【最後のセリフにゾク…】「なんで僕だけ…」読者を震撼させる衝撃のどんでん返し!青春とホラーが絡み合うラストにSNS騒然【作者に聞く】
東京ウォーカー(全国版)
少年たちが家を出て、森で生活する数日を描く大家(
@ksyjkysk
)さんの創作漫画『僕らの夏と灰』。森に棲みつく化け物と対峙し、大きく成長を遂げたと思っていた主人公。病室で目を覚ますと「あーあ、見つかっちゃったな。お前、もう大人になれないよ」と、誰かに告げられる。ラストのセリフに背筋がヒヤリ!予想のつかない展開に1.8万いいねが届く他、「え?どう言うこと?」「大人になるのがダメってこと?」と、解釈に戸惑う声も多かった。今回は、制作の裏側についても併せて紹介していく。構成がわかると、より背筋がゾクリとするぞ。
読者からは「大人になるのがダメってこと?」など解釈に戸惑いの声が続出!
子どもたちが「大人になりたい」「コンプレックスを克服したい」と願い、自分を変えるために家を離れ、森での生活を始めるところから幕を開ける本作「僕らの夏と灰」。しかし、森の奥深くには「灰入道」と呼ばれる不気味な化け物が棲んでおり、子どもたちは真夜中にその化け物に遭遇してしまう。
少年たちは怯えながらも、恭介の「灰入道を倒そう!」という提案で灰入道を崖から突き落とす計画を立てる。いじめや劣等感に苦しんできた彼らは、灰入道を倒すことを通じて自分の殻を破り、新たな一歩を踏み出せるのではないかと思ったのだ。そして、少年たちは協力して化け物を崖から突き落とすことに成功し、「やったね。成し遂げた」と喜ぶ。しかし、物語は中盤で一転し、仲間が行方不明になり、落としたはずの灰入道が再び現れる。必死に逃げ惑うカズ…そのとき、化け物の正体が明らかになる!!
この展開について、作者の大家さんは「この話は最初から消防団に発見されるまで、カズの妄想です」と衝撃的な設定を明かす。崖から落ちた際にかすり傷で済んだといっているが、実際にはカズ以外の仲間は全員命を落とし、唯一生き残ったカズは何らかの影響で幻聴や幻覚を患ってしまったのだ。大家さんはそれを「灰入道の仕業です」と説明してくれた。
さらに、大家さんは「カズの妄想を具現化して、あたかもみんな生きているように見せていました」とも明かす。物語に登場した灰入道の姿は、実際には灰入道が見せた幻覚であり、その正体は捜索に来ていた消防団員だった。つまり、大家さんによれば「灰入道は、カズに人殺しをさせるように仕向けたんですね。遊ばれていたわけです」と教えてくれた。
取材協力:大家(@ksyjkysk)
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