田井


さらに、オリジナル景品がもらえるゲームコーナー(有料)もあり、こちらは通常2種類のゲームのうち、どちらか一つを選んで体験する仕様なのだが、今回は特別に両方のゲームを試遊させてもらった。

ゲームコーナーで遊べる「ミートボールころがし」撮影:ソムタム田井


「ミートボールころがし」は狙いを定めてミートボールを転がし、穴に落とすゲーム。「くものすキャッチャー」は装置を使ってちいかわたちを飛ばし、くものすで捕獲するゲームだ。どちらも回数制限はあるものの、成功すれば豪華賞品が手に入るので、買い物を楽しんだ後はこちらのゲームにも挑戦しよう。

ゲームに成功すると豪華賞品がもらえる撮影:ソムタム田井


『ちいかわ』をあまり知らなかった編集部員も、ちいかわやハチワレたちに導かれ、体験展示エリアを全部見終わるころには、“やさしくて、あたたかい”世界観の虜に。体験展示エリアの出入り口がある地下1階の壁面のイラストを見て、展示のモチーフになった漫画の各シーンを一つひとつチェックしていた。

オリジナルデザインのTシャツなども販売撮影:ソムタム田井


また、書籍以外の商品はすべて新しい限定グッズという1階のグッズ売り場でも、ユニークなイラストのTシャツに目を奪われたり、好きな文字を入れられる「カスタムキーホルダー」をチェックしたりと、お土産選びに悩む姿も。フォトジェニックな空間も多く、写真撮影もたくさん行い、充実した思い出が作れた……と話していた。

「カスタムキーホルダー」を作れるショップ撮影:ソムタム田井


このように見どころ満載で、気になるグッズも豊富に用意された「ちいかわパーク」は、はじめて『ちいかわ』に触れる人にとっても非常に満足度の高い体験型施設となっている。

予備知識なしでふらっと立ち寄るのもいいが、漫画をチェックしてから遊びに行けば、より深く、一つひとつの展示を楽しむことができるので、気になる方は軽く予習をしてから会場に足を運ぶことをおすすめしたい。なお、ちいかわパークの入場には、事前の申し込み(抽選)が必要なので、注意を!運が良ければキャンセルが出て当日入場できるケースがあるかも!?申し込み方法や期間など詳細は公式サイトで確認しよう。

「ちいかわパーク」の外観撮影:ソムタム田井




(c)nagano

取材・文=ソムタム田井
※ちいかわパークの入場には事前に抽選申し込みが必要です。
※応募期間など詳細は公式サイトよりご確認ください。
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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