産地や生産方法を意識して「乳製品」を選ぶ人はまだ4割未満、サステナブルで栄養価の高い「グラスフェッドバター」とは?
東京ウォーカー(全国版)
フォンテラジャパン株式会社が、20から60代の男女500名を対象に「食に関する意識調査」を実施。近年、食の安全や持続可能性への関心が高まる中、消費者の食品選びの基準は多様化している。一方、バターや牛乳といった乳製品においては、その背景にある生産方法まで意識して選んでいる人はまだ少ない現状がある。
今回の調査では、消費者が野菜の産地や栽培方法にはこだわる一方で、乳製品を選ぶときに、乳牛の生育環境や環境への配慮への意識はまだまだ低いという実態が明らかになった。
産地や生産方法を意識して「乳製品」を選んでいるひとはまだ約4割
食品の購入時に産地や栽培方法を「意識する」と答えた人が、お米では54.4%、野菜では46.2%、お肉では48.8%、魚介類では46.2%だったなか、牛乳やバターなどの乳製品を購入する際に、産地や生産方法、生産者のこだわりを「意識する」と答えた人は38.4%にとどまり、他の食品と比較して意識が低いことが判明。
また、乳製品の購入時に産地や生産方法などを「意識しない」と回答した人にその理由を尋ねたところ、「価格を重視する」が45.8%と最も高く、次いで「選ぶための知識がない」が23.1%、「選択肢が少ないと感じる」が10.1%、という結果となり、そもそも乳製品を「選ぶ」という考えやシーンに出会っていない消費者が多くいる可能性も示唆された。
さらに、スーパーでグラスフェッドや放牧などの生産方法が異なる乳製品の選択肢が「豊富だと感じない」と答えた人は79.0%という結果となり、約8割の消費者が多様な乳製品を求めているにも関わらず、選択肢が限られてしまっている実態も浮き彫りになった。
サステナブルで栄養価の高いバター「グラスフェッドバター」とは?
環境負荷の低減や動物福祉に配慮した酪農モデルとして注目されるグラスフェッド。ニュージーランドのグラスフェッドの魅力は、大自然の中で乳牛が自由に歩きまわり、のびのびと牧草を食べて育つ(※乳牛への栄養補給のために一部補助飼料を与えることがある)、自然や動物に寄り添った酪農方法から生まれる「自然のおいしさ」だ。
通常のバターに比べてβカロテンやビタミンDが多く含まれており、ニュージーランドでは成⻑ホルモンの使用が禁止され、抗生物質の使用も限定されていることから、より自然に近くて安心安全なバターといえる。
グラスフェッドバターを取り扱っている「フォンテラ」とは?
フォンテラはニュージーランドを本拠地とする数千戸の酪農家による協同組合。世界各国に約2万名の従業員を擁し、ニュージーランド国内における集乳シェアは約80%にのぼる。世界100以上の国々にチーズ、バター、粉乳、乳たんぱくなど幅広い乳製品を輸出する、世界最大規模の乳製品輸出企業であり、フォンテラジャパン株式会社はフォンテラの日本法人で、年間約12万トンの乳製品を取り扱っている。
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