【結末にゾワッ】「何があったか明瞭ではない」…バーに現れた“近藤さん”の正体と、不気味な結末【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
土日はお家で漫画三昧!2025年上半期にバズった漫画を紹介。
実話ホラーを求めて客を待つスナック店主兼シナリオライターのエミが主人公の漫画「丑三つ時、コワい話はこのBarで」。フジテレビ「ほんとにあった怖い話」などの脚本家でもある原作者・穂科エミさんが集めた実話をもとに、コワイ話を1話完結で展開していく。今回は、第5話「近藤さん」について原作者の穂科エミさん、漫画担当の近原さんの2人に話を聞いた。
記憶を消す不気味な客の正体
エミの店に、近隣で「不気味」と噂の人物「近藤さん」が来店する。老舗ゲイバーの美和ママによると、彼と会っても別れたあとは、顔も姿も話した内容も思い出せないのだという。一見普通の客だった近藤さんだが、エミのある言葉をきっかけに様子が急変する。
「怪異」から残された「最高の出会い」
不気味な近藤さんの正体について、穂科さんは「一番ピンとくるのは『怪異』ですかね」と語る。花子さんや八尺様などと同じタイプの存在ではないかと考えたそうだ。
話の結末に登場する、カクテル「キール」の花言葉は、穂科さんの強い希望で採用された。「最高に怖い思いをさせられて、翌日は顔も声も話した内容も思い出せない。後味の悪さのなか、近藤さんから残された言葉が『最高の出会い』だったら、とんでもなくゾワッとする」と、その狙いを明かす。二度と会うことはないと言われているが、「もし、もう一度会ってしまったら何が起きるんだろう『絶対会いたくない!』」と読者の恐怖を煽る演出意図があるという。
不可解さがじんわりとした怖さに
漫画担当の近原さんは、第5話の見どころについて「バーの日常と穏やかな客人との和やかな時間と、禁忌を破ったあとの不穏さの対比を感じてほしい」と話す。
これまでの話と展開が少し異なる第5話では、見せ方にも工夫をしたという。近原さんは「いつもは怖い体験をした訪問客から話を聞くという流れでしたが、今回は全員が当事者になってはいるものの結局のところ何があったかは明瞭ではない」と指摘する。その「はっきりとしない不可解さがじんわりとした怖さに繋がれば」と考え、描いたそうだ。
ちなみに、ホラー漫画を描く近原さんは、学生時代に「友人とエレベーターに乗ろうとしたら目の前で人が消えた」という体験をしたことがある。「理解ができない事象を目の当たりにすると、怖いという感情よりも笑いが先に出るという不可思議な体験でした」と語った。
穂科さんが集めた実体験エピソードをもとに描かれた「丑三つ時、コワい話はこのBarで」は、本当にこんなことが!?と考えながら読むと、より一層怖くて惹き込まれるだろう。近々、書籍の発売も予定されている。
まんがを読む
取材協力:穂科エミ(@hbdg1999)、近原
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